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「JIFFまぜこぜウォーキングフットボール」開催レポート

2022年04月08日

「JIFFまぜこぜウォーキングフットボール」開催レポート

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、4月2日(土)に武蔵野の森総合スポーツプラザで障がいの有無や種別に関係なく一緒にウォーキングフットボールを楽しむ「JIFFまぜこぜウォーキングフットボール」を開催しました。

このイベントは4月2日(土)の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、自閉症のみならず障がいや難病のある方やLGBTなど、多様な人たちと共に「まぜこぜ」で楽しむ機会づくりとして毎年一般社団法人Get in touchを中心に国内で開催されている『Warm Blue キャンペーン』の一環として実施しました。

イベントには、東京都インクルーシブ連携会議に参加するメンバー(東京都内の障がい者サッカーチーム、Jリーグクラブ、Fリーグクラブ、WEリーグクラブ、なでしこリーグクラブ等)を中心に、ウォーキングフットボールチームの協力も得て、85人が参加。「世界自閉症啓発デー」のテーマカラーである「青」を身につけて、「まぜこぜウォーキングフットボール」「ブルーフォト撮影」「ブルーフラッグづくり」「キフティング」の4つのプログラムを楽しみました。

まぜこぜウォーキングフットボール

障がいの有無や種別、年齢や性別、サッカー経験の有無なども関係なく混合チームで実施し、互いに理解し合いながらチームで協力してゴールを目指す様子が見られました。

ブルーフォト撮影

JIFFのバックボードの前で、バナーや風船を持ってみんなで写真を撮りました。青いものを身につけサッカーをしている写真や笑顔の写真などを投稿する「ブルーフォトキャンペーン」もSNS上で実施をしており、普及啓発のため情報発信をしました。

ブルーフラッグ作り

公益財団法人日本サッカー協会(JFA)社会貢献委員長でアーティストの日比野克彦さんが、白い布に下絵を描き、参加者が青いフラッグを完成。ひとつのものをみんなで作り上げることで、より一体感が生まれました。

キフティング

キフティング(リフティングの回数×10円を寄付する企画)では、試合の合間に21人がチャレンジし、12,210円が集まりました。寄付金は特定非営利活動法人東京都自閉症協会に全額寄付します。

今回のイベントでは「世界自閉症啓発デー」を初めて知った参加者や、普段障がい者と接する機会がない参加者も多くいましたが、一緒にサッカーをすると笑顔が生まれ、ピッチの外でも自然と交流する姿が見られました。また、ウォーキングフットボールを通して東京都インクルーシブ連携会議に参加するメンバー間の交流が深まり、今後の連携への期待が膨らみました。

JIFFはこれからも、サッカーを通して障がいの有無にかかわらず一緒に楽しめる「サッカーを通じた共生社会づくり」に取り組んでいきます。

運営スタッフコメント

大野里穂 さん(一般社団法人日本障がい者サッカー連盟)
JIFFはサッカーを通じた共生社会づくりに取り組んでいます。サッカーは、チーム全員がゴールを目指すために自然と交流が生まれ、互いを理解し受け入れることができます。今回のイベントにおいても、またSNSに投稿された写真やメッセージにおいても、サッカーだからこそ生まれる「まぜこぜ」が溢れていました。今後も皆さんと一緒にこのような「まぜこぜ」の場を作り続けていきます。本イベント・キャンペーンにご参加・ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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