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日本サッカー殿堂

掲額者

木村 和司KIMURA Kazushi
投票選考 2020年第17回日本サッカー殿堂入り
木村 和司
1958年7月19日 広島県生まれ

広島工業高校時代から技巧派の右ウイングとして知られ、1977年には(所属:明治大学)U-19日本代表としてAFCユース選手権に出場した。1981年にJSL日産自動車入り。当時2部にいたチームを1部へ導いた。攻撃的MFにコンバートされてゲームメーカーとしての才能が開花し、右足の正確かつ鋭いカーブをかけたキックでチャンスを演出、自らも得点を重ねた。

1986年には、西ドイツから帰国した奥寺康彦とともに初の国内プロ選手に。JSLで2回、天皇杯では横浜マリノス時代を含め6回の優勝を誇る。サッカー担当記者が選ぶ年間最優秀選手賞に3度選ばれている。

日本代表には明治大学2年生時に選出され、国際Aマッチ54試合出場26得点。FKからのシュートは特筆され、日本代表でも大きな武器となった。なかでも1986年メキシコ・ワールドカップを目指す戦いで、最終予選のホームゲームで韓国を相手に決めたゴールは語り草となっている。

現役引退後は2001年にフットサル日本代表監督、2010年には横浜F・マリノス監督に就任し、後進の指導にあたった。
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