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SAMURAI BLUE、浅野選手と鎌田選手が復帰 ~FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選(10/10@埼玉、10/15@タジキスタン)~
2019年10月04日
SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督は10月3日(木)、今月行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選のモンゴル代表戦(10日、埼玉)とタジキスタン代表戦(15日、ドゥシャンベ)に臨む日本代表メンバーを発表。FW浅野琢磨選手(FKパルチザン・ベオグラード)とFW鎌田大地選手(アイントラハト・フランクフルト)が復帰しました。
9月に始まったアジア2次予選をアウェイでミャンマー代表に勝利して白星スタートを切った日本代表。今回のモンゴルとの第2戦とタジキスタンとの第3戦に臨むメンバーは、前回のメンバーを中心に編成され、変更はFW2人にとどまりました。
浅野選手は負傷離脱した今年1月のAFCアジアカップ以来、鎌田選手が今年3月以来の選出で、FC永井謙祐選手(FC東京)とともに前線で攻撃を担います。しかし、FW大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン)は負傷のため今回のメンバーからは外れました。
森保監督は、「大迫選手の怪我はチームとして痛い」としながらも、浅野選手と鎌田選手について「所属クラブで継続して試合に出て良いパフォーマンスを見せている。日本代表として彼らの持っているものをチームで十分活かせると思うし、彼らが今好調な部分を代表の戦いに活かしてほしい」と話しています。
今回のFW陣は大迫選手とは異なるタイプですが、「FWのタイプが違うことは、チームにとっては戦うオプションが広がる良いこと」として、新たな攻撃の形を試す意向を示唆しました。
このほかの顔ぶれは、第1戦のミャンマー戦でゴールを決めたMF中島翔哉選手(FCポルト)とMF南野拓実選手(ザルツブルク)をはじめ、MF堂安律選手(PSVアイントホーフェン)、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)、DF冨安健洋選手(ボローニャFC)らが揃い、MF久保建英選手(RCDマジョルカ)、MF橋本兼人選手(FC東京)も引き続き選ばれました。
アジア2次予選では各グループで5チームがホームとアウェイで対戦。全8グループから各組1位と2位の中で上位4チームが最終予選へ進出します。
9月に2節を終えて、グループFでは2連勝のタジキスタンが首位に立ち、消化試合が1試合少ない日本が2位。モンゴルは1勝1敗で3位、1試合未消化のキルギス、2連敗のミャンマーが4位、5位と続いています。
日本は10日(木)に今予選のホーム初戦でモンゴルと戦い、中4日で15日(火)にアウェイでタジキスタンと対戦します。
初戦となった先月のアウェイでのミャンマー戦は雨季のヤンゴンで行われ、連日降り続いた雨で足元を取られるグラウンドコンディションに、思うように練習もできない状況で試合を迎え、試合中もピッチ状況に応じてプレー判断をするという、アウェイならではの苦労もありました。
森保監督はそのような状況での選手の対応を評価。今回のアウェイ戦にも「相手がどういう戦いをしてきても、試合の流れの中で最善の判断をして、柔軟に対応してチームとして戦ってほしい」と、選手の対応に期待を寄せています。
日本代表指揮官は、「この2試合で勝点3ずつをしっかり獲れるように、最善の準備をしてチーム一丸となって戦いたい」と話しています。
モンゴル戦は10月10日(木)に埼玉スタジアム2002にて19:35キックオフ、タジキスタン戦は10月15日(火)にドゥシャンベのリパブリカン・セントラル・スタジアムにて現地時間17:15キックオフの予定です。
コメント
SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督
今回はモンゴル、タジキスタンとの2試合で勝点3ずつをしっかり獲れるように、1試合1試合で最善の準備をして、チームを応援して下さる方々に勝利を届けられるように、チーム一丸となって戦いたいと思います。前回のミャンマーも今回のモンゴルもFIFAランキングでみると日本より下位にいますが、戦う前から勝利が保証されていることはありません。引いた相手をどう崩すか。ミャンマー戦では選手たちは非常に賢く戦ってくれました。次の試合も賢く、かつ、タフに粘り強くファイトして戦ってくれることを期待しています。
勝つことを目的に戦う中で、いろいろな状況に対応していけるようにしたい。それがチームでの選手の進歩をより深めることにつながると思いますし、どんな相手とも戦っていける自信につながると考えています。相手が強くても弱くても、代表チームでの活動を通してオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチでいろいろな経験ができるので、代表チームとしての経験を共有しながら、その時のベストを持ってワールドカップへ向かっていく。そう考えてメンバー選考をしています。
多くの選手は代表活動の後に所属チームで1試合は途中出場やベンチなど、難しい状況に置かれますが、その中でも存在感を示してポジションを奪い返しています。「タフな環境でやることは当たり前」という覚悟を持っている選手たちなので、今回のタイトな日程でも、その時にできるベストをしっかりと出してくれると思います。経験の浅い選手には、代表で長くキャリアを積んでいる選手たちが、どれほど厳しい環境の中で戦ってきたのかを身を持って経験して、成長につなげてほしいと思っています。
関塚隆 JFA技術委員長
9月からワールドカップアジア2次予選がスタートし、アウェイでミャンマーに勝利して好スタートを切ることができました。今回のモンゴル戦はホーム初戦になります。タジキスタンは2勝している相手です。期待されている日本の皆さんに、結果を求めてしっかりした戦いをしたいですし、1戦1戦意味のある戦いです。チームが試合に集中できるようにサポートしていきます。
スケジュール
2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 モンゴル代表
開催日時:2019年10月10日(木) 19:35キックオフ(予定)
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
タジキスタン代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表)
開催日時:2019年10月15日(火) 17:15(日本時間 21:15)キックオフ予定
会場:タジキスタン/Republican Central Stadium
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