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第2回 インテグリティ協議会を開催
2016年09月28日
日本サッカー協会(JFA)は9月23日(金)、東京都文京区のJFAハウスでインテグリティ協議会を開催しました。昨年3月に続き2度目の開催となります。
インテグリティ協議会は2015年、スポーツのインテグリティ(尊厳)を守るため、サッカー界とそれに関係する団体の、主に八百長防止に関する情報の共有を図る会議体として立ち上がりました。
協議会のメンバーは、JFA、Jリーグ、Jクラブ、JFL、日本プロサッカー選手会の代表者のほか、警察庁、警視庁、スポーツ庁、文部科学省、日本オリンピック委員会、日本スポーツ振興センターの関係者で構成されています。
今回の協議会では、日本のサッカー界(JFA、Jリーグ、プロサッカー選手会等)をはじめ、スポーツ庁や日本スポーツ振興センターにおけるインテグリティの取り組み等が紹介されました。
今年、日本のスポーツ界では、バドミントン選手やプロ野球選手による違法賭博の問題など、スポーツのインテグリティが脅かされる事件が起こりました。サッカー界では、そういった違法行為や八百長などを根絶する活動に力を注いでおり、警察庁、警視庁の関係者からは、JFAやJリーグのインテグリティの取り組みを評価する声が多く聞かれました。
本協議会は、日本のサッカー界において八百長を絶対に起こさないための重要な情報共有の場であり、今後も定期的に開催していきます。
コメント
スポーツ庁の参加者からのコメント
今回の機会のように、関係機関が協力する重要性を感じました。スポーツ・インテグリティのチャンピオンを目指し、スポーツ界が一丸となってスポーツの価値を守り、スポーツを通じて感動があふれる社会づくりにスポーツ庁としても積極的に貢献し続けたいと思います。
日本スポーツ振興センター(JSC)の参加者からのコメント
国内で八百長が起こっていない中で、こういった取り組みを継続し、危機意識を高く保っていくことは難しいことかもしれません。しかし、八百長をはじめとした不正行為は絶対に許さないという姿勢を維持し、関係者への啓発を続けること、また、対外的にも表明し続けることが、有効な予防策なのだと思います。
福井一也 氏(JFA事務局長)
本協議会は2回目の開催となります。関係者が集い情報共有する本協議会は、サッカー界にとって非常に有意義な機会です。今年はリオデジャネイロオリンピックでスポーツが盛り上がりましたが、国内では、バドミントン選手やプロ野球選手の違法賭博問題等もありました。サッカー界は各ステークホルダーと協力しながら、本協議会の開催を含めたインテグリティの取り組みを継続していきたいと思います。
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