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サッカー日本代表と対戦国の活躍を願う地域のアートプロジェクト「アジア代表日本」「マッチフラッグプロジェクト2022」福岡県・熊本県で開催

2022年11月17日

サッカー日本代表と対戦国の活躍を願う地域のアートプロジェクト「アジア代表日本」「マッチフラッグプロジェクト2022」福岡県・熊本県で開催

地域とのつながりの中でサッカー日本代表とその対戦国の活躍を願うアートプロジェクトが、日比野克彦社会貢献委員長(東京藝術大学学長、熊本市現代美術館館長)のもと各地で行われています。

アジア代表日本

アジア代表日本は、日比野氏がアートディレクターを務める福岡県太宰府市を中心に行われているアートプロジェクトです。4年に1度のFIFAワールドカップに合わせて、日比野氏がデザインしたブルーフラッグが太宰府市内の各家庭の軒先に掲げられ、街中が応援ムードに包まれます。今回は段ボールなどを使ってサッカーを行う「HIBINO CUP」やアジアの国々をイメージした優勝カップを制作するワークショップなども行われました。

マッチフラッグプロジェクト2022熊本

マッチフラッグプロジェクトは、サッカー日本代表と対戦国を一緒に応援する旗を作る市民参加型の活動で、岡田武史氏が日本代表監督を務めていた2009年に熊本で開催されたAFCアジアカップ予選のイエメン代表戦を契機に始まりました。参加者は11月23日から始まる日本代表の試合に合わせて、日比野氏が描いた試合日や試合会場、対戦国の名前やその色が入った下絵に合わせて、カラフルな古着などをハサミでカットし、針と糸で旗に縫い付けていきます。

CSRリレーコラム第1回 「JapaFunCupとマッチフラッグ」 ~社会貢献委員会 日比野克彦委員長~(2019年7月16日)
https://www.jfa.jp/social_action_programme/
JapaFunCup_2019/news/00022039/

MATCH FLAG プロジェクト 国内各地、南アフリカで実施(2010年4月13日)
https://www.jfa.jp/news/00005296/
http://samuraiblue.jp/fanzone/matchflag/
southafrica/

10月10日には熊本市現代美術館が拠点となり、下通アーケードや熊本駅、辛島公園といった人通りが多い市街地の中でワークショップが行われました。

また、11月3日には熊本県天草市で行われている「第18回天草大陶磁器展」の会場でもワークショップが行われ、多数の陶磁器陶芸家の作品が紹介され多くの人々の交流がある賑わいあふれた会場の一角で、参加者はサッカー日本代表と対戦国への想いを旗に結び付けました。

5日には熊本県宇城市の不知火美術館の芝生広場でもワークショップが行われ、誰でも楽しく一緒に参加できるウォーキングフットボールもあわせて開催しました。普段は美術館に親しみのないサッカー少年とサッカーの活動の機会がない小学生や親子が一緒にボールを蹴って楽しみながら旗を作る光景が見られました。

ウォーキングフットボール
https://www.jfa.jp/grass_roots/
walkingfootball/

トークショーに合わせて日本代表オフィシャルバスキャラバンを実施

今回は、これらのアートプロジェクトに関連して、福岡県太宰府市、熊本県熊本市、天草市の3か所で、田嶋幸三会長と岡田武史副会長(元サッカー日本代表監督)を招いたトークショーが行われ、日本代表オフィシャルバスがこれらの会場に加え、田嶋会長の生まれ故郷である天草郡苓北町の少年サッカー大会会場を訪問しました。

トークショーでは、岡田武史副会長がFC今治のオーナーとして、地方創生・地域活性化のためには、自分たちの街に誇りを持つ「シビックプライド」が大切で、そのために夢を語ることが大切であると呼び掛け、次の世代に様々なものをつないでいかないといけないと訴えていました。

各バスキャラバンの訪問先では、折り紙の応援メッセージが多く寄せられました。

新しい景色を2022 JFA’s DREAM バスキャラバン
https://www.jfa.jp/samuraiblue/
bus_caravan_2022/

大会の開催地や対戦国との新しい景色を想像する一人ひとりの思いや、サッカーを「文化」にし、ベスト8への壁を超えたいという願いが、マッチフラッグと折り紙に込められています。

コメント

日比野克彦 社会貢献委員長
試合が開催されるまでに、マッチフラッグを作りながら、どんな試合になるのだろうか?スタジアムにはどんな人達が集まってくるのだろうか?試合が開催される街にやってきた対戦する国のサポーター達はどんな風に盛り上がっているのだろうか?と想像する。
試合を見ながら、マッチフラッグを掲げて、共にサッカーを通じて出会えたことに感謝する。
試合を終えてマッチフラッグを見ながら、試合当日の事を思い出す。あの時の興奮、あの日の自分、あの頃の社会。
マッチフラッグは私たちが生きていく上でサッカーの競技を意味あるものなんだというサッカー文化に導いてくれる。

天草陶磁器の島づくり協議会 金澤佑哉 氏
天草では11月の初旬に天草大陶磁器展という陶磁器の祭りがあり、毎年様々なゲストを迎えてトークショーやライブイベントを開催しています。今年の11月3日には田嶋幸三氏、岡田武史氏、日比野克彦氏をお招きし、「アートやスポーツは社会や地域に何が出来るのか?」というテーマのもとトークショーを開催しました。話は地域創生や日本のサッカーの未来など多岐に渡り非常に意味があるものになりました。そしてマッチフラッグのワークショップも開かれ、多くの方々に参加して頂きました。
訪れた参加者に話を聞くと「サッカーやアートを通して元気をもらえて良かった」との声が多く、「また開催してほしい」と言ってもらえています。ぜひまた天草の地にパワーを届けてもらえたら嬉しいです。

国際親善試合

2022年11月17日(木) 17:40キックオフ予定(日本時間 22:40)vs カナダ代表
会場:アラブ首長国連邦/アルマクトゥームスタジアム

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FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月20日(日)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

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