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SDGs達成に向けた取り組みを推進「環境に優しいことを示すオリジナルマーク」の制定と「女性リーダーシップ・プログラム」開講
2020年09月10日
日本サッカー協会(JFA)は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組みをさらに強化することとし、この度、「JFA SDGs推進チーム」を設置しました。これまでサッカーを通じて行ってきた社会貢献や国際親善活動を継続しつつ、推進チームメンバーに元日本代表で現在JFAのアスリート委員を務める播戸竜二さんを迎え、新たな施策を打ち出しながらSDGs活動をより一層、推進してまいります。
この活動を推進すべく、今回、環境保全の活動として「環境に優しいことを示すオリジナルマーク」を制定。また、女性活躍社会の実現に向け、スポーツ団体等のリーダーを志す女性を対象とした「女性リーダーシップ・プログラム」を開設し、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)と共同で開催します。
WEリーグは「日本の女性活躍社会をけん引する」ことを設立の第一の意義に掲げており、そのWEリーグとJFAが同プログラムを共催することでサッカーに関わる全ての女性が活躍できるようサポートするとともに、「世界一アクティブな女性コミュニティ」づくりを促進したい考えです。
なお、JFAはSDGs達成に向けた取り組みを大きなうねりとすべく、クラブとともに地域での社会活動を「シャレン!」を進める日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、女性活躍を推進するWEリーグなどとも協働し、サッカー界全体で取り組んでいくことにしています。
JFA SDGsプロジェクト概要
関連委員会:JFA社会貢献委員会
活動:国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の17の目標の実現を目指す活動の推進
社会貢献・社会課題解決を軸とする組織の事業の再設計やそれらの経営への落とし込みを通じて、以下を実現する。
・サッカー・スポーツの価値向上
・組織の意義の再定義(組織・個人の意識変容)
・サステナブルな組織経営に向けた上記価値の収益化
社会貢献委員会はプロジェクトチームに対して専門性に応じた助言や支援を行うなど、双方が連携して取り組みます。プロジェクトメンバーはJFAの事務局員で構成。播戸竜二氏にも参加いただき、サッカー界での経験や知見をプロジェクトのさらなる展開に生かしていただきます。
播戸竜二(アスリート委員会 委員)
<略歴>
現職:サッカー解説者(株式会社MR12 所属)、Jリーグ特任理事、JFAアスリート委員
学歴:兵庫県姫路市立琴丘高校卒業
サッカー歴:ガンバ大阪、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャ、FC琉球、日本代表
「環境に優しいことを示すオリジナルマーク」制定
環境への負荷が少ない材料を使用し、その割合が一定の基準を満たした製品を環境に配慮した製品として認定し、同マークを表示。マークはJFAのオリジナルグッズのほか、この取り組みに賛同する各サッカー団体等で使用することも想定。
なお、その第1弾として、「エコバッグ(SAMURAI BLUE)」を製作し、JFA STORE(日本サッカー協会 オフィシャルストア)にて販売(2020年10月上旬から販売予定)。
*マークは、環境を葉でイメージし、それでサッカーボールのマークをデザイン。JFAのロゴを配したものとロゴのない2パターンを制作
<製品情報>
エコバッグ(SAMURAI BLUE)
価格:1,000円(税込)
サイズ:約W390 × H640 × D150mm
素材:ポリエステル100%(再生PET由来を一部使用)
JFA STORE商品お渡し用紙袋
価格:50円(税抜)予定
サイズ:(大)約W400✕H450✕D115m、
(中)約W280✕H350✕D130m、
(小)約W140✕H200mm
素材:紙(古紙を一部使用)
▼購入はこちら
JFA STORE
オンライン:https://official-store.jfa.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/jfastoreofficial/
日本サッカーミュージアム店:https://www.jfa.jp/football_museum/football_museum_shop/
「女性リーダーシップ・プログラム」開設
目的:サッカー界、スポーツ界をけん引する女性役員/経営人材を養成する
主催:日本サッカー協会、日本女子プロサッカーリーグ
受講資格:次の事項のいずれかを満たし、今後、組織での経営人材を志す女性
(1)9地域/4都道府県サッカー協会において、副会長以上の役職に就く者
(2)WEリーグ参入予定クラブの経営人材候補者
(3)その他、サッカーおよびスポーツ関連団体における経営人材候補者
内容:「ジェンダーと自己理解」「マインド改革」「形成リテラシーの獲得」を柱とし、研修や課題、オンライン講座等でプログラムを実施する
研修期間:集合研修日程(予定)
Module1 | 2020年10月31日(土)~11月1日(日) |
---|---|
Module2 | 2020年11月28日(土)~11月29日(日) |
Module3 | 2021年1月30日(土)~1月31日(日) |
Module4 | 2021年2月20日(土)~2月21日(日) |
場所:JFAハウス、またはオンライン開催
備考:メンター制度
現在、活躍されている経営者層による1対1のメンター指導を実施。期間中はメンターと課題や業務、自身のキャリアに関する相談やディスカッションを定期的に行う。集合研修を補う学習として、課題や自身で取り組んでもらうビジネスオンライン講座を提供する予定。
コメント
田嶋幸三 会長/公益財団法人日本サッカー協会
新型コロナウイルスは世界に大きな試練を与えました。しかし、その一方でスポーツが、人々の心身の健康と生命の維持、さらには国際協調と平和をもたらすものであることを再認識させてくれました。世界を見渡してみると、依然として紛争や迫害、貧困や差別、環境破壊など深刻な問題が横たわっています。サッカーだけでそういった問題を解決するのは不可能ですが、国際社会と足並みをそろえてSDGsの達成に向けて取り組んでいくことで持続可能な社会の実現に寄与できるものと確信しています。
村井満 チェアマン/公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
Jリーグでは2018年より社会連携本部を立ち上げ、シャレン!(社会連携活動)を推進してきました。各クラブは社会課題、地域課題の解決に向けて、企業や、行政、地域の方々など、多くの人と手を取り合いながら活動しており、その活動自体が既にSDGsの取り組みでもあります。これからもJリーグは各クラブと連携しながらシャレン活動を通じてSDGsに取り組んでまいります。
岡島喜久子 チェア/一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)
WEリーグは、「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念として立ち上げたリーグです。困難な環境下にある女性への支援といった女性活躍に繋がる活動に留まらず、環境保護活動等も推進しながら、SDGsに注力してまいります。
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