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U-20ブルネイ代表、御殿場で強化キャンプを実施
2014年10月10日
U-20ブルネイ代表が、静岡県御殿場市にある時之栖でトレーニングキャンプを行いました。
今回の強化合宿は国際交流基金アジアセンターの支援を受け、アセアン各国を対象とした文化交流事業のひとつとして実現しました。
国際交流基金アジアセンターは、「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」をキーワードに掲げ、日本とアジア各国との文化交流の機会を創出する事業をJFAをはじめとする各種団体と協力して実施しております。
東南アジアの中央に位置するブルネイは、国土は三重県、人口は愛知県豊橋市とほぼ同等である小規模国家ですが、サッカーに対する非常に熱い情熱を持っています。
U-20ブルネイ代表は、コンパクトな固い守備から前線のスピードを活かして相手ゴールに迫る“堅守速攻”のスタイルで東南アジアの頂点を目指しています。
今回の合宿では3度のトレーニングマッチを行い、初めて体感する日本のサッカーに選手たちは多くの課題と収穫を得たようです。オフの日にはJリーグ観戦や箱根、富士山を訪れ、日本の文化を存分に味わっていました。
試合結果
9/23 vs 静岡大学 0-5(前半0-2、後半0-3) 45×2
9/28 vs 東海大学 0-2(前半0-0、後半0-2) 45×2
10/2 vs 加藤学園高校 0-3(前半0-0、後半0-3) 45×2
コメント
Stephen Ng Heng Seng 氏(ブルネイ協会テクニカルディレクター)
最高の2週間でした。宿舎、サッカーピッチ、トレーニングマッチ等、どれを取っても最高のクオリティーでした。若い選手たちにとって日本でキャンプをしたことは、貴重な財産となったことでしょう。日本サッカーのレベルは非常に高く、我々は多くのことを学びました。この経験を糧に大きく飛躍できるよう日々努力していきたいと思います。JFAをはじめとする多くの方々のサポートに心から感謝しています。
Awang Ah Chua bin Bangau 氏(チームマネージャー)
感謝の気持ちしか見つかりません。日本の方々は本当に優しく、最高のおもてなしをしていただきました。目に入るもの全てが新鮮で、刺激に溢れた2週間でした。異文化に触れることで、自分たちの幅を広げることが出来たと思います。支えて下さった方々の想いに応えるためにも、我々は成長していかなければなりません。将来、国際舞台で日本代表と戦いたいと願っています。
Md Khairil Shame b Suhaimi 選手(チームキャプテン)
このキャンプを通して、チームとして、また個人として成長することが出来たと思います。日本のチームと対戦し、アジアNO.1のサッカーを体感したことで多くの課題を見つけることが出来ました。この経験を次のステップへの足掛かりにしていきたいです。また、関わった全ての人たちは本当に優しかったです。僕らは多くの方々の想いに支えられて、このような素晴らしい経験をすることが出来ました。
Mohd Adri b Abdul Kahar 選手
日本に来る前は不安もありましたが、全くその必要はありませんでした。気候も過ごしやすく、食事も本当に美味しかったです。このキャンプの中で最も衝撃的だったことは日本サッカーのレベルの高さです。テクニック、戦術、身体的強さは、我々を遥かに上回っていました。このキャンプは絶対に忘れなられない2週間となり、日本の方々に心からお礼を言いたいと思います。
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