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【Match Report】SAMURAI BLUE、アウェイでバーレーンに完勝してグループC唯一の連勝を飾る!
2024年09月11日
SAMURAI BLUE(日本代表)は9月10日(火)、バーレーンのナショナル・スタジアムでFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)のバーレーン戦に臨み、5-0で完勝。グループCで唯一の連勝を飾り、単独首位に立ちました。
前節の中国戦と同様、3-4-2-1のフォーメーションを採用した日本は、先発メンバーもシャドーに久保建英選手(レアル・ソシエダード)に代わって鎌田大地選手(クリスタル・パレス)が入った以外は同じ顔ぶれで臨みました。
GKは鈴木彩艶選手(パルマ・カルチョ)、DFには右から板倉滉選手(ボルシア・メンヘングラートバッハ)、谷口彰悟選手(シントトロイデンVV)、町田浩樹選手(ユニオン・サンジロワーズ)が並び、ダブルボランチは遠藤航選手(リバプールFC)と守田英正選手(スポルティングCP)がコンビを形成。両ウイングバックは右が堂安律選手(SCフライブルク)、左を三笘薫選手(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)が務め、2シャドーは南野拓実選手(ASモナコ)と鎌田選手で編成します。そして1トップには上田綺世選手(フェイエノールト)が入りました。
立ち上がり直後からコンパクトな陣形を保ち、相手陣内で積極的にボールを動かす日本は、9分に三笘選手のクロスに堂安選手が飛び込み、最初の決定機を迎えます。シュートは左ポストを直撃し、得点には至りませんでしたが、ここから攻撃が加速していきました。18分に南野選手、24分に上田選手がゴールに迫り、37分に厚みのある攻撃から先制点を手にします。
守田選手がペナルティーエリア内に送った浮き球パスが一度はクリアされますが、こぼれ球を遠藤選手が回収。すぐさまスルーパスを送ると、ペナルティーエリア右から鎌田選手が折り返し、そのボールが相手選手の手に当たり、PKを獲得しました。レーザーポインターによる妨害も意に介さず、上田選手がこれを冷静に沈めて日本が先制に成功します。
1点リードで迎えた後半早々、堂安選手に代わって登場した伊東純也選手(スタッド・ランス)が絡んでゴールが生まれます。47分、南野選手が奪ったボールを三笘選手、鎌田選手とつなぎ、右サイドの伊東選手がダイレクトで折り返すと、半身の体勢でトラップした上田選手がうまく右足を振り抜き、この日2点目となるゴールを決めました。
その後も日本は攻撃の手を緩めず、61分には上田選手との縦のワンツーから、さらに64分には三笘選手の左クロスに飛び込み、守田選手が連続ゴールを記録。大量リードを奪いました。
81分には途中出場の二人が絡んでネットを揺らします。中村敬斗選手(スタッド・ランス)がペナルティーエリア左から放ったシュートは相手GKに止められますが、高く上がったボールに小川航基選手(NECナイメヘン)が反応。頭で押し込み、バーレーンを突き放す5点目をスコアしました。
試合はそのまま5-0で終了。日本はアジア最終予選のグループCで唯一の連勝を飾り、早くも単独首位に立ちました。
次戦は10月10日にアウェイでサウジアラビア、15日にホームでオーストラリアと対戦します。
監督・選手コメント
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
今日の試合に関しては、前半なかなかチャンスをつくれなかったですし、前半に失点している可能性もあった。そこを耐えられたのは良かったことですけど、大勝だったとはいえ、簡単な試合ではなかったと思います。
今回のスタメンに関しては準備時間も短い中、一人だけの交代でした。それはできるだけ直近の試合の感覚を、選手たちがピッチ内で生かせるようにということで、一人だけ交代しました。分析では相手が4-2-3-1、4-4-2という形で直近の試合を戦ってきていましたが、我々の時にどういう形か分からないこともあり、我々も3-4-2-1が3-5-2になったり、可変しやすいという点と、みんな練習からいいプレーをしてくれている中で、鎌田が非常にいいプレーをしていたので決断しました。
MF/FW #5 守田英正 選手(スポルティングCP/ポルトガル)
1試合目の中国も前半と後半で印象の違う試合で、今日もそうでした。堅い試合になると思っていましたし、セカンドボールの拾い合いというイメージが試合前からあったので、なるべく2ボランチ気味に構えようとしていました。後半はよりオープンな試合になって、相手のFWがセンターバックに来始めたのが真ん中にスペースが空く要因になりました。90分を通しては、印象のいい試合だったと思います。(ゴールは)いつも意識していますし、どの試合も決めたいと思っていますけど、今日は(鎌田)大地が気を利かせてくれたから前にスペースが空いていました。組む選手やユニットに僕は良くも悪くも影響されるので。
MF/FW #9 上田綺世 選手(フェイエノールト/オランダ)
結果的に2点を取れたのは、良かったと思います。ただもっと自分的にはチャンスメイクをしたかったし、シュート本数も増やしたかったです。(PKは)自分の時間をしっかり作って、自分の間合いで打てたと思います。(レーザーポインターは)集中していたのでわからなかったです。(2点目は)ペナルティーエリアの中で半身ずらして受けられたというか、前を向けたので、シュート打つことしか考えていなかったですし、シュートチャンスを逃がさないように意識していたので、思い切って振って、いいところに飛びました。
MF/FW #15 鎌田大地 選手(クリスタル・パレス/イングランド)
中国戦はすごくチームのパフォーマンスが良かったので、自分自身もポジション争いで危機感をある程度持ちながらやっていましたし、他の選手とは違う自分の良さを出さないといけないと思っていました。(PKを獲得した場面について)ウインガーが仕掛ける選手なので、僕たちは4枚の相手(のDF)に対しては5人いて、ポケットを狙いに行くのはすごく大事なことだと思いますし、ああいうことをやり続けることが、4バックのチームに対して一番、自分たちのストロングポイントになるところだと思うので、そういうのを続けていけたらなと思います。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
2024年9月10日(火) 19:00 キックオフ予定(日本時間 9月11日(水) 1:00)vs バーレーン代表
会場:リファー(バーレーン)/Bahrain National Stadium
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