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ブラインドサッカー日本代表はアフリカ王者・モロッコ代表に1-5で敗れる
2019年12月16日
2019年12月8日(日)、町田市総合体育館(東京都)で「ブラインドサッカー チャレンジカップ2019」が開催され、ブラインドサッカー日本代表(世界ランク13位)とモロッコ代表(世界ランク8位)の国際親善試合が行われました。
11月に「ブラインドサッカー アフリカ選手権2019」で優勝したモロッコ代表が猛攻により5得点をあげ、日本代表は1-5で敗戦となりました。
ブラインドサッカー日本代表チームは、2020年3月に東京都品川区で開催予定の国際大会「IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2020」に向け、強化を続けます。
<試合結果>
モロッコ 5-1 日本
日本の先発メンバー:
GK 佐藤 大介
FP 佐々木 ロベルト泉
FP 加藤 健人
FP 田中 章仁
FP 川村 怜
得点者:
川村 怜(前半3分・日本)
アブデラザク・ハッタブ(前半3分、前半4分、後半6分、後半8分・モロッコ)
ズハイール・スニスラ(前半12分・モロッコ)
監督・選手コメント
高田敏志 監督
ここまでやられると思いませんでしたが、個の力で一人の選手(4得点したアブデラザク・ハッタブ選手)にあれだけ突破されてしまうと、こういう結果になってしまう。サッカーで重要な1対1のところで負けた結果だと思います。経験したことがないタイプだったこともありますが、アブデラザク・ハッタブ選手のゴールに対する意欲、執着心が素晴らしかった。(川村選手の先制ゴールについては)あのスペースが空いていることはわかっていたので、狙い通りのゴールでした。
今日はサッカーのクオリティ的に負けているというより、個人に対応できなかったと思います。(2020年3月の国際大会に向けて)日本チームが得意とするヨーロッパのような組織的なチームと当たるか、今日のようなチームと当たるのかはわからないので、どちらでも対応できるよう、残りの時間でシミュレーションしながらやっていきます。また、最終的に点をとれないと難しいので、点をとるためにどうするかというところを整理してやっていきます。
川村怜 選手
こんなに失点したのは久しぶりなので、非常に悔しいです。いい形で先制できて勢いに乗れたかなと思ったのですが、直後の失点だったり、その後2点目、3点目を取られてしまったところがもったいなかったと思います。
(敗因としては)球際だったり相手をつかまえるところが、かなり甘かったと思います。チーム全体としてピッチに立っている選手が本当に戦う姿勢を見せていかないとこれだけやられてしまうということが証明された試合だったと思います。
(2020年3月の国際大会に向けて)モロッコよりも強い相手が集まると思いますし、このままだと難しい戦いになるので、選手一人一人が自分と向き合って戦う覚悟を持てるかどうかだと思います。そういった話し合いをしていきたいと思います。
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