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大会2日目も熱戦が続く!シュピーニ大阪とLegameが日本一に王手 JFA 第35回全日本O-30女子サッカー大会
2024年03月18日
JFA 第35回全日本O-30女子サッカー大会は3月17日(日)、大会2日目を行い、順位別決勝に進むチームが決まりました。
首位通過は各グループで、最終節までさまざまなドラマに彩られました。大接戦となったのはグループDでした。最終節を終えて3チームが勝ち点6で並びましたが、抜け出したのはLegame(東海/三重)。最終戦で奪った8ゴールが効き、3位からの逆転で1位グループの準決勝へと進みました。
グループBでは、FC楓昂Lifelong(関東/埼玉)とおいでやす京都(関西/京都)が、首位突破を目指して最終戦で大爆発。京都も4-0と大勝しましたが、抜け出したのは楓昂。5-0の快勝で京都を勝ち点1上回り、ベスト4入りを決めました。
グループAのシュピーニ大阪(関西/大阪)、グループCの大和シルフィード98(関東/神奈川)は、共に3連勝で首位突破を決めました。
午後からは順位別ノックアウトステージの準決勝を行い、1位グループではジュピーニと楓昂が対戦。無得点の時間が続きましたが、終盤にロングシュートの決まったシュピーニが1-0で勝利し、連覇へとあと一歩に迫っています。
もう一方の準決勝では、Legameが前回大会ファイナリストの大和シルフィードに2-0で勝利。Legameが目指すのは、6大会ぶりの優勝となります。
3月18日(月)には全チームによる順位別ノックアウトの決勝と順位決定戦を行い、大会を締めくくります。
選手コメント
後藤可琳 選手(FC楓昂Lifelong)
去年も同じところで負けてしまったので、できれば勝ちたかったのですが、楽しむことが一番です。大東文化大学女子サッカー部のOGが中心ではあるのですが、埼玉県内の他の大学のOGもたくさん集まったメンバーが楽しいし、相手チームの方々とも楽しくサッカーができました。30歳を超えて、こんなに本気になれることもなかなかないので、本当に素晴らしい機会だなと思っています。去年も1位ノックアウトで3位になったので、今回もしっかりメダルを取りにいきます。
武藤希代美 選手(室蘭アイスバーズ)
北海道では冬にはフットサルしかできないので、外でサッカーをするのは5カ月ぶりでした。函館や旭川、札幌からと、車で3時間かけて集まって、頑張って活動しています。今大会もまずは「ピッチが広い!」という感想から始まったわりには、よく頑張ったんじゃないかなと思います。なかなか、あと1点が取れていないのですが勝ちたいので、きつい思いをしている体に今晩もマッサージをして、最終日も頑張ります。
山本絵美 選手(横須賀シーガルズレディース)
コーチをしているWEリーグ所属のちふれASエルフェン埼玉が今日だけオフなので、参加できました。関東大会にも出場しましたが、このチームでプレーするのは本当に久々でした。生意気だった中学生時代に自由にさせてくれたお姉さんたちと一緒にサッカーをしたいなと思っていたので、うれしいです。この大会が、良いチャンスになりました。最終日には来られませんが、今日は2アシストして、2試合とも1-0で勝ちました。良い仕事ができたと思います。
草野瑞樹 選手(ENSOWA KUMAMOTO)
昨年12月の九州大会の後、この大会で初めて全員で集まれました。それでもコミュニケーション力と団結力で、2勝できました。私は息子の卒園式で初日は参加できなかったのですが、初日に強豪のLegameに勝てたのはたくさん話し合ったからだ、とみんなが言っていました。去年は2位ノックアウトで3位になったので、全体では7位だと考えています。今回は2位ノックアウトで優勝できる可能性があります。そうなれば熊本代表としてO-30女子の最高記録になるらしいので、5位を勝ち取って帰りたいと思います。
大会期間:2024年3月16日(土)~3月18日(月)
会場:静岡県/時之栖スポーツセンター裾野グラウンド
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