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「JFAインターナショナルアドミニストレーションコース」を国際交流基金アジアセンターと共催、アジア各地から42名が参加
2016年06月09日
日本サッカー協会は、国際交流基金アジアセンターとの共催で、6月7日(火)から6月11日(土)の期間、「JFAインターナショナルアドミニストレーションコース」を開催しています。これは、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国とマーケティングや大会運営などのサッカーに関連する実践的なノウハウを共有することを目的とし、これが初めての開催となります。今回はAFCに加盟する22協会から事務局員42名が参加し、大阪と東京の2会場で行われています。
コース初日となった7日(火)は、キリンカップサッカー2016開催前の市立吹田サッカースタジアムを視察後、J-GREEN堺でセミナーを実施し、夕方からキリンカップサッカー2016の決勝「SAMURAI BLUE対ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表」戦を観戦しました。
市立吹田サッカースタジアムでは、国際試合を開催するために準備された記者会見場、ロッカールーム、ピッチ、VIPエリアを視察し、参加したメンバーは自国スタジアムとのオペレーションの違い、施設の違いを体感しました。続いて行われたJFAアカデミーおよび指導者養成に関連する講義ではJFAの目的、目的を達成するための手段について話され、多くの質問があがって活発な討議が行われました。
8日(水)には東京に移動し、9日(木)よりJFAハウスで各部門のセミナーが実施されます。
本コースのスケジュール
6月6日(月) | 来日 |
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6月7日(火) | 市立吹田サッカースタジアム視察、セミナー(アカデミー、指導者育成について) キリンカップサッカー2016観戦 |
6月8日(水) | 東京移動、お台場観光 |
6月9日(木) | セミナー(マーケティング、国内競技、グラスルーツ、女子普及について) 三菱養和視察 |
6月10日(金) | セミナー(JFA、Jリーグについて)、FC東京視察 |
6月11日(土) | 埼玉スタジアム2002視察 明治安田生命J1リーグ観戦(浦和レッズ 対 鹿島アントラーズ) |
6月12日(日) | 帰国 |
参加者コメント
Liang Chen Chen 氏(チャイニーズ・タイペイサッカー協会)
素晴らしい日本のスタジアムで国際試合の準備段階を視察でき、とても光栄です。台北にもこの様な素晴らしいスタジアムを早く設立できるように頑張りたいと思います。セミナーもとても充実しているので、これからが楽しみです。
Ildar Garifulin 氏(キルギスサッカー連盟)
JFAが持っている知識、ノウハウをキルギスサッカー連盟で働いている同僚のために、出来るだけ多く持ち帰りたいと思います。この経験が必ずキルギスでのサッカー普及に繋がると信じています。このような機会を作ってくれたJFAに感謝しています。