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【キリンチャレンジカップ2019プレビュー】トリニダード・トバゴと豊田スタジアムで対戦
2019年04月17日
SAMURAI BLUE(日本代表)は6月5日(水)、愛知/豊田スタジアムで開催するキリンチャレンジカップ2019で、トリニダード・トバゴ代表と対戦する。
結束力で対抗するトリニダード・トバゴ
SAMURAI BLUE(日本代表)が6月のキリンチャレンジカップ2019で迎え撃つのは、トリニダード・トバゴ、エルサルバドルという北中米カリブ海地域のチームだ。トリニダード・トバゴにとっては重要な大会を控えて試金石となる一戦、北中米カリブ海地域の王者を決めるCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ゴールドカップ(6月15日~7月7日にアメリカで開催)に向けた「準備の最終段階に入る」(デニス・ローレンス監督)のだ。
トリニダード・トバゴは4月4日に更新されたFIFAランキングで93位(日本は26位)。だが、ゴールドカップを見据えて本気度の高まる3月20日の国際親善試合では、同19位のウェールズとアウェイで対戦し、0-1の敗戦ながらランキングの差を感じさせない戦いぶりで食い下がった。ウェールズが押し込む展開だったが、ダニール・サイラス、シェルドン・バトーの長身センターバックコンビを中心に粘り強くはね返し、均衡が破れたのはアディショナルタイムという惜敗。攻撃でも左右のレビ・ガルシア、ネイサン・ルイスがディフェンスラインの背後を突き、相手選手がゴールライン近くで辛うじてクリアするような場面もつくった。欧州のトップクラブでプレーする選手はいないものの、強豪に対して結束力で対抗する手強いチームといえるだろう。
決定力を備える選手の台頭に期待
このトリニダード・トバゴと、日本は過去に一度だけ対戦したことがある。キリンチャレンジカップ2006(8月)で、トリニダード・トバゴにとっては初の、そしてこれまで唯一のFIFAワールドカップ出場となっているドイツ大会直後の一戦。試合は前半に三都主アレサンドロが挙げた2得点によって、日本がイビチャ・オシム監督の初陣に2-0と勝利した。
日本は今年3月のキリンチャレンジカップ2019で、コロンビア、ボリビアという南米勢と対戦。失点はコロンビア戦のPKによる1点のみで、森保一監督も「われわれがやろうとしていることは確実に浸透している」と、一定の評価を与えた。その上で「(得点に絡む)決定的な仕事をできる攻撃の選手が出てきてくれれば」と同監督。トリニダード・トバゴ戦は、ボールを保持する時間が長くなりそうだ。このような展開で、後方に人数を割く相手からどのように得点を奪うかというのが、どのチームにも共通する課題。南米での挑戦を控え、監督が望むような選手の出現にも期待したい。
SAMURAI BLUE(日本代表)対 トリニダード・トバゴ代表
開催日時:2019年6月5日(水) 19:30キックオフ(予定)
会場:愛知/豊田スタジアム
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