日本サッカー殿堂
掲額者
第11回オリンピック競技大会(1936/ベルリン)日本代表チーム
11th Olympic Games Berlin (1936) Japan National Team
特別選考 2016年第13回日本サッカー殿堂入り
1936年に開催されたオリンピック ベルリン大会で、初参加ながら強豪スウェーデン代表に逆転勝利を果たした日本代表チーム。
鈴木重義監督のもと、当時、関東大学リーグで強さを誇った早稲田大学の選手を中心にチームを編成。ドイツに入り、大会前に現地チームと練習試合を行う中で、それまで採用していた2バックから、当時の欧州で主流になりつつあった3バックへ大きくシステムを変更し、初戦のスウェーデン代表に挑んだ。
前半に2失点とリードされるものの、後半は運動量とパスワークで上回り、同点に追いつくと、85分に松永行のゴールで逆転し、見事勝利を収めた。
日本代表が世界の強豪と戦い、オリンピックで初めてあげたこの勝利は、「ベルリンの奇跡」として今なお語り継がれている。
監督:鈴木重義
コーチ:工藤孝一、竹腰重丸
主務:小野卓爾
選手:右近徳太郎、種田孝一、加茂健、加茂正五、川本泰三、金容植、笹野積次、
佐野理平、鈴木(髙島)保男、高橋豊二、竹内悌三、立原元夫、西邑昌一、
不破整、堀江忠男、松永行