大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は、日本国内における女子のサッカー技術の向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与することを目的とし、中学1年生以上の登録選手を対象とした国内で最も権威のある単独チームの大会として実施する。
名称
皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会
主催
公益財団法人日本サッカー協会
主管
一般社団法人宮城県サッカー協会、公益財団法人茨城県サッカー協会、公益社団法人栃木県サッカー協会
公益社団法人群馬県サッカー協会、一般社団法人長野県サッカー協会、一般社団法人福井県サッカー協会
一般財団法人静岡県サッカー協会、一般社団法人京都府サッカー協会、一般社団法人大阪府サッカー協会
一般社団法人兵庫県サッカー協会、一般財団法人鳥取県サッカー協会、公益財団法人広島県サッカー協会
後援
朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
協賛
JFA Youth & Development Official Partner
トヨタ自動車株式会社
ニチバン株式会社
株式会社モルテン
日程
〈1回戦〉 2021年11月27日(土)・28日(日)
〈2回戦〉 2021年12月4日(土)・5日(日)
〈3回戦〉 2021年12月11日(土)・12日(日)
〈4回戦〉 2021年12月25日(土)
〈準々決勝〉 2021年12月29日(水)
〈準決勝〉2022年1月5日(水)
〈決勝〉2022年2月27日(日)
会場
1回戦
セイホクパーク石巻 石巻フットボール場
日東シンコースタジアム丸岡(丸岡スポーツランド) サッカー場
藤枝総合運動公園 サッカー場
三木総合防災公園 陸上競技場
Axis バードスタジアム
2回戦
セイホクパーク石巻 石巻フットボール場
日東シンコースタジアム丸岡(丸岡スポーツランド) サッカー場
三木総合防災公園 陸上競技場
3回戦
真岡市総合運動公園 陸上競技場
藤枝総合運動公園 サッカー場
4回戦
ケーズデンキスタジアム水戸
長野Uスタジアム
ヤンマースタジアム長居
広島広域公園 第一球技場
準々決勝
アースケア敷島サッカー・ラグビー場
サンガスタジアム by KYOCERA
ヤンマースタジアム長居
準決勝
カンセキスタジアムとちぎ
決勝
サンガスタジアム by KYOCERA
組合せ
本協会において抽選を行い決定する。
代表者会議
実施しない。
開会式
実施しない。
参加資格
- (1) 本協会に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであること。
- (2) 2009年4月1日以前に生まれた女子選手であり、2021年11月2日(火までに本協会に登録(追加登録も含む)されていること。小学生は出場できない。また、中学生以下の選手だけの大会参加申込は不可とする。
- (3) クラブ申請制度の適用:
本協会により「クラブ申請」を承認された「クラブ」内のチームに所属する選手(複数人も可)については、所属チームから移籍すること無く、上記(1)のチームで参加することができる。但し、参加する選手については、以下のすべてを満たしていること。
①上記(2)を満たしていること。
②下記種別区分のチームに所属すること。
(ア)参加チームの種別区分が「WEリーグ・Lリーグ・一般・大学」の場合:
同一「クラブ」内のチーム登録種別区分「高校」・「クラブ(高校生)」・「中学」・「クラブ(中学生)」
(イ)参加チームの種別区分が「高校・クラブ(高校)」の場合
同一「クラブ」内のチーム登録種別区分「中学」・「クラブ(中学生)」
③本大会の予選を通して、他のチームで参加(参加申込していないこと。 - (4) 外国籍選手:5名まで登録でき、1試合3名まで出場できる。
- (5) 移籍選手:本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込していないこと。
参加チームとその数
参加チームは、次のとおり各リーグ及び、9地域協会から選出された48チームとする。
北海道 | 2 | 東北 | 1 | 関東 | 7 |
---|---|---|---|---|---|
北信越 | 1 | 東海 | 4 | 関西 | 2 |
中国 | 4 | 四国 | 1 | 九州 | 3 |
WEリーグ | 11 | なでしこリーグ1部 | 12 |
大会形式
ノックアウト方式(3位決定戦は行わない)
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規程を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール 試合球はモルテン社製ボール『皇后杯試合球(品番:F5E5000W』とする。 マルチボールシステムを採用する。
- (3) 競技者の数
競技者の数:11名
交代要員の数:7名以内
交代を行うことができる数:5名以内
