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第6回日本アンプティサッカー選手権大会2016 FCアウボラーダが2回目の優勝
2016年10月13日
アンプティサッカー(切断障がい者サッカー)の日本一のクラブを決める「第6回日本アンプティサッカー選手権大会2016」が10月1日(土)と2日(日)、富士通スタジアム川崎(神奈川県川崎市)で特定非営利法人日本アンプティサッカー協会主催により開催されました。
アンプティサッカーとは、主に上肢、下肢の切断障がいを持った選手がプレーするサッカーです。フィールドプレーヤー6名とゴールキーパー1名の7人で、フィールドプレーヤーは基本的に下肢切断者のため「ロフストランドクラッチ」と呼ばれる杖を使用し自力で走り、プレーは立位で行われます。
本年も北海道から九州まで6チームが出場し、初日から熱戦が繰り広げられました。決勝は、連覇を狙うFC九州バイラオールと王座奪還に燃えるFCアウボラーダの戦い。激闘の末、FCアウボラーダが2年ぶり2回目の王座に輝きました。
今年は二日間で約1,200人もの方々が来場し、さらに昨年同様インターネットライブ中継を実施。多くの方にアンプティサッカーの迫力ある華麗なプレーに触れていただきました。
大会結果は以下のとおりです。
最終結果
優勝
FCアウボラーダ(2年ぶり2回目)
準優勝
FC九州バイラオール
3位
関西セッチエストレーラス
4位
Asil Bee千葉・北海道
5位
TSA FC
6位
広島・静岡
個人賞
最優秀選手賞
エンヒッキ・松茂良・ジアス 選手
得点王
萱島 比呂 選手
特別賞
佐藤 直美 選手、秋田 真弓 選手
選手コメント
エンヒッキ・松茂良・ジアス 選手(FCアウボラーダ/大会MVP)
バイラオールとの試合はいつも集中が切らせません。先制点を取られてしまいましたが、早い時間帯でもあったので、絶対に逆転するという強い気持ちを持ち続けてプレーしていました。とても苦しい試合でしたが、選手やスタッフが同じ気持ちで戦えたからこそ優勝できたと思います。日本一はとても幸せな気持ちです。来年は初の連覇を目指し、挑戦し続けたいです。
遠藤好彦 選手(FCアウボラーダ/キャプテン)
キャプテンに任命されて1年少しが経ちます。過去2回とも、決勝戦で九州に勝てずにいましたが、今回やっと勝つことが出来て本当に嬉しいです。攻められてばかりで、正直、運もあったと思います。ただ、チーム一丸となって、九州に勝ちたいという思いが、勝利に繋がったと思っています。今回の優勝がまぐれと言われないよう、さらに練習をして、2連覇・3連覇を目指したいと思います。最後に、選手のために毎週練習に付き合ってくれた監督・コーチ・スタッフのみんな、本当にありがとう。
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