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CPサッカー女子選抜 IFCPF Women's World Cup で銅メダルを獲得

2022年06月01日

CPサッカー女子選抜 IFCPF Women's World Cup で銅メダルを獲得

CPサッカー女子初の国際大会 IFCPF Women's World Cup が、5月11日(水)~17日(火)まで、スペイン・サロウで開催されました。本来は7人制のCPサッカーですが、今大会は女子チームの参加を促進するため5人制でおこなわれました。出場国は、日本、スペイン、オランダ、オーストラリア、アメリカの5チーム。総当たり戦のグループリーグに続いて上位2チームが決勝戦、3位と4位チームが3位決定戦をおこないました。日本はグループリーグで2勝1分1敗の3位となり、大会最終日の3位決定戦でオランダと対戦、4-1で勝利し、初のCPサッカー女子国際大会で銅メダルを獲得しました。

大会概要

開催日:2022年5月11日(水)~17日(火)
会場:Futbol Salou Sports Center(スペイン・サロウ)
出場国:日本、スペイン、オランダ、オーストラリア、アメリカ
IFCPF HP:https://www.ifcpf.com/tournaments/view/73
女子選抜チームメンバー:http://jcpfa.jp/archives/1641/
試合結果:
(グループリーグ)
5月11日(水) vsスペイン ○6-1
5月12日(木) vsオランダ ○6-0
5月13日(金) vsオーストラリア ●0-4
5月14日(土) vsアメリカ △1-1
(3位決定戦)
5月17日(火) vsオランダ ○4-1

監督・選手コメント

神幸雄 監督
初のCPサッカー女子国際大会の結果は、3位・銅メダルでした。大会参加チーム中、最少人数の6人で大会に臨んだ日本は全選手が全ての試合に臨めるよう、トレーナーを中心に体のケア、体調管理を行い、最後まで全員で試合に挑むことができました。初の国際大会ということで、他国のチーム力、選手の状況は全くわからない中で、コーチングスタッフの分析とスタッフ一丸となれたことも最後まで力を出し切れたことにつながったと思います。国内の女子選手は10人程しかおらず、女子チームの大会等はないため、選手たちにとっても今大会が女子チーム同士では初めてのCPサッカーの試合経験でした。この初めての試合経験がワールドカップという大舞台でしたが、選手たちは臆することなく前向きに笑顔で、サッカーを楽しんでプレーしていました。下を向くことなく、すぐに顔を上げ、次へ、前へという姿勢が、大会を通してみられ、試合毎に、選手個々の技術、チームとしての成長が見られました。大会を終えて、チーム全力で大会に挑めたこと、改めて、サッカーの楽しさ、奥深さを実感できたこと、チームスタッフ、選手、関係方々に感謝しています。そして、日本から大きな声援を送ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。

浜田美弥妃 選手(キャプテン)
CPサッカー女子ワールドカップは、長年男子の中でプレーしてきて、夢の舞台でした。初の国際大会は、楽しみと緊張がありましたが、試合を重ねるにつれ、自分やチームメイトが成長していくのを実感しました。声を掛け合ってプレーして、楽しんで、でも勝つという気持ちをずっと持っていました。最終戦では、相手に抜かれないよう我慢するプレーが多く、守備からの攻撃がほとんどでしたが、味方にパスを繋げることができていたと思います。大会を振り返ると、チームで練習してきたプレーができず、もっとやれた、こうすれば良かったと思うこともたくさんありました。今回の試合では活かせなかったこと、そのプレーを常にできるようにしていきたい、もっと体力やスピードをつけ、攻撃や守備の幅を広げて攻守のレパートリーを増やしたい、試合の中で活躍しチームに貢献できる選手になりたいです。キャプテンとして、チームとしてどうしていきたいか、どういう試合をしたいかを考え、みんなで話し合って良いチームを作っていきたいです。

黒木咲生 選手
大会を振り返って、自分の中でもっと出来ることがあったのではないかと思います。初のワールドカップで、ゴールを決めることができたのは嬉しく、メンバーと最後まで一緒に戦えたことは嬉しかったです。守備、攻撃ともに関わることが多かったのですが、ボールコントロールが思う様に出来ず、取られてしまうこともありました。全体の動きを見ることはできていたと思うので、ボールを持った際に冷静な判断が出来るようになれば、もっとチームとしていい状況も増えるのではと思います。今後は、ワールドカップで学んだことを活かし、自分の苦手なボールコントロール、ロングキック等を練習して、精神面も鍛えてチームの中心となれるように頑張っていきたいです。そして、もっと女子選手が増えるよう、自分の行動、サッカーを楽しんでいる姿を伝えていきたいと思います。次のワールドカップでは今回より上を目指してがんばります。応援ありがとうございました。

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