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だれでもJoin♪ 一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会が交流会を開催

2017年03月31日

だれでもJoin♪ 一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会が交流会を開催

JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「だれでもJoin♪」賛同パートナーである一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会が2017年1月15日(日)、埼玉県/埼玉県障害者交流センターグラウンドで、CPサッカークラブ「ASユナイテッド」&中野吉之伴さん交流会2017を開催しました。一般参加者を募り、障がい者と健常者の垣根を無くし、共にサッカーを心から楽しむことを目的として開催しました。

主催者コメント

(一社)埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会 代表理事 松村さん

まずご多忙な一時帰国中に、毎年このような時間を作って足を運んでくださっている中野さんに心から感謝申し上げます。参加した全員が、本当に活き活きとしてサッカーを心から楽しんでいるのも、中野さんが引き出してくださっているところが大きいと思います。と同時にASユナイテッドの選手たちの、純粋にサッカーを追いかけている魅力も皆さんに感じていただけたのではないかと思います。サッカーの原点を体感できる中野さんとの集い。来年以降もこの素敵な輪を広げつつ、継続していけたらと考えています。

ゲストコメント

中野吉之伴氏

健常者と障がい者と僕らは分けて語りがちです。ですが、僕はASユナイテッドのみんなとやるサッカーほど心が暖かくなる場所はそんなにないと思っています。人の痛みをわかり、相手を慮り、笑顔で毎日と向き合おうとする。命の力を感じるのです。「何かのために」という大義名分とかそういうことよりも、みんなで心を通わせあって、その中で一生懸命サッカーとかかわりあって、気が付くと自然に大事なものがお互いに身についている。そうした好循環があるなあと感じました。

参加者コメント

ASユナイテッド チームキャプテン 青木選手

ドイツから遠路はるばる中野さんがいらしたことに感謝致します。大寒波到来で厳しい寒さの中でしたが、サッカーを通して笑顔溢れる素敵な空間でした。

ASユナイテッド 須藤選手

ミニゲームを中心として、普段とはまた違った雰囲気のなか楽しく練習をすることが出来ました。中野さんとお会いするのは今回で二回目。共にプレーしていくことで、中野さんが障がいを理解してくれていることに気付かされます。サッカーボール一つで健常者と障がい者の壁を越えていける、そんな感じがしました。また、初めてお会いする方々と一緒にボールを蹴ることが出来ました。交流の場が出会いの場でもあります。この交流会を企画してくれた関係者の方々には心から感謝しています。中野さんやASの仲間たちや、来ていただいた方と素敵な一日を過ごすことが出来ました。

参加した障がいを持つお子さんのお母さん

初めてASユナイテッドに伺ってから2年ほど経ちますが、参加した回数は10回にも満たないいわば幽霊部員的な我が家ですが、練習に参加するといつも息子を温かく迎えてくださり、ASユナイテッドは息子にとってホームのように感じています。そんなご縁から、ドイツから一時帰国する中野さんがASに来ることをお知らせいただき、“是非に”と今回の交流サッカーに参加させていただきました。息子は、右半身に麻痺があり 運動が嫌いな訳ではありませんが 学校の中では特にサッカーが得意という訳でもありません。体力的にも人より劣るのですぐに疲れてしまいます。でも中野さんは、海外で活躍する素晴らしいサッカー指導者であるにも関わらず、そんな息子に対して優しく接してくださり、息子がサッカーに疲れた時には戦いごっこの相手になって息子にやられて倒れたりしてくださいました。サッカーを通じて交流に来てくださっているのにこれでいいのかなと思いましたが後日中野さんと個人的に連絡をとると“楽しませていただきました”とのお言葉が…。本当に温かく、そのオーラをひけらかさない人間的大きさを感じさせてくださる方でした。ASの皆様との繋がりがあったからこそこのような素晴らしい方と関われる機会を与えていただけたと思っております。全てのご縁に感謝です。

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