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【出場国情報】ガーナ代表 2大会ぶりのFIFAワールドカップ出場で未知の逸材台頭に期待~キリンカップサッカー2022
2022年06月07日
日本代表が初めてアフリカのチームと試合を行った相手、それがガーナである。1964年の東京オリンピックで対戦し、初出場のガーナが3-2で勝利。共にベスト8進出を果たした。以来、計7度の対戦はアフリカ勢最多で、ガーナが4勝3敗と勝ち越している。SAMURAI BLUE(日本代表)が2018FIFAワールドカップロシアに出発する直前に行われたキリンチャレンジカップ2018では、初陣の西野朗監督率いるチームと横浜国際総合競技場で戦い、ガーナが2-0で勝利を収めている。
FIFAワールドカップ出場は今年のカタール大会で4度目と、カメルーン(今回が8度目)、ナイジェリア(6度)といったアフリカのライバルに水をあけられているが、過去3度の出場ではいずれも印象に残るパフォーマンスを披露している。2006年ドイツ大会は初出場でラウンド16進出。続く2010年南アフリカ大会は、アフリカ勢初の4強入りへあと一歩と迫るも、準々決勝でウルグアイにPK戦で惜敗した。グループステージ敗退の2014年ブラジル大会でさえ、優勝したドイツから勝ち点を奪った唯一のチームとなった(2-2の引き分け)。
前回のロシア大会は予選で敗退したが、今回のカタール大会は厳しい戦いを勝ち抜いて2大会ぶりの出場を果たす。南アフリカと競り合った2次予選は勝ち点、得失点差で並び、総得点がわずか1の差で薄氷の突破。ナイジェリアとの最終予選では、ホームアンドアウェイで共に引き分けて合計スコアを1-1とし、アウェイでの得点がものをいったガーナが本大会行きの切符をつかんだ。
今年3月の最終予選は暫定監督のオットー・アッドが指揮を執ったが、5月に入って正式に彼の下でカタール大会を戦うことが発表された。ロシア大会の不参加で、メンバーは大幅に刷新。本大会で活躍しそうな逸材の台頭が期待される。例えば最前線のフェリックス・アフェナギャン(ASローマ/イタリア)はまだ19歳。テクニシャンのカマルディーン・スレマナ(レンヌ/フランス)も20歳だ。
日本人選手との縁がある選手もいて、クリストファー・アントウィ・アジェイはVfLボーフム(ドイツ)で浅野拓磨のチームメート。ジョセフ・ペイントシルはKRCヘンク(ベルギー)で伊東純也と、イドリス・ババはRCDマジョルカ(スペイン)で久保建英と、それぞれ共にプレーしている。
FIFAランキング:60位(2022年3月31日発表)
FIFAワールドカップ出場:3回(2006/ラウンド16、2010/準々決勝、2014)
2022年6月10日(金)、6月14日(火)
会場:兵庫県/ノエビアスタジアム神戸、大阪府/パナソニック スタジアム 吹田
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