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第2回障がい者サッカー・47FAジョイントミーティングを開催
2016年11月28日
2016年11月23日(水・祝)、第2回障がい者サッカー・47FAジョイントミーティングをJFAハウスにて開催しました。障がい者サッカーの情報や事例の共有を目的として昨年から開催しているもので、都道府県サッカー協会から障がい者サッカーに携わる担当者51名と、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)を構成する団体の代表者が出席しました。
ミーティングでは、前回のディスカッションの振り返りや日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の紹介などJFAからの情報を伝えるパートと、都道府県サッカー協会からの事例紹介のパートのあと、地域ごとにグループディスカッションを行いました。出席者からは、JFAやJIFFからもっと具体的な方針を示してほしいといった意見や、Jクラブとの連携を積極的に図っていきたいといった声があがりました。
参加者コメント
一般社団法人沖縄県サッカー協会 障がい者サッカー特別委員会 坂本瑞枝 さん
今回はじめて参加して、各県の活発な取り組みを聞いて刺激を受けました。障がい者サッカーは障がいの種類によって課題はそれぞれですが、関係する人や団体で集まれることはすごく意義深いです。障がいの有無だけでなく、いろいろな壁を越えてサッカーという競技が多くのつながりを持たせてくれていることに嬉しさと喜びを感じています。このつながりがさらなる強みとして広がるよう、今回得た情報をまずは身近なところから発信するよう努めていきます。
一般社団法人熊本県サッカー協会 障がい者サッカー部会 風戸直子 さん
グループディスカッションで、九州での連携をしていきたいという意見があり、障がい者サッカーの取り組みの可能性を感じました。事例発表はとても参考になりました。知的障がい者サッカーの協会やJクラブとの取り組みを中心に進める茨城県や静岡県などは、イベントの開催側も参加側もまとまっていると感じました。施設が充実している大阪府や、デフサッカーの代表合宿に合わせてイベント展開する沖縄県のスタイルもいいですね。熊本県でも、サッカーファミリーを活かした活動を考えていきたいです。
一般社団法人大阪府サッカー協会 障がい者サッカー担当 筒井清二 さん
昨年9月の第1回ジョイントミーティングから1年が経過した時期に開催されました。この1年間で各47FAにおける障がい者サッカーへの取り組みが具体的に進んでいることが実感できました。しかし、各FA間で温度差があることも事実で、今後ともJFAグラスルーツ推進部の指導の必要性を感じました。関西地域においては、障がい者サッカー連盟に加盟する7つの団体との人的な繋がりを作っていくことが急務の課題です。