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アジア太平洋ろう者フットサル選手権大会はデフフットサル女子日本代表が優勝、男子日本代表が3位 ともに2023年「デフフットサルワールドカップ」、2024年「冬季デフリンピック」の出場を決める
2023年05月17日
2023年4月29日(土)~5月10日(水)にイラン(テヘラン)で「アジア太平洋ろう者フットサル選手権大会」が開催されました。男子は第4回大会で日本を含む10か国が出場し、2組での予選リーグを経て各組上位2チームによる決勝トーナメントが行われました。女子は第2回大会で3か国が出場し、総当たり2回戦により優勝を争いました。
男子日本代表は予選リーグを2勝1分1敗でグループ2位となり、決勝トーナメントへ進出。準決勝で開催国イランに敗れたものの、3位決定戦ではイラクに5-2で勝利し、3位となりました。
女子日本代表はイラン、中国とそれぞれ2回対戦し、4連勝。大会2連覇を達成しました。
この結果により、日本代表は男女ともに2023年11月にブラジル(ノヴァ・ペトロポリス)で開催される「デフフットサルワールドカップ2023」および2024年に開催予定の「冬季デフリンピック」への出場権を獲得しました。
アジア太平洋ろう者フットサル選手権大会 in イラン
開催地:イラン(テヘラン)
日時:2023年4月29日(土)~5月10日(水)
・デフフットサル男子日本代表試合結果:3位
予選リーグ(2位通過:2勝1分1敗)
日本 1-1 クウェート
日本 3-4 ウズベキスタン
日本 7-0 キルギスタン
日本 3-2 カザフスタン
準決勝
日本 0-3 イラン
3位決定戦
日本 5-2 イラク
・デフフットサル女子日本代表試合結果:優勝(2連覇)
※3か国で、各国と2回対戦しました。
日本 12-1 イラン
日本 20-0 中国
日本 6-0 イラン
日本 27-0 中国
☆MVP☆ 岩渕亜依
☆得点王☆ 中井香那
監督・選手コメント
藤井健太 監督(デフフットサル男子日本代表)
みなさん、応援ありがとうございました。
アジア大会は3位で終えました。選手は今ある全てのチカラを出しきってくれました。ただ自分たちの目標としてるところにはいけず悔しさがあります。この結果をしっかりと受け止めて、11月にブラジルで行われるワールドカップでは世界チャンピオンになれるように頑張ります。
日頃から我々の活動を支えてくれてるみなさん、本当にありがとうございます。引き続き、応援・サポートをよろしくお願いいたします。
東海林直広 選手(デフフットサル男子日本代表主将)
沢山の応援をしていただき、誠にありがとうございます。日本ろう者サッカー協会公式SNSや各個人選手に沢山のお祝いメッセージがあったと聞きました。沢山の方々の応援があったことを実感します。
男子フットサルはアジア3位。女子フットサルはアジア王者。この結果はたくさんの方々に支えられてこその結果だと思います。また選手一同ここで留まらず、次の目標に向けて歩みだします。今後も変わらず熱い応援をよろしくお願いします。
山本典城 監督(デフフットサル女子日本代表)
イランのテヘランにて行われた第2回アジア太平洋ろう者女子フットサル選手権大会は4戦全勝で優勝し大会2連覇、また11月ブラジルで開催されるデフフットサルワールドカップの出場権と来年開催される冬季デフリンピックの出場権を獲得することができました。
様々な理由から今回女子の試合のLIVE配信はありませんでしたが、日本から応援して頂いたみなさま、ありがとうございました。
今回アジアでこのような結果を出せたのは選手の頑張りはもちろんのこと、チームスタッフや協会スタッフ、代表合宿を実施するにあたってご尽力頂いたみなさま、そして日ごろから選手がレベルアップする場となる各所属チーム、協会、選手をご支援頂いている企業のみなさまのサポートがありこのような結果を出すことができました。本当にありがとうございます。
ただアジア大会で優勝することは通過点です。
このチームが目指すのは世界で結果を出すことです。
それに向かってまたワールドカップまでの期間を無駄にせず、レベルアップし世界に挑みたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
岩渕亜依 選手(デフフットサル女子日本代表主将)
今回のアジア大会では、勝つだけでなく内容にもこだわろうと、テーマをもって臨みました。
100%自分たちのやりたいことができたわけではないですが、少しずつ少しずつ、チームで積み重ねていくことができました。
長期間に渡る大会スケジュールでしたが、チームのコミュニケーションを深め、貴重な時間を過ごせた大会となりました。
個人では、MVPをいただきました。前回いただいた時にも似たようなことをコメントしましたが、自分らしいプレイができたのは、そういうプレイができるように整えてくれる仲間がいるからで、みんなで取ったMVPだと思っています。
そして自分もチームメイトを際立たせられるようなプレーができるように、これからも練習していきます。
アジア大会2連覇しましたが、自分たちが見ているところはここでなくワールドカップなので、残り6ヶ月間、また積み重ねてワールドカップに臨みます。
日本からの応援、SNSなど拝見していました。熱い応援を本当にありがとうございました!
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