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森保一監督の就任から約4年4カ月、FIFAワールドカップカタール2022が幕を開けた。「『ベスト8以上という』新しい景色を見て(サポーターや国民と)一緒に喜びたい」と臨んだ大会のグループステージで、世界を驚かせる。
ワールドカップ優勝経験のある強豪のドイツとスペインを共に逆転で2-1と破ったのだ。
グループ首位でラウンド16に進出したSAMURAI BLUE(日本代表)は1-1からのPK戦でクロアチアに惜敗したが、森保監督は「経験値と選手のレベルが上がり、世界が持つ日本の印象を変えるだけの攻撃と守備ができた」とチームの成長を語った。
カタール大会での興奮も冷めやらぬ12月28日、日本サッカー協会は臨時の技術委員会と理事会を開き、森保監督との契約更新を全会一致で決定した。
FIFAワールドカップで指揮を執った監督がその後も継続するのは、日本代表で初めて。発表会見で森保監督は「非常に光栄な気持ちと、ミッションに向けての難しさ、責任の重さを考えると、身の引き締まる思い」と述べた。
さらに「速攻でも遅攻でも自分たちがボールを握って(試合を)コントロールし、そこからゲームを決めていけるようにしなければならない」と、ステップアップの必要性を強調した。
森保監督が引き続き指揮を執ることになり、その第一歩となったのがウルグアイ、コロンビアという南米の強豪を迎えた3月のキリンチャレンジカップ2023だ。
カタール大会出場の選手を中心に、5人の初招集も加えたチームは、国立競技場でウルグアイと1-1の引き分け。
ヨドコウ桜スタジアムでのコロンビア戦は、試合開始早々に三笘薫が先制するも、逆転されて1-2で敗れた。森保監督は「新しい戦術のチャレンジと新しい選手の融合は、簡単ではない」と、再出発の2戦を振り返った。
この年の11月からスタートするFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選に向けて、9月に欧州遠征を実施した。
その初戦は、カタール大会の雪辱を期すドイツとの戦い。日本が先手を取り、一度は追い付かれながらも、前半に上田綺世の得点で勝ち越し。後半は「オプションを増やすチャレンジをしたいと考えて」(森保監督)3バックへのフォーメーション変更も行い、試合終了直前にも2点を加えて4-1と快勝した。
ベルギーへ移動してのトルコ戦でも4-2の勝利を収めている。
FIFAワールドカップ開催国の一つであるカナダの代表チームをデンカビッグスワンスタジアムに迎えた。
「個々のフィジカルが強く、スピードもある」(森保監督)相手に、田中碧の2得点などで4-1と快勝。これでこの年6月のエルサルバドル戦から5試合連続の4得点以上という「なかなか出せるものではない」(同監督)結果を生み出した。
試合中には選手たちがさまざまな状況に合わせて自発的に戦い方や配置を変えるなど、主導権を握るためのチャレンジに取り組む姿勢を見せた。
3年後のFIFAワールドカップ、そして4年後のAFCアジアカップの出場を目指す予選がスタートした。
パナソニック スタジアム 吹田でのミャンマー戦に上田綺世のハットトリックなどで5-0と大勝したSAMURAI BLUEは、サウジアラビアのジッダでシリアとのアウェイゲームを戦い、久保建英の先制ミドルシュート、上田の2得点などで再び5-0の勝利を収めた。
森保監督は「引いた相手をどう攻略するか、良いプレーを選択して得点につなげてくれた」と、選手たちの適切な判断力を生かした試合運びをたたえた。
日本代表が史上初めて元日に試合を行った。
試合後の記者会見の冒頭、発生したばかりの能登半島地震に触れた森保監督は「皆さんの無事と、日常生活が壊れてしまうような被災が多く起きていないことをお祈り申し上げます」と、現地の状況を気遣った。
約2週間後に迫ったAFCアジアカップカタール2023に向けた最後の実戦は、国立競技場でタイに5-0の大勝。前半こそ無得点で折り返したものの、後半は「粘り強く何回も仕掛けて、前向きにプレーを重ねた」(同監督)ことが、ゴールラッシュにつながった。
前回の2019年大会で準優勝のSAMURAI BLUEは3大会ぶり、最多5度目の優勝を目指したが、準々決勝で敗退した。
グループステージ初戦はベトナムを4-2で下し、国際Aマッチの連勝記録を日本代表史上最多の10試合に伸ばす好スタートを切る。
