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U-23チャイニーズ・タイペイ男子代表が新潟県で強化合宿
2018年08月07日
7月19日(木)から29日(日)までの10日間、U-23チャイニーズ・タイペイ男子代表が来日し、新潟聖籠スポーツセンターとアルビレッジを中心にトレーニングキャンプを行いました。キャンプの目的は、8月10日(金)から9月1日(土)までインドネシアの首都ジャカルタで行われる第18回アジア競技大会に向けた強化です。
アルビレッジの室内トレーニング場ではウエイトトレーニングやファンクショナルトレーニングを、新潟聖籠スポーツセンターではボールトレーニングを、イギリス人スタッフ陣が定めたスケジュールに沿って行い、コンディションの調整をしていました。
合宿中には計2試合のトレーニングマッチを行い、結果は以下の通りでした。
7月24日(金) | JAPAN SOCCER COLLEGE 2-1 (1-1、1-0) U-23チャイニーズ・タイペイ男子代表 |
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7月25日(土) | 新潟医療福祉大学 4-0 (3-0、1-0) U-23チャイニーズ・タイペイ男子代表 |
ホテル付近のプール施設や海水浴場ではリカバリートレーニングを行い、オフ日にはショッピングモールに足を運ぶなど、このときばかりは選手一同リフレッシュした様子でした。
U-23チャイニーズ・タイペイ代表は、U-21日本代表も出場するアジア大会でグループAに入り、インドネシア、香港、ラオス、パレスチナと同組となりました。8月10日(金)に初戦・パレスチナ戦を迎えます。
U-23チャイニーズ・タイペイ代表 監督・選手コメント
彭武松 監督
チャイニーズ・タイペイがアジア大会に参加するのは60年ぶりのことです。我々のリーダーであるGaryがCTFA(チャイニーズ・タイペイサッカー協会)の技術委員長に就任してから、若手選手の育成に力を入れてきました。今回のアジア大会に出場できることがその成果を物語っています。本来は別の国で強化合宿を行う予定でしたが、日本のサッカーのレベルと環境がアジアの中でもトップクラスであることから、急遽遠征先を日本に変更しました。日本と台湾では生活様式が似ているため、ピッチ外の生活も不自由なく過ごせました。トレーニング環境も非常に質が高く、大きな怪我をすることもなく、非常に満足しています。日本の方々に感謝しています。今回のトレーニングの成果を、アジア大会で発揮したいと思います。
陳庭揚 選手
日本には何度も訪れたことがあります。日本は綺麗で、真面目な国民性が日本サッカーの成長につながっていると思っています。これは台湾も学ぶべき点です。今回の合宿で自分たちのスキルアップはもちろん、日本との交流も実現することが出来ました。今後もこのような活動を続け、日台友好の架け橋になりたいと思います。今回の合宿でお世話になった対戦相手を含めた関係者の皆様に感謝しております。日本との実力の差を肌で感じることができ、レベルアップして再び来日できることを願っています。
吳彥澍 選手
日本のサッカーをする上での制度や環境は非常に整っています。選手だけでなく、スタッフのレベルも高く、チームで連携して勝利をつかみにいく様子は勉強になりました。今回の合宿中のスケジュールは、練習や食事の時間、場所がしっかりアレンジされていて、レストランの食べ物の量や種類も豊富で、アスリートにとっては最高の環境でした。宿泊先に関しても、一人部屋であったため、プライバシーも守られていました。日本チームの攻撃と守備の秩序が正しく、選手たちはコーチの指示やチーム戦術をきちんと理解していました。また、スポーツマンシップに則り、フェアプレーで最後まで全力で戦ってくれました。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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