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なでしこジャパン ヨルダン女子代表との一戦へ、AFC女子アジアカップの会場でトレーニング

2017年11月24日

なでしこジャパン ヨルダン女子代表との一戦へ、AFC女子アジアカップの会場でトレーニング

なでしこジャパンは23日(木・祝)、翌日に控えたヨルダン女子代表との国際親善試合に向けて最後のトレーニングに励みました。

午前中に予定していたトレーニングは中止となったため、チームは午後のトレーニングに集中します。

この日の練習会場であるAmman International Stadiumは、ヨルダン女子代表戦の会場となるKing Abdullah Ⅱ Stadiumと同様、来年4月のAFC女子アジアカップの試合会場に予定されています。この遠征の目的である「大会前の予行演習」をする貴重な機会のひとつとして、チームはトレーニングに臨みました。

トレーニングは攻撃の方向性を持たせた2対2+フリーマンや、5対5を中心に行い、最後は紅白戦を2本行って終了しました。今遠征のテーマとなっている強度の高さがトレーニングには求められ、各セッションが終わるごとに選手たちは息を切らしていました。

夜のミーティングではヨルダン女子代表の分析結果が共有され、組織的な強さより個人の強さに注意して戦おうと意思統一が図られました。

ヨルダン女子代表戦は日本時間24日(金)23:00にキックオフ予定です。

監督・選手コメント

高倉麻子 監督
今回の遠征は、来年4月のAFC女子アジアカップ前に現地の気候や試合会場の雰囲気、日本からの移動などを経験しておきたかったので実施しました。短い期間ですが、全体的なクオリティについては問題ないとここまでの時間で確認できて非常によかったです。長野では攻撃面にフォーカスして取り組んだ部分も多かったですが、この活動では、これまでに取り組んできたことを、攻守にバランス良くチーム全体としてやりたいと思っていました。監督就任後、多くの選手を招集してきましたが、やはり選手は試合に出ないと成長を促せないと思っています。一方でチームの「核」を育てていくことを考えると選手の起用方法は難しいところですが、今回も6人の選手交代が認められているということで、状況を見ながらうまくトライしていきたいと思っています。

DF #4 熊谷紗希 選手(オリンピック・リヨン/フランス)
今はチームのレベルアップのために一人ひとりができることを増やそうとしている時期という中で、まだボールの取りどころがはっきりしないという部分があります。縦の関係、横の関係においてもまだ慣れない選手たちが多いので、もう少し時間がかかるとは思います。各選手の自由度が増えていて難しい部分もありますが、避けては通れない道だと思っています。

DF #6 宇津木瑠美 選手(シアトル・レインFC/アメリカ)
長野では守備に割く時間は多くはなかったですが、今回は守備陣で連携を取ってやっていきたいです。守備の能力は、トップのレベルになればなるほど違いが出てくると思っています。外国ではまず攻撃を身に着けて、その後に守備に着手しますが、日本はまずは守備からという形でやっているので、そこは大事に考えたいです。攻撃を見据えた守備も大事ですが、守備のための守備をしなければいけない時間帯や相手もいると思うので、トレーニングから意識して取り組んでいきたいと思います。

スケジュール

11月21日(火) PM トレーニング
11月22日(水) AM/PM トレーニング
11月23日(木) TBC トレーニング(TBC)
11月24日(金) 16:00 国際親善試合 vs ヨルダン女子代表(King Abdullah Ⅱ Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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