日本サッカー協会（JFA）は今年、「JFAフィジカルフィットネスライセンス」を新設します。
その背景にある日本サッカーの課題とは何か。進化し続ける世界のサッカーに対し、日本がトップレベルの力を身につけるために、選手は、そして指導者はフィジカル強化にどう向き合うべきなのでしょうか。
2月情報号の特集は「フィジカル改革」です。

巻頭インタビューは、JFAの反町康治技術委員長が登場。現代サッカーにおけるフィジカルの必要性や新たにライセンスを創設した意図、将来に向けた強化方針などを語ってもらいました。
JFAフィジカルフィットネスプロジェクトを率いる菅野淳リーダーには同プロジェクトの取り組みや新たに作成した「10年計画」の概要、そして新設されるライセンス制度の内容などについて話を聞きました。
また、日本屈指のボールハンターでSAMURAI BLUE（日本代表）をけん引する遠藤航選手、2020年8月にFC東京からドイツに渡った室屋成選手、各世代のワールドカップに出場し世界を肌で感じてきたなでしこジャパン（日本女子代表）の宝田沙織選手の3選手に、フィジカルの重要性やトレーニング方法などについてインタビューしました。

1月9日から11日にわたってオンラインで開催された第12回フットボールカンファレンスは、今年9月にJFA創立100周年を迎えるにあたり、「このくにのサッカーの未来」をテーマに、日本サッカーの「過去」「現在」「未来」について考えました。
今号では、2日目に行われたプログラム「高い山の頂を目指して」をレポート。JFA2005年宣言の実現に向けたロードマップ作成の経緯、それぞれの年代での成果について語り合った内容を要約してお送りします。

特別企画は、天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会の総括です。新型コロナウイルス感染拡大という異例の事態の中で開幕した第100回大会。大会方式の変更など紆余曲折を経ながらも、2021年元日に全ての日程を終え、閉幕しました。この未曾有の事態にどのような策を講じたのか、異例づくしとなった大会について、天皇杯実施委員会委員長を務める須原清貴専務理事にインタビューしました。

好評をいただいている「フットボールにできること」（隔月連載）では、SDGs（持続可能な開発目標）におけるJFAの取り組みをご紹介します。

その他、JFA主催大会のレポート、隔月連載の「フットサル道場」「サッカー心育論」「日本サッカータイムスリップ」、連載の「いつも心にリスペクト」もお見逃しなく。

次号の特集テーマは「日本女子サッカーの未来」。発行は3月19日(金)の予定です。
お楽しみに！

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