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SAMURAI BLUE、攻守の確認に取り組む~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2018年12月30日
SAMURAI BLUE(日本代表)は12月29日(土)、来月始まるAFCアジアカップUAE 2019へ向けた合宿4日目を迎えて千葉県内で練習を行い、攻守の確認に取り組みました。
厳しい冷え込みと寒さの中、夕方から約1時間半行われた練習ではランニングやボール回し、キックやパスなどの基本動作を繰り返して体をほぐした後、実戦を意識した練習に移りました。
狭いエリアで8対8にフリーマンを加えて攻守の切り替えと連携を確認。その後は攻撃陣と守備陣に分かれて、攻撃陣はパスを受けて前線の選手にボールを預けて前に上がる形などでシュート練習を繰り返し、守備陣はロングボールへの対応などを確認しました。
練習の最後にはコートの4分の3のエリアで9対9のゲーム形式を実施。途中でフリーマン役の選手を交代しながら攻守の連携を確認し、サイドラインから見守っていた森保一監督から時折、「GKボールからのリスタートの次をできるだけ早く」、「シュートチャンスがあったら狙うこと」などと声がかかり、指揮官はプレーのポイントについて選手の注意を促していました。
また、リーグ戦で受けた打撲による右臀部の痛みで、前日の練習では大事をとってホテルで別調整だったFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)も、この日はグラウンドに姿を見せて、別メニューで体を動かしました。
大迫選手は「一番は9日に合わせること。逆算した中でスタッフと話し合ってやっている」と話し、本番を睨んで焦らず調整を続けていることを明かしました。
一方、FW北川航也選手(清水エスパルス)はコンディションを上げる必要があるとしながらも、ゲーム形式の練習で手応えを覚えたようで、「これまでの合宿よりいい感じできている。ボールが出てくる回数は多いし、裏まで通るので自分の動き出しの量と質次第になってくる。その回数を増やすことを意識してやりたい」と話していました。
国内合宿最終日となる30日(日)には、DF冨安健洋選手とMF遠藤航選手のベルギーのシントトロイデンVVでプレーする2選手が合流予定で、チームは流通経済大学との練習試合を予定しています。
チームはその後一度解散し、年明け1月2日(水)に再び集合して、アジアカップ開催地のアラブ首長国連邦(UAE)へ向けて出発します。現地でDF吉田麻也選手(サウサンプトン)、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)、FW武藤嘉紀選手(ニューカッスルが合流して全選手が揃います。
大会では日本は1月9日にトルクメニスタン、13日にオマーンといずれもアブダビで対戦し、17日にウズベキスタンとアルアインにてグループステージ最終戦を戦います。各グループ上位2チームと3位の中から上位4チームがノックアウトステージへ進出します。決勝は2月1日にアブダビにて開催されます。
選手コメント
GK #23 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
アジアカップでは、いかに自分が落ち着いてプレーできるか、チームを助けるプレーをどれだけできるかです。チームの成績にダイレクトにかかわるところなので、そこは考えています。GKは活躍すればヒーローですが、ミスをすれば叩かれる、それだけ注目されている大会だと思います。それでも恐れずに、試合に出た時は思い切りプレーしたい。GKだけでなく、フィールドの誰かが急に数的不利になることも十分考えられますが、自分たちで基準を決めないでやることが大事だと思います。体調管理とサッカー以外のところでどれだけリラックスできるかも大事になると思っています。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96)
大会では思わぬことが多々あると思うので、そういう時にどれだけ対応力を持ってやれるかです。明日の練習試合は、トレーニングパートナーも入っての試合で、コンディションにもばらつきがあって、対戦相手もモチベーションが高いと思うので難しいですが、その中でどれだけやれるかが大事なところだと思います。
FW #11 北川航也 選手(清水エスパルス)
アジアカップでは短期決戦の7試合で厳しい戦いになってくると思いますし、23人全員の力が必要になると思うので、試合に出る、出ないに関係なく、いい準備を100%やりたいと思います。チームとして優勝することしか考えていないので、そこに自分の力で貢献できればと思っています。10月11月の時よりも、選手一人ひとりの特長も掴めているので非常にやりやすいですし、いい意味でリラックスしてやれているので、いい方向に進んでいると思います。これを試合で出せればと思っています。
FW #15 大迫勇也 選手(ベルダー・ブレーメン)
アジアカップではまずはチャレンジすることだと思います。チャレンジしないと始まりません。メンバーも変わったばかりで、やっていない部分はたくさんありますし、その中でうまく行かない時にもしっかりとまとまって力に換えるぐらいのチームになっていきたいと思います。自分たちの存在をアジアで示したいと思います。自分たちのやるべきことをやれば自然と勝つと思いますし、自分たちの力を信じることも大事だと思います。(トゥールーズへ移籍が決まった昌子源選手について)昨日会った時にいい顔をしていたので楽しみです。しっかりとチャレンジすれば道は拓けると思うので、頑張ってほしいです。
JFA会長コメント
田嶋幸三 JFA会長
アジアも簡単に勝たせてくれる相手ではないので、しっかり戦ってほしいです。こういう過程を経てチームも選手も強くなっていくので、結果と内容の両方にこだわってほしい。いい結果が得られると思います。若い選手が伸びていると感じますし、森保監督は同じ世代だけでなく、オリンピックとその1つ下までを包括的に見てくれているので、ロシアのFIFAワールドカップ後に世代交代があった中でパイを増やしてくれていると感じます。今年はユース年代がしっかり勝って、女子もアジアや世界でチャンピオンになってくれました。ロシアでも結果を出してくれて良い年でした。特に育成日本復活を掲げてきた中で若い年代がしっかり育ってきて、いい方向に行っていると思います。来年ももっと良い年にしたいと思います。
スケジュール
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佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)インタビュー
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酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ/フランス)インタビュー
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原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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