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JFA女子サッカーデー レガシープログラム ~キャリアセミナー~ 宮城県サッカー協会の取り組み
2021年03月31日
4月8日(木)にユアテックスタジアム仙台(宮城県)で開催されるなでしこジャパン国際親善試合の開催に合わせ、宮城県サッカー協会主催のレガシープログラムを3月15日(月)、16日(火)、18日(木)の3日間で開催しました。
仙台市内の中学生に向けて、「世界を舞台に活躍する女性から、中学生の君へ」と題して、サッカー国際審判員の山下良美さんとプロサッカー選手の宇津木瑠美さんを講師にお招きし、オンラインのキャリアセミナーを行ないました。
講師コメント
山下良美 さん
今回はキャリアセミナーということで、中学生に向けてお話をさせていただきました。
話をするにあたり、現在に至るまでの自分の歩み、考えや想いを振り返り、それを言葉にすることで、自分自身をより知ることができたように感じています。
この時間の中で、誰かの心に何か少しでもひっかかることがあったのなら嬉しく思います。
機会を作ってくださった宮城県サッカー協会、JFA、そして話を聞いてくださった中学生の皆様に感謝します。
宇津木瑠美 さん
自分の思いを人に伝える事の難しさや、子供達の質問に対しての答え方など、コミュニケーションの奥深さを改めて感じました。
それから、私自身が忘れていた私自身の事を思い出す事ができました。
この経験を今後の自分に生かせるように、取り組んでいきたいと思います。
この素晴らしい活動が今後も続くことを願っています。
一人でも多くの子供達が笑顔になれたら、嬉しく思います。
先生コメント
小山紘明 先生(仙台市立七北田中学校)
この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。今年度の2年生は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、職場体験を実施することができませんでした。そのような中、いち職業人として、世界を舞台に活躍する山下さんのお話を聞くことができたことは生徒たちにとってとても有意義なものとなりました。現在は国際審判員として活躍する山下さんが、中学生当時は明確な夢がなかったという話やサッカーから離れた時期があったという話を聞き、生徒たちは驚くとともに親近感を覚えていました。「達成できる小目標を積み重ねる」という言葉はどの生徒にも響いていました。実践しやすいアドバイスを受けて、前向きな気持ちになれたようです。七北田中学校一同、これからも山下さんを応援しています!
生徒コメント
畑直樹 くん(仙台市立七北田中学校)
本日の授業で「夢」について深く考えることができました。自分も今は将来の夢やこれからなりたいものは決まっていないので山下さんのおっしゃっていた「達成できる小目標」を日々見つけてこれからを見つめなおそうと思いました。山下さんのように今からどんな小さなことでも少しずつ積み重ね「夢」に向かって努力していきたいです。今日の話を聞いて少しながらも将来について考えるのが楽になりました。本日は本当にありがとうございました。これからも審判員として頑張ってください。
金澤遥 さん(仙台市立七北田中学校)
今日はお話していただきありがとうございました。まわりが夢を持つ中、私はまだなく、とても不安だったので、今日の話で不安は少し減りました。今日とても納得できたのは少しの「やってみよう」という気持ちから興味が出ることもあるというところです。新しいことはなかなか気が進まない私ですが、これからは挑戦してみようと思いました。「小目標を積み重ねること」は勉強にも部活にも、そして習い事にも生かしていきたいです。本当にありがとうございました。
遊佐旺太朗 くん(仙田市立宮城野中学校)
緊張していたら、自分は今、こんなに失敗したくないと思えているんだ!!というふうに喜びに変える!という考え方を学びました。
今回の講話を聴いて、一つのことでも努力をすれば、人との出会いや成長などができるという希望を持てました。将来何になるか分からないけれど、一つのことに努力し続けられる人間でありたいです。
柴野莉緒 さん(仙田市立宮城野中学校)
プロになるまでに多くの出来事や気持ちを抱えていたんだなと分かりました。どんなにすごい人でも、それに見合う努力をたくさんしています。だから自分に叶えたい夢などができたりしたら、それに向けて努力したいなと思いました。また、今までがんばってきたことなどを思い出せるような道を進みたいなと思いました。
先生コメント
橋本勇人 先生(仙田市立宮城野中学校)
遠隔地にいらっしゃる講師と学校とをつなぎ、講話を聴くという試みを初めて行いました。時間と場所を飛び越え、一流の方のお話を聞くことができました。
宇津木さんのお話からは、日本と海外の違い、自分を表現したり発信したりすることの大切さ、自由と責任、支えてくれる人たちへの感謝など、キーワードを通して様々なことを学ぶことができました。
このような機会を作ってくださった皆様に感謝申し上げます。貴重な学びの機会をありがとうございました。
濱林佑輔 先生(仙台市立鶴谷中学校)
オンライン授業は初めてでしたが、生徒達はうなずいたり、メモを取ったり、発言しながら意欲的に授業に参加することができ、感想には「学んだことをどう生かすかが大切」、「周りには自分を信じてくれる仲間がいる」「挫折や苦労を味わって、今の“プロサッカー選手”という立場にいるとわかった」など、それぞれに響いたポイントがたくさんあったようです。また、宇津木選手への感謝や応援のメッセージもたくさんあり、サッカーに興味を持った生徒もいました。コロナ禍ですが、今回のようにゲストティーチャーを招き、世界で活躍する選手の裏側にある挫折や苦労、そして乗り越えていく経験を直接聞けたことが大きな経験になりました。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。
生徒コメント
佐藤結衣 さん(仙台市立鶴谷中学校)
自分の夢に向かって頑張るときは、嬉しいことだけでなく、つらいことや大変なことがあるのは当たり前なんだとあらためて思いました。そして、宇津木さんですら今も、挫折・競争・葛藤などがあることにびっくりしました。また、自分が困った時には、助けてくれる仲間がたくさんいることを忘れないという言葉も印象に残りました。これからは、自分をコントロールすることや個性、結果までの苦労を大事にすることを心掛けていきたいです。
末永茉広 さん(仙台市立鶴谷中学校)
宇津木選手にも、今までいろいろな壁があったことを聞くことができました。でも、その壁を乗り越えたからこそ、「優勝」や「プロ」という結果があるのだなと思いました。そして、宇津木選手の言った「助けてくれる仲間は絶対にいる」という言葉が胸に残ったので、この言葉をこれから大切にしていきたいです。
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