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SAMURAI BLUE(日本代表)候補 トレーニングキャンプがスタート!
2022年01月18日
1月17日(月)、日本代表候補として集まったJリーグクラブ所属の19選手とトレーニングパートナーとしてチームに帯同している3選手を交えた全22選手が、千葉県内でトレーニングキャンプを開始しました。当初、1月21日(金)に開催を予定していたキリンチャレンジカップ2022 ウズベキスタン代表戦に向けた活動を計画していたSAMURAI BLUE。世界的な新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大の影響によりこの試合は開催中止となりましたが、選手が所属するJリーグクラブや、大学、高校の理解と協力のもと、強化の場として活動を実施しています。
あたりが暮色に包まれだした頃、寒空のもとトレーニングがスタート。開始直前に森保一監督は「実りあるキャンプにできるように、選手個々の成長とチームとしての成長をし、その先につなげていこう」と選手たちに語りかけました。選手たちは一様に引き締まった表情でそれぞれが思いを胸に練習に臨みます。また、この日は阪神・淡路大震災発生からちょうど27年という日でもあり、練習に先がけて、全選手、スタッフで犠牲になられた方々、被災された方々へ黙祷を捧げました。
まずランニングや体幹メニューに時間をかけて入念にウォームアップをこなした後、複数グループに分かれてボール回し、パス&コントロールのセッションで汗を流しします。今回、日本代表候補として初めて共にボールを蹴る選手が多い中でもトレーニングが進めば自然と全員の声のボリュームも上がり、比例するようにトレーニング強度も増します。ポゼッション練習とシュート練習を交互に織り交ぜながら個人個人のスキルが光ります。
全体での最後のメニューはハーフピッチでタッチ制限を設けた11対11の紅白戦を行いました。センターフォワードとして入った大迫勇也選手(ヴィッセル神戸)と相手チームのセンターバックとしてプレーしたチェイス・アンリ選手(尚志高)のマッチアップでは時折激しい攻防を見せ、荒木遼太郎選手(鹿島アントラーズ)、西尾隆矢選手(セレッソ大阪)、松岡大起選手、鈴木唯人選手(清水エスパルス)らパリオリンピックを目指す世代の選手たちの奮起も見られ、充実したトレーニングキャンプ初日となりました。
日本代表候補の活動は21日(金)まで続きます。
選手コメント
DF 佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)
Jリーグのシーズンが終わり、オフの期間に入っていましたがしっかり気を使いながら生活し、この活動に照準を合わせて自主トレーニング重ねてきました。あまり休みすぎないようにしましたが、食事はあまり普段と変わらず、シーズン中と同じようにいつもサポートしてくれる家族にも感謝しています。自分の身体を追い込むこと嫌いではないので休むところと追い込むところメリハリつけて生活できたので良い準備ができたと思っています。残念ながらウズベキスタン代表との試合は中止となりましたが、やることは変わらないですし与えてもらった環境で精一杯表現していくことが大事だと思います。
最終予選に目を向けると初戦で敗戦を喫しましたが、起きてしまった結果に対してそこから持ち直して、グループ2位まで来られているのはチーム一丸となって作り上げてきた結果だと思いますしここからも。日本の強さを発揮していきたいと思います。どのポジションでプレーしようが、自分の良さ出していくことが大事だと感じていますし。この環境を楽しみながら、次の目標へ向かって自分を出していけたらと思います。
MF/FW 武藤嘉紀 選手(ヴィッセル神戸)
キリンチャレンジカップのウズベキスタン代表戦が中止になったことは残念ですが、このキャンプからパフォーマンスを見られているので、最大限のプレーを見せられたらと思います。自身にとっては2019年のアジアカップ以来の日本代表活動になりますが、どのサッカー選手にとっても代表は特別なもので、自身としてもそういう気持ちを一度も忘れたことは無いです。海外から日本に帰ってきた時にも代表に戻るという強いビジョンを胸に秘めていました。最終予選をこれまで見てきてハラハラしましたが、選手たちは100%で戦っていたと思います。自分が入ったらどういうプレーできるか考えながら、イメージしながら代表でもう一度プレーしたいという気持ちを持ち、プレーしていました。
最終予選の先にあるワールドカップまでも残り1年を切っていますが、前回のロシア大会は自分の求めた結果、期待された結果を出せず、悔しい思いをしましたが、その悔しさはワールドカップでしか晴らせないと思います。まずはやることしっかりやって選んでもらえるように良いパフォーマンス継続すること大事だと感じています。
MF/FW 相馬勇紀 選手(名古屋グランパス)
昨年は自身、60試合戦ったというのもあり疲労が貯まらないように、かつキレを落とさないようにオフの期間はコンディションを整えてきましたので身体の状態は良くこのキャンプに臨めていると思います。もう這い上がるだけ、練習から自分の武器、特長を全面に出していきたいと思っています。
東京オリンピックが終わった後も三笘選手、田中選手がSAMURAI BLUEでチームを勝たせている姿見て、悔しい思いもあったし、同じ舞台で戦いたいとも思っていました。また、オリンピックに参加し、世界のトップで戦っている選手とプレーしたことで、決定力、個々の能力、体の使い方、ボールの置き所、「違うな」と感じましたしプレーの基準をもっと高めないといけないと感じました。だからこそもっともっと目に見える結果を増やしたいと思いますし自分は元々1対1や裏へ抜ける動きは特長でしたが、中に入ってのプレーやクロスの質もさらにレベルアップしていきたいです。
MF/FW 松岡大起 選手(清水エスパルス)
今回、この日本代表候補キャンプに選ばれてとても嬉しく思いますが、呼ばれただけで満足するのではなく、ピッチで声をだして、存在感をだしていきたいと思います。ボールを奪うことや自分の特長を全部出したいです。自分はこのグループでは年は下の方ですが世界ではそんなに若くないですし、危機感を持ってプレーしています。日本代表の試合はずっとテレビで見てきました。自分の一つの目標でもあった日本代表で絶対結果を残したいと思ってきました。ワールドカップに出場するという目標もありますし、予選もあるのでそこの入っていくという強い覚悟をもってここにきました。また、ここにはたくさんの経験ある選手がいるので、全員に話を聞きたいですし、その中で取り入れられるものしっかり取り入れていきたいです。
もっともっと上に行きたいと思っているので、そういう気持ち出していきたいと思います。
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