FIFAワールドカップカタール2022に臨むSAMURAI BLUE（日本代表）はカタール・ドーハで11日(金)からトレーニングを開始しました。2日目となる12日(土)もＪリーグ所属の7選手での実施となりましたが、終始全ての選手たちが意欲的な姿勢をプレーのみならず態度でも示し、非常に緊張感のあるトレーニングが展開されました。コンディションの調整もあって、そこまで強度の高いメニューはまだ行っていませんが、各々が与えられたメニューの中で質の高いプレーを追求し、また互いに声を掛け合うシーンを何度となく見ることができました。

この日は夕方に柴崎岳選手が、そして深夜には久保建英選手がチームに合流。13日(日)の朝には田中碧選手、冨安健洋選手も合流し、早速トレーニングに参加することになります。

選手コメント

GK #12 権田修一 選手（清水エスパルス）
ドイツとスペインのメンバーを見ましたが、どこの国もサプライズというか、一人二人は入ったり外れたりがありますね。初招集の選手は代表での役割でシュートシーンにどういう形で入ってくるか決まってくると思うので、代表でどうなのかわからない選手も多いですが、所属クラブで得意な形があるので、それを少しずつ見たりしています。明日くらいから海外組のみんなが合流して、4，5日したらカナダ戦で、また5日ぐらい準備したら開幕です。一週間準備ができる遠征はこれまでもずっとなくて、最終予選のときも前の合宿を振り返りながら良くなるように詰めてやってきているので、この数日間もワールドカップ本番前ですが、ずっとやってきたことをやり続けるのだと思います。前の合宿からそれぞれ所属チームで戦ってみんな成長していますし、戦術の違いをすり合わる作業が必要になります。でも、どういう状況の試合でもチームが勝つためにみんながプレーすることがまず一番大事です。カナダ戦も、「試す」という考えがあるかもしれないですが、勝つためのチャレンジをしながら、ドイツ戦でも通用するような自分たちの強みや強固に見せることをやらないといけないと思っています。ラスト1試合も、そこの軸は変わらないと思っています。

FP #2 山根視来 選手（川崎フロンターレ）
練習をやっている感覚や自分のスピードのところは初日よりはだいぶ上がってきていると思います。この特別な期間をボール一球も無駄にしないようにといつも思ってやっています。自分は攻撃での特徴があったからこそ今この場に来られていると思っているので、チームとして必ずやらなくてはいけないことはやりますが、リスクをかけてとらなくてはいけないところは見極めて、しっかり強みを出したいなと思います。裏を取るタイミングも味方の選手があってのことなので、自分がどういうタイミングで抜け出したいか、どういう選手でどこに走りたいんだというのを主張して、その回数を増やさないといけないと思うので、そういうところも意識したいと思います。ドイツのメンバーが発表になって、知っている選手がすごく多いし、改めて強いと思います。準備し過ぎて悪いことはないと思うので、チームとしてどうやっていくのか、全員が同じ意識を持てるようにやっていきたいです。

FP #3 谷口彰悟 選手（川崎フロンターレ）
こちらに来て、トレーニングやドーハに降り立った時の歓迎や移動でエスコートされたりして、その規模の大きさも含めて、ワールドカップがいよいよ始まるんだと感じます。日本代表としてそこに参加できるのはすごく幸せだなと思います。これから海外組が合流しますが、無事に全員が集まって、しっかりみんなでトレーニングをしたいです。それぞれがコンディションを上げつつ、このチームで結果を残していくための準備が始まっていくので、すごく楽しみでわくわくします。やるべきことを全員でやって、お互いに高めながらいいものを作っていく準備をして結果を残したいです。カナダ戦はドーハと似た気候で試合ができるので、その感覚や緊張感も含め、どれぐらい体が動くのかを感じられるいい機会になると思います。ピークは大会初戦に向けてですが、まずはそこに向けて体を作っていきたいです。

国際親善試合

2022年11月17日(木) 17:40キックオフ予定（日本時間 22:40）vs カナダ代表
会場：アラブ首長国連邦／アルマクトゥームスタジアム

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FIFAワールドカップカタール2022

大会期間：2022年11月20日(日)～2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦　11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦　11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦　12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

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