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【ホットピ!~HotTopic~】ここが見どころ! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025

2025年04月01日

【ホットピ!~HotTopic~】ここが見どころ! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025

U-18年代最強チームを決めるリーグ戦、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が4月5日(土)と6日(日)に全国各地で開幕します。

2011年の創設以来、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグは南野拓実選手(ASモナコ/フランス)や鎌田大地選手(クリスタル・パレス/イングランド)、堂安律選手(SCフライブルク/ドイツ)、久保建英選手(レアル・ソシエダード/スペイン)など、多くの日本代表選手を輩出してきました。
(当時の動画はこちら
堂安選手 
https://youtube.com/shorts/
fWu6YLVf8dw

久保選手
https://youtube.com/shorts/
jFJpnC8joM8
 
https://youtube.com/shorts/
x--T862kSG8

各地域を代表する強豪が会するリーグとあって、その行方を予想することは極めて困難。強度の高い試合の中で世代を代表する選手たちが切磋琢磨することで選手とチームが成長していくのがプレミアリーグの醍醐味で、春先は幼さを感じさせていた選手がリーグ終盤ともなればピッチ内外でたくましく変貌を遂げる光景が溢れています。名実ともに“U-18年代最高峰リーグ”であり、今後も数多くの選手がこの大会を機にJリーグや海外へと飛び出していくことが期待されます。

今年も東西ともにブレイク候補が控えています。前年のEAST王者・横浜FCユースは既にプロ契約を結ぶDF秦樹選手、FW前田勘太朗選手を筆頭にタレントがそろい、今年もまずは上位争いに食い込むことを見据えます。昨季最終節まで優勝争いを繰り広げた鹿島アントラーズユースはDF大川佑梧選手、MF平島大悟選手、FW吉田湊海選手ら下級生のときから主力を務めた選手が残るほか、DF元砂晏翔仁ウデンバ選手も台頭しており、厚い選手層を誇ります。中野洋司新監督の下、狙うは2度目の優勝です。川崎フロンターレU-18もDF林駿佑選手、FW恩田裕太郎選手と要所に好選手がおり、こちらは2022年以来の優勝を目指します。


流経大柏と鹿島は昨シーズン、最終節まで優勝の可能性を残した

高体連のチームも虎視眈々と主役の座を狙います。昨年度の全国高校サッカー選手権大会を制した前橋育英高校は、DF瀧口眞大選手、MF柴野快仁選手、白井誠也選手など主力の多くが残り、チームの仕上がりは順調。昨年はシーズン序盤、勝ち点を取りこぼすこともあっただけに、今回はスタートから全力疾走を続け、勝ち点奪取を目論みます。昨年度のインターハイ王者・昌平高校には、中学時代から注目されるMF長璃喜選手、山口豪太選手といったタレントがいます。二人が最終学年を迎える今年、チームとしてどのようなパフォーマンスを発揮するかが見所です。昨年度の全国高校サッカー選手権大会で惜しくも準優勝となった流通経済大学付属柏高校にも、GK丸山ジェフリー選手、DFメンディー サイモン友選手ら年代別の日本代表候補を経験した選手が並びます。抜群の突破力を誇るMF安藤晃希選手の存在も大きく、攻守のバランスが取れています。

DF月舘汰壱アブーバクル選手、MF小山田蓮選手を筆頭に付属中学出身選手がスタメンを占める今年の青森山田高校は、チームに戦い方が浸透しており、上位進出に期待がかかります。昨季、シーズン終盤の巻き返しでプレミアリーグ残留をつかんだ市立船橋高校は、U-17日本代表のDF篠崎健人選手を中心に、伝統の堅守速攻で勝ち点奪取を狙います。

開幕からルーキーの活躍が期待されるのも今年のEASTの見どころで、2月のNEXT GENERATION MATCH 2025で鮮烈なゴールを決めた柏レイソルU-18のMF長南開史選手、15歳でJ1最年少出場記録を塗り替えたMF北原槙選手(FC東京U-18)はともにチームの主力としてのパフォーマンスが求められそうです。柏にはMF加茂結斗選手、FC東京にはDF佐々木将英選手と年代別日本代表の常連もおり、下級生と上級生が融合することができれば上位進出に近づきます。

