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ニュース

SAMURAI BLUE、ポーランド戦へカザンで練習再開

2018年06月26日

SAMURAI BLUE、ポーランド戦へカザンで練習再開

2018 FIFAワールドカップロシアに臨んでいるSAMURAI BLUE(日本代表)は6月25日(月)、勝点1を積み重ねたグループステージ第2戦のセネガル代表戦から一夜明けて大会ベースキャンプ地のカザンで練習を再開し、ノックアウトステージ進出をかけたポーランドとの第3戦(28日、ヴォルコグラード)へ向けて調整を行いました。

前夜2-2で引き分けたセネガル戦後、大会チャーター機でエカテリンブルクからカザンへ戻ってきたチームは、焦げるような強い日差しが降り注ぐ真夏の熱気に包まれたFCルビン・カザンの練習場に昼前に集合。前夜の試合で先発した11人は、ゆっくりしたペースでウォーキングを行ったあと、ストレッチや体幹トレーニングなどリカバリーに終始しました。

一方、交代出場した本田圭佑選手(CFパチューカ)、岡崎慎司選手(レスター・シティ)、宇佐美貴史選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)を含めた控え組の選手たちは、多くのメニューをこなしました。

ストレッチのあとパス交換やリフティング、5対5でタッチ数の制限やインターセプトのノルマを設けてパス回し、ビルドアップからシュートに取り組み、その後、本田選手と岡崎選手はペース走を行い、残りのメンバーはGK2人を加えて狭いエリアでの4対4のミニゲームで、攻守の切り替えの速さを確認しました。

この日の練習ではPKも実施。GK東口順昭選手(ガンバ大阪)とGK中村航輔選手(柏レイソル)もキッカーを務めて、ネットを揺らしました。また、武藤嘉紀選手(1.FSVマインツ05)と宇佐美選手は全体練習後、シュート練習にも取り組みました。

グループステージ第3戦のポーランド戦は、セネガル戦から中3日。蒸し暑さで知られるヴォルコグラードで行われます。

日本は2試合を終えて1勝1分けで勝点4。勝点、得失点差でセネガルとグループH首位タイに並び、1勝1敗のコロンビアが勝点3で続いています。ポーランドは2連敗で大会敗退が決まっています。

日本はポーランドに勝つか引き分けでグループ2位以内が確定し、2010年大会以来のラウンド16進出が決まります。負けた場合でも、もう1つのセネガル対コロンビア戦でセネガルが勝てば、日本は2位での突破が決まります。

宇佐美選手は、「ポーランドも良い相手。リラックスした状態で純粋に勝ちを目指しに来るのでは」として、「受けに回らずにチーム全員でアクションを起こして、勝ちを目指してやっていくことがすごく重要」と話しています。

チームは26日(火)にカザンで練習後、ヴォルコグラードへ移動し、28日(木)の試合に備えます。

選手コメント

FP #6 遠藤航 選手(浦和レッズ)
セネガルには、個人的には対等にやれると思っていました。相手の身体能力の高さなどで少し押し込まれることは予想はしていましたが、絶対にチャンスは来ると思っていましたし、勝つ可能性は間違いなくあると思っていました。2-2という結果は、勝ち切りたかったというのはありますし、よく追いついたというのもあります。選手同士でコミュニケーションをしっかり取ってやっていて、何が良くて何がダメだったかなど話をしています。そんなに結果に左右されていません。自分のやるべきことをしっかりやった結果、今回、1勝1分けという結果が出ていると思います。

FP #11 宇佐美貴史 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
セネガル戦は、出場時間は短かったですが、経験値としては時間が短くても大きかったと思いますし、ベンチで見ているだけでもサブで感じる空気は絶対にプラスになると思います。もっと時間を増やしていけるように、もっと必要とされるようにしていきたいと、改めて思いました。ポーランドは次の舞台へ向けて、もう進みだしているでしょうし、だからこそ戦いづらさもあるんじゃないかと。受けに回らずに、チーム全員でアクションを起こして、勝利を目指してやっていくことがすごく重要かなと思います。

FP #15 大迫勇也 選手(ベルダー・ブレーメン)
2試合で勝点4というのは、やはりそんなに甘くないなと思いましたし、日本よりも普通に戦えば、実力が上の相手に対して勝点4を獲れているということは、素直にプラスに考えるべきだと思います。途中から入る選手、最初から入る選手、すごくみんなが良い状態でプレーしていると思いますし、距離感もすごく良いし、雰囲気的には良い。ポーランドは一流の選手が集まっているチームなので、いつ調子が戻るかもわからないですし、調子戻れば良いプレーするチームだと思うので、本当に油断は許されません。ポーランドも気持ちを切り替えて臨んでくると思うので、僕らもしっかり覚悟を持ってやるしかないと思います。

FP #17 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
昨日の試合で主導権を握れたのは、相手の嫌がることをチームとしてやろうとしたことと、セカンドボールへの対応が良かったこと。そこで2次攻撃とか、自分たちの時間を作れることが多かった。それは良かった点かなと思います。次は引き分け狙いで行って獲れるような試合ではないと思います。チームとして勝って次に行かなくてはなりません。2試合で勝点4だがまだなにも勝ち取っていない。次の3戦目が運命の試合になると思います。自分たちがしっかりこの試合で勝点3を獲りに行く、自分たちのパフォーマンスに焦点を当ててやっていくべきだと思います。

  • 宇佐美貴史 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)インタビュー

  • 大迫勇也 選手(ベルダー・ブレーメン/ドイツ)インタビュー

  • 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)インタビュー

スケジュール

2018 FIFA World Cup Russia
6月19日(火) 2-1 第1戦 vs コロンビア代表(Mordovia Arena)
6月20日(水) PM トレーニング
6月21日(木) PM トレーニング
6月22日(金) AM トレーニング
6月23日(土) PM 公式会見・公式練習
6月24日(日) 2-2 第2戦 vs セネガル代表(Ekaterinburg Arena)
6月25日(月) PM トレーニング
6月26日(火) AM トレーニング
6月27日(水) PM 公式会見・公式練習
6月28日(木) 17:00 第3戦 vs ポーランド代表(Volgograd Arena)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFAワールドカップロシア

大会期間:2018年6月14日(木)~2018年7月15日(日)
グループステージ
第1戦 6月19日(火) 21:00[日本時間] vs コロンビア代表
第2戦 6月25日(月) 0:00[日本時間] vs セネガル代表
第3戦 6月28日(木) 23:00[日本時間] vs ポーランド代表

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