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日本サッカー協会 新専務理事に原博実理事が就任

2013年12月19日

日本サッカー協会(JFA)は本日(12/19)第9回理事会を開催。その中で田中道博前専務理事の辞任で空位となっていた専務理事の選任について審議し、技術委員長(強化担当)の原博実理事が新しく専務理事に就任することが決まりました。

理事会の後、大仁邦彌会長と原専務理事が記者会見に登壇。大仁会長は、「重要な事業を控えていることもあって早く決めたいと人選を進めてきた」と話し、原専務理事を推薦した理由について「日本サッカーを良くしようという意志が強く、さらに、海外のこと、国際的なこともよく知っていて人脈もある」こと、「若くて元気。人としても誠実で勉強熱心、努力家」であること、「コミュニケーション能力が高い」こと、「個人的にも昔から知っていて信頼している。これからも良い関係つくって一緒に仕事をやっていける」ことを挙げました。

原新専務理事は、「今はブラジルのワールドカップに向けてどうやって代表を強くするかということだけを考えていた」だけに、専務理事の話が晴天の霹靂だったことを明かしつつも、「日本のサッカーが大きく前進していこうとしているが、世界も協会組織や代表チーム、育成といったところを見直して強くしようとしている。その中で、日本のサッカーを皆さんとともにさらに強くしていきたいという思いでこの職を引き受けた。JFAには能力の高い人材が多い。また、長くJリーグでやってきた経験から関係者もよく知っている。47都道府県協会の皆さんとも力を合わせて、育成や女子サッカー、フットサルやビーチサッカーをもうワンランク上のところにもっていきたい。苦しい時代も知っているので、今の状況に満足せず、より大きく強く広げていかなければいけないと思っている。みんなの力を一つにして日本のサッカーを良くしていきたい」と抱負を延べました。

技術委員長職について大仁会長は、「ザッケローニ監督にも確認した。これまで日本代表チームもうまくまとまってきているので、チームにべったりついてもらう必要はないが、ワールドカップまでは日本代表の責任者としてやってもらう」と、本大会までは技術委員長と兼務になることを明かしました。

原 博実(はら ひろみ)専務理事 プロフィール

役職
公益財団法人 日本サッカー協会 専務理事

生年月日
1958年(昭和33年)10月19日

出身地
栃木県黒磯市(現 那須塩原市)

1977(昭和52)年 3月 栃木県立矢板東高等学校卒業
1981(昭和56)年 3月 早稲田大学教育学部卒業
1981年4月~1990年7月 三菱重工業株式会社 入社(勤労管理課)
1992年6月~1995年1月 浦和レッズ コーチ
1995年2月~1996年1月 浦和レッズ ユース監督
1996年2月~1997年1月 浦和レッズ ユース監督、
サテライトチームコーチ
1997年2月~1998年1月 浦和レッズ トップチームコーチ
1998年2月~1999年6月 浦和レッズ 監督
2002年2月~2006年1月 FC東京 監督
2007年2月~2008年1月 FC東京 監督
2009年2月~ 財団法人 日本サッカー協会 特任理事
2009年2月~ 財団法人 日本サッカー協会 技術委員長(強化担当)
2009年11月~ 財団法人 日本サッカー協会 国際マッチメイク委員
2010年7月~ 財団法人 日本サッカー協会 理事
2010年7月~ 社団法人日本プロサッカーリーグ 理事
2010年9月 日本代表 監督代行
2013年12月~ 公益財団法人 日本サッカー協会 専務理事



サッカー歴

1981年~1994年 三菱重工サッカー部
*日本サッカーリーグ(1部)
10シーズン 176試合出場/56ゴール、32アシスト
*日本サッカーリーグ(2部)
1シーズン 16試合出場/9ゴール、9アシスト
1978年~1988年 日本代表
*国際Aマッチ出場 75試合/37ゴール(歴代3位)

 

保持ライセンス
JFA公認S級コーチ

備考
早大時代に日本代表に初選出され、国際Aマッチ通算75試合に出場、37得点を挙げる。これは、釜本邦茂(日本サッカー協会顧問)、三浦知良(横浜FC)に次ぐ歴代3位の記録。
1992年に引退し、浦和レッズのコーチを経て、1998~99年、浦和の監督を務める。FC東京の監督として2002~05年、2007年のシーズンを戦い、2004年にはJリーグヤマザキナビスコカップを制した。監督としての通算成績は、86勝44分77敗。

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