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【ホットピ!~HotTopic~】7大会ぶりの元日決勝。女子日本一を懸けた戦いが始まる~皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会

2025年10月30日

【ホットピ!~HotTopic~】7大会ぶりの元日決勝。女子日本一を懸けた戦いが始まる~皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会

プロ・アマの垣根を越え、意地とプライドがぶつかり合う

女子サッカー日本一を決する皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会が、11月8日(土)、9日(日)の1回戦で幕を開けます。

プロ・アマを問わず日本全国の女子サッカーチームが参加できる皇后杯。今大会も2025/26 SOMPO WEリーグの全12チームと、2025プレナスなでしこリーグ1部の全12チームに加え、全国の地域予選を勝ち抜くなどした計48チームがノックアウト方式で優勝を争います。決勝の舞台は、第33回大会(2011年度)以来14大会ぶりとなる国立競技場、新しくなった現競技場では初の開催です。2026年1月1日(木・祝)の決勝まで、約2カ月間の熱い戦いが各地で繰り広げられます。

ユース年代や大学チームの上位進出にも期待がかかる
(写真は前回大会1回戦、ディオッサ出雲FC vs 神村学園高等部)

ジャイアントキリングを起こすチームは現れるか

毎年激戦となる関東地域予選を突破したのは、クラブチームや大学チーム、ユース年代チームといったさまざまな背景を持つチームです。今年、日本サッカー殿堂に掲額された野田朱美監督が率いるバニーズ群馬FCホワイトスターは、なでしこリーグ1部のスペランツァ大阪と1回戦で対戦。前回大会、初出場ながら5回戦まで勝ち進んだVONDS市原FCレディースは、関東第4代表として本大会出場を決め、北海道リラ・コンサドーレと1回戦を戦います。VONDS市原Lは今シーズン、なでしこリーグ2部初参入ながら初優勝を達成しており、22試合で51得点の高い得点力が強みです。

数多くの代表選手を送り出してきた日テレ・東京ヴェルディメニーナは、ユース年代のチームながら本大会出場は19回目、1回戦で同じく東京を本拠地とするスフィーダ世田谷FCと対戦します。この試合の勝者が、前回大会の覇者である三菱重工浦和レッズレディースが待つ2回戦に進みます。昨年度の全日本大学女子サッカー選手権大会で準優勝した山梨学院大学のほか、神奈川大学、早稲田大学、日本大学といった関東の大学勢も上位進出を狙います。

東北地域予選の決勝で逆転勝利を収めて第1代表となったJFAアカデミー福島は、1回戦で神村学園高等部とのユース年代対決。それを制すると、GK浅野菜摘選手などac福島出身選手が多く在籍するちふれASエルフェン埼玉と2回戦で顔を合わせます。中国地域からは、吉備国際大学Charme岡山高梁をはじめとしたなでしこリーグチームに加え、地域予選決勝でレノファ山口FCレディースを破って優勝した作陽学園高校が出場します。九州地域予選を制して本大会初出場を決めたMIGOCARISA鹿児島は、WEリーグ参入を掲げて2022年に設立されたクラブで、なでしこリーグ1部で5年目を迎えたニッパツ横浜FCシーガルズとの1回戦に挑みます。

前回大会ではヴィアマテラス宮崎が唯一、WEリーグ勢以外で準々決勝に進出
(写真は前回大会5回戦、大宮アルディージャVENTUS vs ヴィアマテラス宮崎)

2026年元日に国立競技場で皇后杯を掲げるのはどのチームか

WEリーグとなでしこリーグ1部の計24チームは、11月15日(土)、16日(日)、19日(水)の2回戦から参戦します。今シーズンのなでしこリーグ1部で2位に勝点差10をつけて優勝した朝日インテック・ラブリッジ名古屋は、22試合で12失点という堅守が持ち味。初めて4回戦を突破した前回大会以上の成績を目指します。なでしこリーグ1部で3位となった静岡SSUボニータは、加入1年目でリーグ得点王になった横山久美選手を中心とした攻撃陣に注目です。前回大会の準々決勝にWEリーグ勢以外で唯一勝ち残ったヴィアマテラス宮崎は、今大会限りで水永翔馬監督の退任が決まっており、有終の美を飾るべく今大会に臨みます。

前回王者の浦和Lは、2回戦の藤枝総合運動公園サッカー場で初戦を迎えます。なでしこジャパン(日本女子代表)の高橋はな選手がキャプテンを務める今シーズンは、新戦力も台頭し、WEリーグで上位を争っています。同じく首位争いを演じるINAC神戸レオネッサは、今シーズン加入の吉田莉胡選手が得点源となっており、なでしこジャパンでコーチ経験を持つ宮本ともみ監督が選手の能力を引き出しています。日テレ・東京ヴェルディベレーザは、AFC女子チャンピオンズリーグとの日程重複によって11月19日(水)に2回戦が組まれました。昨シーズンのWEリーグMVPを受賞した山本柚月選手や、浦和Lから今シーズン加入した猶本光選手、塩越柚歩選手らが攻撃をけん引します。

浦和Lは前回大会決勝でPK戦の末にアルビレックス新潟レディースを破り、3大会ぶり2度目の優勝を果たした

今大会の準決勝の会場は、4年連続でサンガスタジアム by KYOCERA。そこを勝ち抜いた2チームが、2026年元日に国立競技場で決勝を戦います。第29回大会(2007年度)以降、皇后杯で優勝したチームは、日テレ・東京ヴェルディベレーザ(9度)、INAC神戸レオネッサ(7度)、三菱重工浦和レッズレディース(2度)と、現WEリーグ所属の3チームのみ。今大会でもWEリーグチームが実力を示すのか、ジャイアントキリングを起こして旋風を巻き起こすチームが現れるのか、各チームの戦いから目が離せません。

元日決戦を制するのはどのチームか

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開催期間:2025年11月8日(土)~2026年1月1日(木・祝)
【1回戦】11月8日(土)、9日(日)
【2回戦】11月15日(土)、16日(日)、19日(水)
【3回戦】11月22日(土)、11月23日(日・祝)
【準々決勝】12月6日(土)、7日(日)
【準決勝】12月14日(日)
【決勝】2026年1月1日(木・祝)

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