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第13回日本サッカー殿堂 掲額者決定のお知らせ
2016年08月01日
公益財団法人 日本サッカー協会は、第13回日本サッカー殿堂に、ジーコ氏(特別選考)を掲額することを決定しました。また、今回より新設した「チーム」には、「第11回オリンピック競技大会(1936/ベルリン)日本代表チーム」を掲額します。なお、今回、投票選考は実施しておりません。
これにより、日本サッカー殿堂(日本サッカーミュージアム内地下1階)に掲額される方々の総数は、今回を加え73名と1チームとなります。
掲額式典は9月10日(土)14:00(予定)よりJFAハウス 日本サッカーミュージアム内ヴァーチャルスタジアムで開催する予定です。
特別選考(1名、1チーム)
・ジーコ(Zico:Arthur Antunes Coimbra) 1953年3月3日生まれ
1980年代にブラジル代表の背番号10番を背負い、3大会連続でワールドカップ出場を果たした世界的プレーヤー。
1991年に住友金属(後の鹿島アントラーズ)に加入し、38歳で現役復帰。1993年のJリーグ開幕戦でハットトリックの活躍を見せるなど、卓越したプレーで国内のサッカーファンを魅了し、Jリーグ開幕当初の爆発的人気に貢献した。また、選手引退後も鹿島アントラーズの強化に努め、Jリーグ最多優勝を誇るクラブの礎を築いた。
2002年に日本代表監督に就任すると、2004年AFCアジアカップ 中国で優勝。翌2005年には、FIFAワールドカップ ドイツ アジア地区予選を突破し、本大会出場をもたらした。
日本代表監督として指揮した国際Aマッチ通算71試合38勝は、ともに歴代最多である。
・第11回オリンピック競技大会(1936/ベルリン)日本代表チーム
1936年に開催されたオリンピック ベルリン大会で、初参加ながら強豪スウェーデン代表に逆転勝利を果たした日本代表チーム。
鈴木重義監督のもと、当時、関東大学リーグで強さを誇った早稲田大学の選手を中心にチームを編成。ドイツに入り、大会前に現地チームと練習試合を行う中で、それまで採用していた2バックから、当時の欧州で主流になりつつあった3バックへ大きくシステムを変更し、初戦のスウェーデン代表に挑んだ。前半に2失点とリードされるものの、後半は運動量とパスワークで上回り、同点に追いつくと、85分に松永行のゴールで逆転し、見事勝利を収めた。
日本代表が世界の強豪と戦い、オリンピックで初めてあげたこの勝利は、「ベルリンの奇跡」として今なお語り継がれている。
監督:鈴木重義
コーチ: 工藤孝一、竹腰重丸
主務:小野卓爾
選手:右近徳太郎、種田孝一、加茂健、加茂正五、川本泰三、金容植、佐野理平、笹野積次、
鈴木(高島)保男、高橋豊二、竹内悌三、立原元夫、西邑昌一、不破整、堀江忠男、松永行
投票選考(実施せず)
公益財団法人日本サッカー協会殿堂委員会にて、前回同様、日本代表50試合以上出場またはJSL1部150試合以上出場または年間最優秀選手受賞者を対象に候補者の選出を図ったが、「日本サッカー界に永年にわたり、顕著な貢献をした選手」という内規に鑑み、議論の結果、今回は候補者選出が困難であると判断し、第13回日本サッカー殿堂では投票選考を行わないこととした。
今後のスケジュール
日本サッカー殿堂掲額式典 9月10日(土) 14:00~(予定)
JFAハウス 日本サッカーミュージアム内ヴァーチャルスタジアム
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