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SAMURAI BLUE(日本代表) アジア最終予選オーストラリア戦に向けて調整を続ける
2022年03月23日
3月22日(日)、アジア最終予選のオーストラリア戦に向けてSAMURAI BLUEは冒頭15分を除き、非公開でトレーニングを行いました。
南半球に位置するオーストラリアは現在夏から秋への移行期間ですが、まだまだ暑さが残り、夕方のトレーニング開始時刻でも燦々と太陽が照りつける陽気でした。この日はシドニーに入ってからピッチで練習を行うのが2度目の日本代表です。新たに欧州組9選手が合流。軽めのジョギングとストレッチで身体をほぐして、体幹にも少し刺激を入れたあとパス回しを実施した後は非公開練習へと切り替えました。
同日早朝に吉田麻也選手(サンプドリア)、伊東純也選手(KRCヘンク)、久保建英選手(RCDマジョルカ)がシドニーに到着し、この日ピッチでトレーニングを行ったのは総勢21選手となりました。
また、トレーニング後の夜には川島永嗣選手(RCストラスブール)、柴崎岳選手(CDレガネス)、南野拓実選手(リバプールFC)、シュミット・ダニエル選手(シントトロイデンVV)、林大地選手(シントトロイデンVV)の5選手も合流し、今回招集されている全26選手がシドニーに集結しました。
23日(水)にはオーストラリア代表戦が行われるスタジアム・オーストラリアで公式練習に臨むSAMURAI BLUEはアジア最終予選の大一番に向けて調整を続けます。
選手コメント
DF 中山雄太 選手(PECズヴォレ/オランダ)
体調はバッチリです。心身ともにいい準備をして代表に合流できました。所属クラブにいる限りは試合に出られなくても所属クラブを第一に考えていますが、前回の活動から、日本代表のことを考える時間ができた感覚がありました。オーストラリアについて考える時間、個人的に考える時間もあり、それが心身ともにいい準備につながったと思います。気持ちが昂っているとまではいきませんが今は楽しみな気持ちです。それが身体にいい影響を与えていて疲労感も全くないですし、移動疲れも全くありません。個人的に早くサッカーがしたい、早く練習したいという思いです。オーストラリアについては僕らが昨年10月にホームで戦ったオーストラリアとは別物のチームになっているという印象です。ホームの利を生かして、彼ら自身も勝つしかない状況で、別のチームで僕らに向かってくると思います。自分たちが良くてもさらにそれを上回ってくることも起きるかもしれないので、いろんな可能性も含めて準備していきたいです。僕らも活動に来られなかった選手がいますが、オーストラリアも怪我人やコロナ感染者の情報が入っているので、イレギュラーもあるかもしれません。全ての可能性を考えて、最善の準備をしたいと思います。
DF 板倉滉 選手(シャルケ04/ドイツ)
この日本代表活動に向けて普段から所属チームでも試合やトレーニングをやってきました。今回も『オーストラリアで決めてやるぞ』という気持ちで来ています。ヨーロッパでプレーするようになってからは(所属チームでは)ヨーロッパの選手が相手で、対戦する選手が自分よりも大きい相手が多い。そういう相手と日頃から対峙できているのは自分の中でプラスになっています。(長身の選手が多い)オーストラリア相手でも生かせると思います。チーム全員で良い準備をして、良い状態で試合に臨みたいです。一緒にセンターバックとして出場する可能性がある吉田麻也選手は隣にいてすごい頼りがいのある選手ですし本当に自分もそうならないといけないと思っていますが、どの選手とやるにしてもコミュニケーションをしっかり取る。それが全てだと感じます。
MF/FW 守田英正 選手(CDサンタ・クララ/ポルトガル)
勝つことができればワールドカップの出場が決まるので、間違いなく一番大事な試合になります。勝ちにいきますし、どういった試合展開になるか分からないですけど、負けることは許されないので、最悪引き分けも考えてサッカーをしないといけない。勝つことを前提に、勝ちにいくうえで最後は賢く戦い方を変えなければならないところもあると思います。試合に出るにつれて、自分の立場や役割、充実感もそうですし、信頼も増えてきているのは事実としてあると思いますが、やることは変わらないですし、普段と違うことをしても仕方ないので、自分のしてきたことをぶつけるだけかなと感じています。
MF/FW 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
次のオーストラリア戦、引き分けではなく勝利を目指すということに対して、勝ちにいく姿勢を見せることは全然悪いと思っていないし、それが緩みになるとも思っていません。逆に『引き分けOK』と考えていた方が、自分たちにとってはあまりよくないのかなと思います。引き分けでも悪くないという考え方はみんなわかっていいますが、それはディフェンス陣や僕みたいな守備的なミッドフィルダーの選手たちが意識すればいいと考えています。
自分は2017年、オーストラリアとの試合に勝ってロシアワールドカップ出場を決めた試合をすごく鮮明に覚えています。あの時はメンバーに入っていなくて、スタジアムで上から見ていました。その時の盛り上がりは覚えていますし、自分もピッチに立ちたいなと思っていました。今、それをつかむチャンスがあることは、非常に個人的に楽しみです。
アジア最終予選(Road to Qatar)
2022年3月24日(木) 20:10 キックオフ(日本時間 3月24日(木)18:10) vs オーストラリア代表
会場:シドニー(オーストラリア)/Stadium Australia
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2022年3月29日(火) 19:35 キックオフ(予定) vs ベトナム代表
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
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