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2025年度 定時評議員会を開催

2025年03月31日

2025年度 定時評議員会を開催

日本サッカー協会(JFA)は3月30日、定時評議員会をJFAハウスとオンラインで開催しました。今回の評議員会には、国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)の関係者もオブザーバーとして参加しました。
なお、評議員会に先立ち、3月25日に逝去された福岡県サッカー協会の井上辰馬会長に哀悼の意を表し、黙祷が捧げられました。

評議員会では4名の評議員が選任されたほか、一般社団法人日本サッカー指導者協会(JFCA)が評議員推薦加盟団体に認定されました。

「常設委員会」と「専門委員会」の区分が廃止されたことに加えて、前述の通り、JFCAが評議員推薦加盟団体になったことから「定款」を変更。「評議員推薦加盟団体規則」の改正も承認されました。

決議事項に続き、2024年度の事業報告と決算の報告がなされました。
2024年度は、新体制に伴う組織基盤の改革をはじめ、元日に発生した能登半島地震の復興支援活動、日本代表チームの強化と収益拡大、女子サッカーの環境整備とWEリーグへの継続的支援、パートナー企業との共創活動などを推し進めたほか、デジタルトレーディングカードの販売やクラウドファンディングの運営など新たな収益確保に取り組んだことが報告されました。

代表関連事業については、SAMURAI BLUE(日本代表)は元日のタイ代表とのTOYO TIRES CUP2024を皮切りにAFCアジアカップカタール2023、FIFAワールドカップ2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選、同アジア最終予選(3次予選)に出場。JFAとしては、ワールドカップ出場権獲得に向けて万全のサポートを行いました。

なでしこジャパン(日本女子代表)は、パリ2024オリンピック女子サッカーのアジア最終予選に始まり、SheBelieves Cup、ニュージーランド遠征、7月に開催したMS&ADカップ2024 ~能登地震復興支援マッチ(金沢ゴーゴーカレースタジアム/石川県)を経て第33回オリンピック競技大会(パリ2024)に臨みました。
なお、MS&ADカップでは、チケット収入料と同額の金額(JFAが拠出)を復興支援金に充当しました。

パリ2024は、男女共にベスト8。また、昨年はU-20とU-17の日本女子代表がそれぞれワールドカップに臨み、U-20は準優勝、U-17はベスト8で大会を終えました。

昨年度の各種活動を踏まえた2024年度の決算は、正味財産ベースで収入が232.6億円(前年比▲66.6億円)、支出は221.9億円(前年比▲4.2億円)となり、その結果、損益に該当する当期正味財産増減は+10.7億円(前年比▲62.4億円)となりました。

登録料収益は2023年度に比べると6.7億円の減収ですが、これはサッカーファミリーの拡大を目的にした施策として登録料収入の一部を都道府県サッカー協会の収入に切り替えたことによるもので、支出も同様に減額しており、収支に影響があるものではありません。

旧JFAハウスの売却については、追加売却益31.0億円を経常外収益として2024年度決算に計上しています。これについては、施設整備積立への追加充当に加え、戦略投資に対して8.6億円、登録制度改革に対して5億円、組織運営基盤の整備に10億円など主に中長期的な積み立てに振り分けています。
なお、前述のMS&ADカップなど自然災害における支援活動はJFAとして継続して行っており、その事業費は増加しています。

結果として、2024年度末の正味財産残高は258.8億円から269.5億円となりました。これらの有効活用を念頭に、年次での収支均衡を基本とした資金管理はしっかりと継続した上で理念実現に向けた事業活動を推し進めていきます。

定時評議員会の詳しい資料はこちらをご覧ください。

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