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個性豊かな攻撃陣の選手たち~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019~
2019年06月23日
CONMEBOLコパアメリカブラジル2019のグループステージ突破をかけて、エクアドル代表と24日に対峙するSAMURAI BLUE(日本代表)。準々決勝進出には勝利が必須条件となるなか、個性豊かな攻撃陣がどんな試合運びを展開するかに期待がかかる。
中島翔哉選手(#10、アル・ドゥハイルSC)
東京ヴェルディのアカデミー育ちで、トップ昇格後はカターレ富山、FC東京を経て2017年8月からポルトガルのポルティモネンセへ移籍。初めての欧州挑戦で10得点を決めるなどの活躍を見せた。2019年からはカタールのアル・ドゥハイルSCへ籍を移している。2016年のリオデジャネイロオリンピックにおいては中心選手としてチーム立ち上げから活躍を続け、2018年にSAMURAI BLUEのデビューを飾った。高い技術力を誇るテクニシャンであり、特にドリブルでの打開力には絶対の自信を持つ。
三好康児選手(#11、横浜F・マリノス)
川崎フロンターレのアカデミーが磨き上げた選手で、今大会がSAMURAI BLUEへのデビューとなった。狭いスペースを苦にせずボールを扱い、巧みに相手の逆をつくドリブルから局面を打開、得意の左足でゴールを狙うアタッカー。味方との関係性を使ってのワンツーでの崩しなども巧みにこなす。2013年のFIFA U-17ワールドカップ、2017年のFIFA U-20ワールドカップなど各年代の世界大会を経験し、国際経験も豊富だ。
伊藤達哉選手(#8、ハンブルガーSV)
163cmと小柄ながらキレのあるドリブルを武器にサイドから敵陣を切り裂くプレーを得意とするワイドアタッカー。左サイドからのカットインシュートは明確な形を持っている。柏レイソルのアカデミー育ちだが、高校3年生の7月に渡欧してドイツのハンブルガーSVへ移籍した異色の経歴を持つ。日本にいたときは年代別日本代表と縁がなく、森保一監督率いるU-21日本代表が初めて日の丸を付ける機会だった。2018年9月には、ドイツでの活躍が認められてキリンチャレンジカップ2018でSAMURAI BLUEの活動に初参加した。
安部裕葵選手(#20、鹿島アントラーズ)
瀬戸内高校の3年生になるまでは年代別日本代表への招集もまったくない無名選手だったが、鹿島アントラーズのスカウトに見出されてプロ入りを勝ち取る。プロ1年目の2017年6月にトゥーロン国際大会へ出場したU-19日本代表で初めて年代別代表入りを果たし、翌年のAFC U-19選手権でも主力選手として活躍した。確かなテクニックと労をいとわない走力を兼ね備え、豊かな崩しのアイディアを敵陣で発揮する。また冷静沈着さも売りで、大舞台にも動じないメンタリティーも大きな武器となっている。
久保建英選手(#21、FC東京→レアル・マドリードCF)
2011年に10歳でFCバルセロナと契約して海を渡り、2015年に帰国。FC東京のアカデミーでプレーした後、2017年に16歳でプロ契約を締結。その後、横浜F・マリノスへの期限付き移籍を挟んで2019年6月にスペインのレアル・マドリードCF移籍が発表された。同月に行われたキリンチャレンジカップ2019でSAMURAI BLUEへのデビューも飾った。卓越したヴィジョンとゴール前でクールになれるメンタルの強さ、そして左足の正確なキックに代表される確かな技術的精度を持つ。
岡崎慎司選手(#18、レスター・シティ―)
母校である滝川第二高校サッカー部のスローガン「驕らず怯まず溌剌と」をそのまま体現してきた稀代の名ストライカー。2008年のSAMURAI BLUE初招集から通算して50得点は歴代3位の数字となる。ただ、単なる点取り屋ではなく、味方を献身的に助けるチェイシングやゴール前で体を張って潰れるプレーなど、泥臭いプレーでも大きな貢献を見せてきた。若い選手が多くなった今大会の代表においても、まったくエネルギーを落とすことなく前向きなプレーを見せて良き模範となっている。
前田大然選手(#9、松本山雅FC)
圧倒的なスプリント能力を武器に相手DFをぶっちぎるプレーを見せる韋駄天FW。ディフェンスライン裏への飛び出しやスピードを活かしたドリブル、強烈なシュートを武器とするが、守備のチェイシングが大好きと語るとおり、猛烈なプレッシングで相手チームのビルドアップを阻害する。2016年に山梨学院高校から松本山雅FCへ加入。なかなか出場機会に恵まれなかったが、2017年の水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を通じて才能が開花した。森保監督に招かれるまで、年代別日本代表の経験はまったくなかった。
上田綺世選手(#13、法政大学)
森保監督に率いられる東京五輪を目指すU-22日本代表ではチーム立ち上げから通算15得点をマークしてチーム内ランキング首位に位置している点取り屋。スピードを活かした裏への動き出しを最も得意とし、クロスボールへ合わせるオフ・ザ・ボールのプレーも質が高い。また途中出場からの得点率が非常に高いことでも知られている。法政大学へ進むまでは全国的には無名の選手だったが、森保監督に見出されて大抜擢を受けてから、驚異的な成長を見せてきた。
スケジュール
CONMEBOLコパアメリカブラジル2019
大会期間:2019/6/14(金)~2019/7/7(日)
グループステージ:
2019/6/18(火) 8:00キックオフ(日本時間)
vs チリ代表
2019/6/21(金) 8:00キックオフ(日本時間)
vs ウルグアイ代表
2019/6/25(火) 8:00キックオフ(日本時間)
vs エクアドル代表
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