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2018年度 第2回都道府県サッカー協会代表者会議を開催
2018年10月26日
今年度2回目となる都道府県サッカー協会代表者会議が10月20日(土)、東京都のJFAハウスで行われ、各都道府県サッカー協会の会長、副会長、専務理事ら123名が出席しました。
会議では、以下のような様々なテーマについてJFAなどからの報告、取り組みの進んでいる都道府県協会からの事例紹介がなされ、それを受けて活発な意見交換も行われました。
・来年度のJFAの予算策定の考え方
・2022年から新設される国体少年女子や女子競技会の整備について
・技術委員会が推進する各都道府県における技術担当者の専任化について
・昨今の時代背景や社会環境の変化による学校における部活動のあり方について
・来年の茨城国体より実施されるeスポーツ大会の全国予選開催について
※「都道府県サッカー協会代表者会議」とは
JFAの加盟団体である都道府県サッカー協会の役員等が、各都道府県におけるサッカーの普及及び振興を図る上で必要な事項について協議し、都道府県サッカー協会としての意向や方針等を決議することを目的とした会議。
コメント
田嶋幸三 日本サッカー協会 会長
様々な日本サッカー協会の事業、大会を全国で行っています。(例えば今年は)インターハイは三重県、国体は福井県で行いました。改めて全国の皆さんに感謝を申し上げます。福井県の国体が終わり、(福井県の成年男子が)初の全国制覇ということで、非常に盛り上がり、改めて国体の意義を感じました。そしてその福井県の女子チームを中心としたU-18フットサル日本女子代表チームがユースオリンピックで準優勝しました。本当に一戦一戦力を出し、ダントツに強かったポルトガルと2試合することもできた。改めて福井県の皆さんには感謝申し上げます。
今年は猛暑、そして大きな災害も相次ぎました。西日本を襲った豪雨、大阪地域を中心に襲った台風21号、そして北海道で起きた地震。そこで大きな被害を各都道府県が受けています。そこに対する支援・寄付などはすでに決定しているものもありますが、被害をしっかり分析し、我々サッカー協会として何ができるかを検討していきたい。また、今後もこういった災害が起こりうるということを想定していかなければなりません。
我々は「Japan’s Way」ということを謳っています。日本人の良さ、文化をよく理解し、世界の舞台で発揮できるようにしていきたい。そういう意味では今から50年前のメキシコオリンピックで釜本さん達は銅メダルを取りました。当時のアジアの金字塔で、フェアプレー賞も取りました。その50年前にフェアプレー賞を取ったことが、脈々と我々に培われています。ずる賢さが必要だなど言われている頃から、我々はフェアプレーを徹底してきました。現代のピッチには多くのカメラが設置され、見えないところでシャツを引っ張ってもばれてしまいます。常にフェアプレーの精神をもつということは、代表チームに入ったからできるというものではなく、育成年代に身につくものです。みなさんが日頃から教えていただいているということだと思っています。そういったものがロッカールームの清掃にもつながっています。
それとは逆に、暴力相談窓口のデータにも出ていますが、まだ殴っている現場がある。暴言はもっとあるでしょう。これは根絶したい。「リスペクト」は、様々なところで訴えてきているが、どうしてなくならないのか、不思議にすら思います。指導者養成等で、すでに言ってきてはいますが、サッカー界として毅然とした態度で臨まないといけません。
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