※試合が途切れる回数を減らすため、試合中の交代は各チーム最大3回とする。加えて、ハーフタイム時にも交代することができる。ただし、延長戦が行われる時、各チームは
・加えて、さらに1人の交代要員を用いることができる(既に最大数の交代要員を用いている、いないにかかわらず)
・加えて、さらに1回の交代を行うことができる(既に最大の交代回数を用いている、いないにかかわらず)。
・加えて、次の交代を行うことができる。
┗延長戦が始まる前
┗延長戦のハーフタイム
ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数役員の数
ベンチ入りできる役員の数:6名以内名以内 - (5) テクニカルエリアテクニカルエリア
戦術的指示はテクニカルエリア内から都度1名の役員が伝えることができる。 - (6) 競技者の用具
①ユニフォーム
a.本協会のユニフォーム規程に基づいたユニフォームを使用しなければならない。
b.Jクラブ傘下のチームについては、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。
日本女子プロサッカーリーグ加盟チーム又はその傘下のチームについては、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)のユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。
一般社団法人日本女子サッカーリーグ加盟チーム又はその傘下のチームについては、日本女子サッカーリーグのユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。
ただし一部でも仕様が異なる場合は認められない。この際、シャツの色彩が審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得ない場合、審判員用のカラーシャツを複数色、チームで準備出来る場合のみ使用を認められる。
c.ユニフォーム(シャツ・ショーツ・ソックス)については、正の他に副として、正と色彩が異なり判別しやすいユニフォームを参加申込書(WEB登録)の際に記載し、各試合に必ず携行すること(FP・GK用共)。本協会に登録されたものを原則とする。
d.主審は、対戦するチームのユニフォームの色彩が類似しており判別しがたいと判断したときは、両チームの立ち会いのもとに、その試合において着用するユニフォームを決定する。
e.前項の場合、主審は、両チームの各2組のユニフォームのうちから、シャツ、ショーツ及びソックスのそれぞれについて、判別しやすい組み合わせを決定することができる。
d.シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
e.ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
f.ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」に基づき承認された場合のみこれを認める。 - (7) 試合時間
①試合時間は90分(前後半各45分)とする。
ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで):原則15分間
②試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
30分(前・後半15分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK方式により勝者を決定する。
延長戦に入る前のインターバル:5分間
PK方式に入る前のインターバル:1分間
③アディショナルタイムの表示:行う - (8) その他
①第4の審判員の任命:行う
懲罰
- (1) 本大会の予選は懲罰規程 上の同一競技会とみなし、予選終了時点で未消化の出場停止処分は本大会において順次消化する。ただし、警告の累積による場合を除く。
- (2) 本大会は、本協会「懲罰規程」に則り、大会規律委員会を設ける。
- (3) 大会規律委員会の委員長は女子大会部会長とし、委員については委員長が決定する。
- (4) 本大会期間中に警告を2回受けた選手等は、次の1試合に出場できない。なお、準決勝進出チームの選手等が受けた準々決勝までの警告累積は、準決勝以降に持ち越さない。
- (5) 本大会において退場を命じられた選手等は、自動的に次の1試合に出場できず、それ以降の処置については大会規律委員会において決定する。
- (6) 本実施要項に記載事項にない懲罰に関する事項は、大会規律委員会にて決定する。
表彰
- (1) 優勝・準優勝チームに表彰状、メダル、チーム強化費を授与する。3位チームにチーム強化費を授与する。優勝チームには皇后杯・JFA杯を授与し、次回までこれを保持せしめる。
- (2) フェアプレー精神の育成・向上のため、フェアプレー賞を本協会選考基準に従い選考しトロフィーおよび副賞を授与する。フェアプレー賞はチーム単位とし、ベスト4に進出したチームの中から選考される。