昇格組の浦和レッズユースもDF田中義峯選手、MF和田直哉選手と縦のラインに実力者が控え、ポテンシャルは十分。今年から指揮を執る阿部勇樹監督の采配も見どころの一つです。MF仲山獅恩選手、今井宏亮選手ら中盤に好選手を擁する東京ヴェルディユースと同様、残留以上の結果を残しても不思議ではありません。


し烈なプレーオフを勝ち上がった浦和。今年から阿部勇樹監督が指揮を執る

昨年、公立高校初のプレミアリーグ王者となった大津高校は主力の多くが卒業し、今年は一からチームをつくります。DF村上慶選手とMF福島京次選手の「二枚看板」を中心にどれだけ我慢強く戦えるかが長いリーグ戦でのポイントになりそうです。ヴィッセル神戸U-18は、U-15年代のときに日本一になった経験を持つMF濱﨑健斗選手、瀬口大翔選手らが高校年代の最終学年を迎える勝負の年。昨年、中学3年生のときにプレミアリーグでデビューしたMF里見汰福選手など下級生の底上げもあり、戦力は充実しています。3年連続2位に終わっており、WEST優勝にかける思いもプラスに働くかもしれません。サンフレッチェ広島F.Cユースはプレミアリーグで既に実力を証明しているGK小川煌選手、MF小林志紋選手、野口蓮斗選手がチームの軸として働きます。昨年プリンスリーグ中国を戦ったBチームで成長した選手も多く、今年も上位候補の一角を担います。

この3チーム同様、上位をうかがうのが名古屋グランパスU-18で、GK萩裕陽選手、DF森壮一朗選手、FW大西利都選手と各ポジションに2種登録選手がおり、チームとしての安定感を備えています。サガン鳥栖U-18には、GKのエジケ唯吹ヴィンセントジュニア選手、DF黒木雄也選手、FW新川志音選手と下級生のときから試合経験を重ねる選手が多く、3年ぶりのタイトルも狙えるだけのチーム力を誇ります。静岡学園高校もGK有竹拓海選手、DF吉田俐軌選手、MF篠塚怜音選手と縦のラインに実力者が並び、上位進出の期待がかかる一年です。開幕5連敗とつまずいた昨年の反省を踏まえ、今季はスタートダッシュに力を注ぐ構えです。


ここ数年、優勝に肉薄している神戸。今季、WEST優勝にかける思いは強い

神村学園高等部にはDF中野陽斗選手、MF福島和毅選手、FW徳村楓大選手と昨年度のインターハイ準優勝を経験した選手が残り、テンポよくボールを動かしながらゴールへと迫るスタイルの浸透が進んでいます。同じ九州勢の東福岡高校は、昨年を通して習得した対人守備を戦術のベースにしつつ、今年はFW齊藤琉稀空選手らを中心に攻撃の上積みも図る1年になりそうです。

ファジアーノ岡山U-18は、一足早くプロ契約を結んだDF千田遼選手とMF末宗寛士郎選手がチームの中心を担います。ここにFW安西来起選手など下級生が台頭すれば、2年連続での残留も見えてきます。帝京長岡高校は昨年から大幅にメンバーが変わり、チームづくりを進めるまっただ中です。GK仲七璃選手、MF和食陽向選手といった2年生が主力を占めるチームにおいて、3年生も意地を見せることができるでしょうか。

昇格組で飛躍を誓うのは、ガンバ大阪ユースです。DF横井佑弥選手にMF山本天翔選手と、昨年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会でチームの優勝に貢献した選手がおり、プレミアリーグ復帰初年度に躍進しても不思議はありません。アビスパ福岡U-18もDF藤川虎三選手、MF武本匠平選手と年代別日本代表の経験を持つタレントが並び、上位に食い込む潜在能力を秘めています。G大阪のFW久永虎次郎選手と福岡の久永辰徳監督による「親子対決」からも目が離せません。


アタッキングマインドが強いG大阪。WESTで旋風を巻き起こすか

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大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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