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SAMURAI BLUE、韓国戦へ向けて調整~EAFF E-1サッカー選手権2019~
2019年12月16日
EAFF E-1サッカー選手権2019に出場しているSAMURAI BLUE(日本代表)は12月15日(日)、勝利した香港代表との第2戦から一夜明けて、韓国の釜山市内で最終戦の韓国戦へ向けて調整しました。
午後の柔らかな陽射しの下、香港戦でハットトリックをマークしたFW小川航基選手(水戸ホーリーホック)や、同じく代表デビュー戦で得点したMF菅大輝選手(北海度コンサドーレ札幌)、FW田川亨介選手(FC東京)ら先発したメンバーは、ランニングやストレッチなどの軽めの内容でリカバリーに努めて、早目に練習を切り上げました。
一方、交代出場したDF畠中槙之輔選手(横浜F・マリノス)、FW上田綺世選手(鹿島アントラーズ)を含めた、それ以外のメンバーはボール回しやパス交換などを行って体をほぐすと、GK中村航輔選手(柏レイソル)とGK小島亨介選手(大分トリニータ)もフィールドプレーヤーとして加わり、狭いエリアで5対5のポゼッション練習を実施。その後はGK役に戻り、4対4でフリーマンを付けた形で、攻守の素早い切り替えを意識しながらボールを追いました。
3人一組でのシュート練習では、中盤からパスや走りを加速させて相手DFを突破する動きを繰り返し、横内昭展コーチは「お互いに同じ絵を描く」ように注意を促していました。
さらに、ハーフコートでゴールを置いてフリーマンを付けた4対4のミニゲームを実施。ボールタッチ数に制限を付けて、精度と素早い切り替えを意識して取り組みました。
全体練習後にはいくつかのグループに分かれて各自で個人練習に取り組み、FW鈴木武蔵選手(北海道コンサドーレ札幌)やMF森島司選手(サンフレッチェ広島)、MF井手口陽介選手(ガンバ大阪)らはGKを立ててシュート練習を繰り返し、MF橋岡大樹選手(浦和レッズ)やDF三浦弦太選手(ガンバ大阪)らはハイボールをクリアする動きを確かめていました。この日の夜には大会3連覇を狙う韓国代表が中国代表を1-0で下して2連勝。勝点を6に伸ばして日本と並びましたが、日本が得失点差で上回り首位に立ちました。この結果、日本は18日(水)の最終戦で韓国代表に勝つか引き分ければ3大会ぶりの優勝が決まります。
なお、男子とともに優勝を目指すなでしこジャパン(日本女子代表)も、この日の韓国女子代表のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦(3-0)の結果を受けて首位をキープ。1勝1分の韓国女子との最終戦(17日)で、一足先に優勝を決める可能性が高まりました。
SAMURAI BLUEは16日(月)には非公開で調整を行う予定です。
選手コメント
DF #5 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
球際や体の強さは韓国の特長でもありますし、日本戦では気合も入って来ると思います。そういうところで一人ひとりが1対1で負けないことが大事です。チームの力を発揮するためにもコミュニケーションを取りながら、守備を統率していきたい。2年前の韓国戦ではPKを取った後に、「このまま行けるのでは」という雰囲気が少し流れた感じがありました。甘さが球際や守備のコントロールでも出たと思うので、油断しないことが大事です。チームの選手個々の特長も少しずつ分かってきたと思うので、それを引き出せるように、全員で良さをより出して、チーム力を高めてやっていきたいと思います。
DF #22 橋岡大樹 選手(浦和レッズ)
香港戦は両サイドからしっかり攻撃できていたので、自分も頑張らないといけないと思いましたし、自信もあります。中国戦ではボールをあまり蹴る機会がなくて仕掛ける機会もそんなに多くはなかったので、次は動き出しなどオフ・ザ・ボールの動きでもっとアクションを起こして、良いボールの受け方をして、どんどん仕掛けていきたい。良い準備をして、試合に出たら最高のパフォーマンスができるようにしたいです。
MF #7 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
菅選手も小川選手も中国戦で結果を残して刺激を受けます。この世界は結果を出した者が残って行くので、FWではなくても僕も結果を求められるのは変わらないですし、相馬選手のように何回も縦に行く選手がいないと試合は動かないので、自分も似たような役割を求められていると思っています。韓国戦は、まず失点をしないように守備をして、そこに自分の良さである攻撃を足していきたい。球際など負けてはならないですし、代表として同じアジアのチームに負けるわけにはいきません。相手は自国開催で気持ちを入れてくると思いますが、そこを打ちのめすつもりで臨まないといけないと思っています。
MF #8 井手口陽介 選手(ガンバ大阪)
韓国戦はスタジアムの雰囲気もすごい感じがあります。すごく楽しみです。(2年前の)前回の韓国戦では相手のパワーがすごくて、悔しい思いをしました。どんな試合でも、あまり深く考えすぎずに、自分の持ち味を出すことを心掛けてやりたいと思います。
MF #9 鈴木武蔵 選手(北海道コンサドーレ札幌)
香港戦は刺激を受けましたし、菅選手のゴールがうれしかった。2戦やってきて韓国が一番強い相手だと思いますが、ここに勝ってこそ。真価が問われる試合です。五輪世代にとっても僕らの世代にとっても重要な試合になります。ゴールは常に狙っていきたいですし、それを出すことが相手にとって脅威になるので、相手の嫌なところに顔を出していきたいです。
MF #14 森島司 選手(サンフレッチェ広島)
韓国戦は激しいイメージがありますし、アウェイなので無失点で進めることが大事です。自分のところでしっかりアクセントになれればと思いますし、海外の選手とやるのは好きなのでどんどん剥がしていく動きを見せていきたいです。自分が抜け出した時にはチャンスができると思うので、そういう動きを狙っていきたいですし、自チームで今年やってきた使われる側の動きも、もう少し出せたらいいと思っています。
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畠中槙之輔 選手(横浜F・マリノス)インタビュー
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鈴木武蔵 選手(北海道コンサドーレ札幌)インタビュー
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森島司 選手(サンフレッチェ広島)インタビュー
スケジュール
EAFF E-1サッカー選手権2019 | ||
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12月10日(火) | 2-1 | 対 中国代表(Busan Gudeok Stadium) |
12月11日(水) | TBC | トレーニング |
12月12日(木) | TBC | トレーニング |
12月13日(金) | TBC | トレーニング |
12月14日(土) | 5-0 | 対 香港代表(Busan Gudeok Stadium) |
12月15日(日) | TBC | トレーニング |
12月16日(月) | TBC | トレーニング |
12月17日(火) | TBC | トレーニング |
12月18日(水) | 19:30 | 対 韓国代表(Busan Asiad Main Stadium) |
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。
EAFF E-1サッカー選手権2019 決勝大会
大会期間:2019年12月10日(火)~18日(水)
会場:韓国/Busan Gudeok Stadium、Busan Asiad Main Stadium
男子出場国:中国、日本、香港、韓国
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