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決勝ラウンド進出8チームが決定 第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会
2015年08月22日
第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会は8月21日(金)に大会2日目を迎えました。1次ラウンドが終了し、決勝ラウンドに進出する8チームが出そろっています。
初日に決勝ラウンド進出2チームが決まったグループAでは、エスパッソU-18(東海/静岡)と京都府立久御山高(関西1/京都)が首位をめぐって激突しました。熱戦の結果、6-1でエスパッソU-18が勝利し、グループ1位抜けを決めました。
グループBでは、前回大会優勝のFC聖和学園(東北1/宮城)と前回大会ベスト8のクラーク記念国際高(関西2/兵庫)が対戦しました。前日に黒星を喫していたFC聖和学園は、この日は積極的なドリブルが光ります。5分に木村駿介選手がシュートを決めて先制すると、その後も試合を支配。終盤はクラーク記念国際高のGK宮本拓選手を含めた猛攻を防ぎ切り、1-0で勝利を収めて2大会連続の8強入りを決めました。続いて行われた試合では、作陽高(中国/岡山)がサンクFCくりやまU-18(北海道1/北海道)に3-1で勝利して2勝1分けと無敗をキープしたまま、グループ首位通過を決めました。この結果、クラーク記念国際高は3位で1次ラウンド敗退となっています。
ゼビオアリーナで行われたグループCの第2節では、札幌大谷高(北海道2/北海道)がSC聖和学園(開催地/宮城)に5-1と快勝。また、帝京長岡高(北信越/新潟)も佐野日本大学高(関東2/栃木)に8-2と大差をつけて、こちらも勝点を4に伸ばしました。そして迎えた最終節では、札幌大谷高が千葉春輝選手の2ゴールの活躍もあって勝利し、決勝ラウンド行きを決めます。開催地代表としてベスト8進出を目指したSC聖和学園は、前半1分に辻柊之介選手のゴールで先制するものの、小林拓夢選手を中心とした帝京長岡高の猛反撃にあい、11分までに3失点を喫して逆転されてしまいます。一度は菊谷篤資選手のゴールで1点差に詰め寄りますが、終了間際に2失点を喫して万事休す。2-5で敗れた試合後に、菊谷選手は「自分たちのドリブルがまだまだ甘かった。選手権に向けて、自分自身もう一度鍛え直したい」と涙ながらに話しました。この結果、帝京長岡高が1位通過、札幌大谷高が2位で8強に駒を進めています。
グループDは、PSTCロンドリーナU-18(関東1/神奈川)が、現役Fリーガー・植松晃都選手による3試合連続得点の活躍もあり、3連勝で1次ラウンドを突破しました。2位には開幕後、2連勝した北海道釧路北陽高(北海道3/北海道)が入り、初出場ながらベスト8に残りました。大会3日目の22日(土)には、準々決勝・準決勝を行い、決勝に進む2チームが決まります。
監督・選手コメント
植松晃都 選手(PSTCロンドリーナU-18)
決勝ラウンド進出が決まり、ホッとしています。僕たちはフットサルチームとしてこの大会に出場しているので、優勝しなければいけません。サッカーチームとのフィジカルの差はあると思いますが、ボール回しで崩せていけたらいいなと思っています。普段、僕はFリーグでプレーしていますが、この大会は、Fリーグとはまた違う感覚でレベルが高いです。勝負強さや1対1の強さが、普段サッカーをやっているチームにはすごくあるなと、大会を通して感じています。
生駒瑠唯 選手(FC聖和学園)
前回優勝していたので、ここで負けたら話にならないというプレッシャーはありました。昨日の試合(作陽高戦)では、自分たちが楽しむことができずに、弱々しい試合になってしまったことが敗因だったと思います。この負けがあって、気が引き締まったのは間違いありません。今日は「楽しみながらプレーしよう」と言っていましたし、昨日の負けを勝利につなげることができたと思います。決勝ラウンドでも、自分たちのプレーを変えずにやっていければ勝てると思うので、今日のようなプレーを続けていきたいと思います。
三好達也 監督(作陽高校)
このグループ分けが決まったとき、前回大会の優勝チームとベスト8以上のチームがいたので、かなり厳しいことは分かっていました。それでも、それぞれに特徴があったので、対策はしやすかったです。今年のチームは、3年生の3軍にあたります。ここから調子を上げて選手権のメンバーに入った選手も過去にいるので、そこを目指している子やフットサルのプロを目指している子もいます。昨年大会にはフットサルを何も知らないまま臨み、名古屋オーシャンズに負けて痛い目を見ました。それからいろいろなチームに勉強させてもらった結果、こういうチームづくりができたと思うので、その人たちへの恩返しの意味も込めて優勝をしたいと思っています。
坂桂輔 選手(札幌大谷高校)
決勝ラウンド進出が決まったことはうれしいですが、目指しているのは優勝です。そこに向けて、準備をしていきたいと思います。1次ラウンドは、どの相手も強かったのですが、初戦で帝京長岡高のようなタフな相手と戦えたことが、その後の2試合に勝てた要因だと思います。僕は中学までFPで、高校からGKになりました。ゴールを空けて攻め上がることには、少し恐怖心はあります。でも、そこを楽しまないとダメかなと思って攻め上がっています。
JFA-TV
【全日本ユース(U-18)フットサル大会】小森隆弘U-18フットサル日本代表監督インタビュー
第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会
2015年8月20日(木)~23日(日)
宮城県/ゼビオアリーナ仙台、仙台市体育館
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