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臨時評議員会を開催
2019年12月23日
日本サッカー協会(JFA)の臨時評議員会が12月22日(日)、東京都内のホテルで開催され、「役員の選任及び会長等の選定に関する規程改正」について協議されたほか、「JFA中期計画2020-2023」と来年度の事業計画、それに基づく2020年度の予算、役員の選任および会長の選定に関して報告されました。
「中期計画2020-2023」の策定にあたっては、同2019-2022の基本的な考え方を踏襲し、「フットボール」を最重要事業領域として、「組織」領域と「ビジネス」領域がそれを支える位置づけとしました。そして、それぞれの領域が発展することによって、スポーツ振興や社会貢献活動を促進させ、真のスポーツ文化を創造するための源泉にしたいとしています。
なお、各種事業のうち、2019年度に重要性を増したものは新規項目として追加し、その一方で一定の成果があったもの、または成果が期待できるもの、あるいは事業の実施が困難と判断されるものについては改廃することも視野に入れています。
2020年度の予算については、中期計画2020-2023をもとに、取り組むべき優先課題に鑑みて策定しました。その結果、2020年度の予算は収入が195.6億円、支出が203.5億円という規模になります(正味財産ベース)。
2019年度予算との主な差異は、2019年度にはなかった天皇杯(※)の計上による収支が10億円規模で拡大したこと、FIFAワールドカップアジア予選に伴い、SAMURAI BLUEの親善試合数が減ることによる収入減、また、JFA夢フィールドの建設工事がおおむね2019年度で終了することによる支出減が見込まれることなどが要因です。
なお、予備費は前期同様に4億円を計上し、必要な事業を機動的に実施できる予算としました。
正味財産(損益)ベースでは赤字予算ではあるものの、上記総費用には減価償却費や積立て済みの資産で賄う支出を含んでいるため、財務上の安全性に何ら問題はありません。
※「決勝戦開催日の所属年度」で大会全体を計上する会計方針としており2018年度に2回分(1月と12月に
開催)を計上したことから、2019年度は計上していない。
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