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第3回AFCグラスルーツカンファレンス2023でAFC Special Grassroots Awardsを受賞しました

2023年11月29日

第3回AFCグラスルーツカンファレンス2023でAFC Special Grassroots Awardsを受賞しました

AFC(アジアサッカー連盟)に加盟する47の各国協会のグラスルーツ担当者総勢約100名が参加して行う「第3回AFCグラスルーツカンファレンス2023」がマレーシアのクアラルンプールで開催されました。11月21~23日の3日間にわたって行われたカンファレンスでは、各国でのグラスルーツ活動の興隆を目的にFIFAやUEFAの最新の好事例の共有や情報交換をしました(2016年3月に第1回、2018年11月に第2回をこれまでに開催)。

AFCテクニカルダイレクターのアンディ・ロクスブルクによる講義や、FIFAのアマチュアフットボールの調査研究、各国協会のさまざまな取り組み事例の共有、オランダサッカー協会からグラスルーツの取り組み紹介など、多様なセッションが行われました。

同時に「AFC Special Grassroots Awards 2023」の表彰も行われ、3部門のうち2部門で日本が受賞しました。
・ベストグラスルーツリーダー:瀬戸脇正勝(静岡県/NPO法人 静岡FIDサッカー連盟理事長)
・ベストグラスルーツクラブ:春日イーグルス(福岡県)

「AFC Special Grassroots Awards 2023」とは

・「ベストグラスルーツリーダー」「ベストグラスルーツプロジェクト」「ベストグラスルーツクラブ」の3部門で構成
・2018年に開始し、2019年まで開催されたもののコロナで中断、2023年に再開し本年で3回目
・2018年は「JFAフェスティバル」がグラスルーツプロジェクトを受賞
・2019年は松木栄一郎(滋賀県)さんが「ベストグラスルーツリーダー」を受賞
・2023年は「ベストグラスルーツリーダー」に瀬戸脇正勝氏(障がい者サッカーの活動を評価)、「ベストグラスルーツクラブ」は春日イーグルス(地域クラブとして自治体も巻き込んだ43年に渡る活動、未就学児からシニアまでの各カテゴリーに渡る幅広い活動等が評価)が受賞

参加者コメント

山根卓也 氏(JFA技術委員会普及部会員/鳥取県FA事務局長)
今後のグラスルーツフットボールのキーワードとして「Health」「Wealth」「Happiness」「Fun」「Inclusion」「Participation」が紹介されました。日本はアジアの中でもグラスルーツ活動は先進であると改めて認識しましたが、今後の日本全体や各地域のサッカー活動の維持発展のためにもこれらのキーワードは大切にしていきたいと思います。

杉山活明 氏(春日イーグルス理事長)
アジアサッカー連盟より名誉ある賞をいただき、クラブ全関係者、心より感謝しています。本当にありがとうございます。
まだまだクラブとしては課題がたくさんあり、それを急いでクリアしながら、選手たちとサッカーを楽しんでいきます。
皆さんと共に、素晴らしいサッカー環境を作っていきましょう。

瀬戸脇正勝 氏(NPO法人静岡FIDサッカー連盟理事長)
日本サッカー協会、アジアサッカー連盟に感謝申し上げます。グラスルーツリーダー賞を頂戴し、責任の重さを痛感するとともに、同じ志を持った全国の組織、選手、スタッフ、ボランティアと手をつなぎ、更にパラスポーツを地域に根付かせたいと考えています。

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