だが、第2戦でイラクに1-2で敗れ、インドネシアに3-1と勝って2位通過。ラウンド16でバーレーンを3-1で破った後、準々決勝進出を懸けたイラン戦は「ロングボールで押し込まれて」(森保監督)試合終了間際にPKで逆転を許し、1-2の敗戦で大会を去ることになった。
FIFAワールドカップのアジア2次予選が再開し、SAMURAI BLUEは2試合を残して突破を決めた。
3月は朝鮮民主主義人民共和国に国立競技場で1-0と勝利したが、平壌でのアウェイゲームは中止。国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は朝鮮民主主義人民共和国の0-3の敗戦と裁定し、4戦4勝とした日本の最終予選進出が決まった。
「選手とフォーメーションを試しながら戦術の浸透を図り、9月に始まる最終予選につなげたい」(森保監督)と臨んだ6月の2試合は、ミャンマーとシリアを共に5-0で下し、6戦全勝で2次予選を終えた。
9月に幕を開けた最終予選の初戦はホームで中国を圧倒し、7-0の大勝で幸先の良いスタートを切った。
その後、バーレーンに5-0、サウジアラビアに2-0と中東勢とのアウェイゲームで連勝し、ホームでオーストラリアと1-1で引き分けたものの、11月にはインドネシアに4-0、中国に3-1と共にアウェイで勝利を収めた。
この結果、3位のインドネシアとの勝ち点差は10に開き、グループ2位以上となる本大会出場権獲得に王手をかけた。森保監督は「目の前の一戦に全力を尽くす」と、年明け3月の戦いに照準を定めた。
この年3月のアジア最終予選で、バーレーンとサウジアラビアを埼玉スタジアム2002に迎えた。
その初戦は、バーレーンの堅守にてこずるも「我慢強く、粘り強く、タフにチーム一丸となって戦った」(森保監督)ことで、後半に生まれた鎌田大地、久保建英の得点で2-0の勝利。グループ2位以内が確定したことで、8大会連続8度目のFIFAワールドカップ出場を決めた。
続くサウジアラビア戦はスコアレスドローも、グループ首位が確定。6月にはアウェイでオーストラリアに0-1、ホームでインドネシアに6-0で最終予選を終えた。
2大会連続3度目の優勝を目指した大会で、SAMURAI BLUEは見事に目標を達成した。韓国で戦った26人の選手中、14人が初招集というチームに、森保監督は「個々のさらなる成長と刺激にしてほしい」と期待。
選手たちもそれに応え、ホンコン・チャイナに6-1、中国に2-0、そして韓国に1-0と3戦全勝で優勝カップを持ち帰った。
最大のライバルである韓国には、史上初となる3連勝。指揮官は「日韓戦という非常に緊張感のある激しく厳しいアジア最高峰のクオリティーの中で試合ができた」と、その手ごたえを口にした。
FIFAワールドカップ開催国の一つであるアメリカに遠征したSAMURAI BLUEは、メキシコ、アメリカとの試合で強化を図った。
「開催国のアメリカで、開催国の強豪2チームと対戦できるのは楽しい。本番を想定しながら来年に向けてモチベーションを上げていく」と、意欲を見せていた森保監督。
メキシコとは0-0の引き分けに終わり、アメリカには0-2の敗戦を喫したものの、移動や時差によるコンディション調整の確認などを実際に現地で体感した意義は大きい。
カタール大会でドイツ、スペインというFIFAワールドカップ優勝経験のあるチームを破った森保監督率いるSAMURAI BLUEが、再び大金星を挙げた。
相手はワールドカップ最多となる5度の優勝を誇るブラジル。それまで13度の対戦で一度も勝てなかった強豪に対し、東京スタジアムで2点のリードを許しながらも3-2の逆転勝利を収めた。
「前半からしっかり修正して戦えたことが、試合をひっくり返すことにつながった」と指揮官。その約1カ月後に国立競技場で行われたボリビア戦では、日本代表史上初めて国際Aマッチ100試合の指揮を執った監督となり、3-0の快勝が花を添えた。
前年12月にFIFAワールドカップのグループステージで戦う相手が決まり、本番モードが高まる中、英国に遠征してスコットランド、イングランドという本大会出場チームと対戦した。
スコットランドとの初戦は、試合終盤に伊東純也が決勝点を挙げて1-0の勝利。
その時点でFIFAランキング4位のイングランドには、三笘薫がマークした値千金の得点を守り、1-0の白星。またもワールドカップ優勝経験のある相手を破り、森保監督は「厳しい展開を我慢し、相手の猛反撃にも最後まで集中力を切らさなかった」と、チームの戦いぶりを評価した。
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