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2022年度 JFA A級コーチジェネラル養成講習会女性コース(後期)が終了

2022年11月08日

2022年度 JFA A級コーチジェネラル養成講習会女性コース(後期)が終了

JFA A級コーチジェネラル養成講習会の女性コース(後期)が10月24日(月)~29日(土)の6日間、静岡県の時之栖で開催されました。前半は、指導実践、チームマネジメント、チームビルディング、ナショナルコーチングスタッフ講義などの講義や口頭試験を行い、後半には指導実践試験、筆記試験を行いました。

5月23日に前期がスタートしてから約5ヶ月間、期と期の間には、間の学習に加えて女性コース向けのメンタリングセッションでより深く実践経験を積み、受講生同士で刺激しあいながら、それぞれ多くの学びを得てコースを終えることができました。

指導実践試験では、男子選手を指導するためのスピードやコーチングスキルが求められ、サポートプレーヤーとしてびわこ成蹊スポーツ大学の25名の選手の皆さんにご協力いただきました。

  • toto
  • A級コーチジェネラル養成講習会女性コースは、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

受講者コメント

金野可奈さん(SEISA OSAレイア湘南FC U-15コーチ)
「ピッチと会話すること」。これが、この講習会での一番の学びであったと思います。
私は、日々の指導の中でサッカー理解の低さや選手へ伝える術がないことを痛感し、受講を決めました。この講習会で出会った方々それぞれにコンセプトがあり、人柄が反映されたセッションの雰囲気や伝え方がありました。サッカーの戦術や理解を超えて、人としてサッカーを通じてどのように選手との関わり合いを持つのかを学ばせていただきました。
また、講習会の全てがチャレンジすることを後押ししてくださる環境でした。インストラクターの皆様が私たち一人一人を見ていてくださり、常にチャレンジが推奨され、その失敗についてもご指導いただきました。
このような機会をいただけたことに大変感謝しております。この講習会での学びや経験を生かしながら、この先もサッカーを学び続け、挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。

池田浩子さん(作陽高校女子サッカー部 監督)
本年度も女性コースを開催するにあたりご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。このような機会をいただき、なかなか勇気が持てなかった女性指導者がA級ライセンスにチャレンジできる環境を作っていただけたことに重ねて御礼申し上げます。
後期では、チームマネジメントやチームビルディングなど私たちが普段関わっているチームの現状から多くのことを考えさせられる内容でした。人が人を動かしていく中で、準備をしておくことの重要性やリスクマネジメントも大切なことだと感じました。また、育ってきた環境の違う選手たちを様々な角度や距離から見ていくことで捉え方や見え方に違いがあることを改めて考えさせられました。さらに、テクニカルスタディの講義や代表チームを作っていく中で重要にしていることなど、現場で実際に関わっている方々にお話を伺うことができ、現代サッカーのリアルな部分に触れられたような感じがしてとても勉強になりました。指導実践に関しては、中期から後期の間にも間の学習ということでチューターの方々にご指導していただき、より理解を深めることができ、自分自身の見えていない部分をご指摘いただけたことで後期までの時間に自チームのトレーニングでチャレンジすることができました。最後の指導実践のテストの際には良い緊張感の中で実施することができ、今後の指導に生かしていきたいと思います。
前期のスタートに「このコースは皆さんで作っていくコースです!」と伝えられました。この言葉は、指導実践後に行う全員での振り返りや講義の中でのグループディスカッションなどオープンマインドで多くの時間を共有し、たくさんのことを話すことや考えることで、受講生全員で一つ一つ積み上げることで作り出されるという意味だったんだと思います。最後まで全員で向上心を持ちながらチャレンジできたのはチューターの方々のおかげです。私たちに寄り添いながら、一人一人に丁寧にご指導いただけたからだと思います。本当にありがとうございました。私たちもJapan‘s Wayに書かれている世界一サッカーで幸せな国になるために、今何ができるか目の前の選手たちと考えながら日々成長していきたいと強く感じました。

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