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2024年度 JFA第1回理事会を開催

2024年01月12日

2024年度 JFA第1回理事会を開催

1月11日に日本サッカー協会(JFA)の2024年度第1回理事会が行われ、冒頭で中澤雄一理事(北信越サッカー協会 専務理事)から、能登半島地震で被災した地域の、現時点で分かっている被害の状況について伝えられました。

理事会では、この地震の被災者の救助や被災地の復旧に役立ててもらおうと、500万円の義援金と募金活動やクラウドファンディングなどを通じて募った寄付金の全額を日本赤十字社を通じて被災地に寄付することが決まりました。

地震の被害は広域で甚大なことから長期的な支援が必要であるとし、今後も被災地の状況を確認しながら、適切な時期に然るべき対応を取ることにしています。

「チーム/選手登録制度改革タスクフォース」を設置することも決定しました。これは、2020年から進められてきた登録制度改革の最終的な改革案の検証と取りまとめを主たる目的にしたプロジェクトで、制度改革のコンセプトの策定をはじめ、改革案の確認と検証、チーム/選手登録制度改革案の策定などを担う組織となります。活動期間は今年7月までを予定しています。

また、FIFA U-17ワールドカップ2025を目指すU-16日本代表チームの監督に廣山望氏が選任されたほか、2024年の男女カテゴリー別ナショナルコーチングスタッフ体制についても報告されました。2024年シーズンのプロフェッショナルレフェリー(PR)として19人の審判員と契約したことも伝えられました。

そのほか、12月17日に開催された国際サッカー連盟(FIFA)のカウンシル会議の主な決定・報告事項も伝えられ、2025年以降、32チームが参加して行われるFIFAクラブワールドカップの名称が「Mundial de Clubs」に決定し、2025年大会は同年6月15日から7月13日、アメリカで開催されることが報告されました。

また、今年から全大陸の優勝クラブが出場して開催される大会の名称が「Coupe Intercontinentale de la FIFA(FIFAインターコンチネンタルカップ)」に決まったことも報告されました。

この大会は毎年開催され、ヨーロッパ大陸を除く5大陸の優勝クラブが戦い、これを勝ち抜いたクラブが決勝戦でUEFAチャンピオンズリーグのクラブ王者と対戦するというもので、ファーストステージはステージAとステージBで構成され、ステージAはAFCチャンピオンズリーグ、CAFチャンピオンズリーグ、OFCチャンピオンズリーグの各優勝クラブが対戦、ステージBはCONCACAFチャンピオンズカップとCONMEBOLリベルタドーレスのチャンピオン同士が戦います。

ファーストステージの日程は後日、FIFAから発表される予定で、プレーオフは今年12月14日に中立地で、決勝戦は同じ中立地で、同18日に開催されることになっています。

第1回理事会の詳しい資料は、(こちら)をご覧ください。

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