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SAMURAI BLUE、コスタリカ代表戦へ大阪で初練習 ~キリンチャレンジカップ2018【9/11@大阪 vsコスタリカ代表】~
2018年09月10日
SAMURAI BLUE(日本代表)は9月9日(日)、2日後に控えるキリンチャレンジカップ2018コスタリカ代表戦(11日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)へ向けて、大阪府吹田市内で練習を開始しました。
札幌で7日(金)に予定されていたチリ代表戦が北海道胆振東部地震の影響となり、11日の試合が森保一監督の下での初の代表戦となります。
前日8日(土)の午前中に札幌で練習を行った後に新千歳空港からのフライトで大阪入りしたチームは、この日が大阪での初練習となりました。
秋の気配も感じられて涼しかった北海道とは一転。夏の蒸し暑さが残る雨模様の中、怪我で離脱を余儀なくされたFW杉本健勇選手(セレッソ大阪)を除く選手22人が集合。当初予定していたJ-Green堺が台風21号の影響を受けたため、練習場は吹田市内へ変更になりましたが、選手たちは軽快な動きを見せていました。
報道陣に公開された15分の練習では、フィールド選手はステップワークとダッシュ、ストレッチなどでウォームアップ後、2人1組でパス交換を行いました。
GK選手3人は、狭いエリアでステップワークを取り入れた動きから、体の向きを変えて近い距離からのボールのキャッチングや、少し離れたエリアへのキックを斜めに飛んで受けるなど、細かい動きに繰り返し取り組んでいました。
その後は非公開として、チームは戦術の確認などに取り組み、約1時間半の練習を終えました。
ユース時代からガンバ大阪でプレーしたMF堂安律選手(FCフローニンゲン)は、「大阪に来ることを一番楽しみにしていた」と言い、初の代表チームでのプレーに、自分のプレーをチームメイトに理解してもらうように練習で取り組んでいると話しています。
一方、コスタリカ代表は9月8日(土)午前に試合を行った韓国から来日。同日夜、大阪府吹田市内で日本代表戦へ向けて練習を行っています。
来日メンバーは22人で、当初の予定から1人が負傷で離脱しましたが、今夏のFIFAワールドカップメンバー8人が含まれています。新任のロナルド・ゴンザレス監督の下で行った7日(金)の韓国代表戦は、0-2で敗れています。
FW小林悠選手(川崎フロンターレ)は、「みんなすごく集中して、いいトレーニングができていると思う」と話して調整への影響を否定。2日後のコスタリカ代表戦へ、「北海道でああいうことがあったので、少しでも勇気づけたり、元気づけられるように、一生懸命やっているところを見せられれば」と話しています。
また、この日の練習前には、チームは日本代表オフィシャルパートナーであるキリングループからの激励がありました。日本代表オフィシャルドリンク「生茶」がキリンビバレッジバリューベンダー株式会社 近畿圏支社法人営業部部長の芳野博郎様から贈られて、チームを代表して森保一監督が受け取りました。
なお、7日(金)に日本との対戦が中止になったチリ代表は、8日(土)午前の便で、チーム全員で新千歳空港から次の対戦地である韓国へ向けて出発しています。
選手コメント
GK #12 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
初めて一緒にやる選手もいますが、練習の中で細かくコミュニケーションを取っていますし、ディフェンスラインはプレーをだいたい知っている選手が多いので、難しくないと思います。先日のワールドカップを経験して、全部のプレーをレベルアップする必要はあると思いますが、自分のストロングポイントはもっと自信をもって出してもいいのではないかと思えたので、もっともっとチャレンジする必要はあるなと思っています。監督も積極的にチャレンジすることを言っているので、チャレンジしやすいと思います。
DF #19 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
自分の良さを出すことで、代表チームに入ったり評価されると思います。変わらずにいい準備をして、いいプレーを出していきたいと思っています。次のプレーへの準備の速さや動き出しは普段から意識していますが、このチームでは全体を通して、より意識している感じがあります。システムは3バックでも4バックでも、どちらでも自分の良さは出せると思います。
MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
今日の練習では、周りの選手に合わせてもらえるようなプレーをしようと考えて、自分がチームメイトに合わせるのではなくて、自分が動き出して、ずれてもいいから「こうだよ」というのを見せていきたいと思ってやりました。それがすごく合ったので良かったですし、コンビネーションで絡んで得点というところでも良かったかと思います。代表チームでは求められるポジションは違いますが、最低限ハードワークするところと得点という結果は出したいと思っています。
FW #13 小林悠 選手(川崎フロンターレ)
このチームには2列目に技術の高い選手が多くいるので、距離感もいいと思いますし、一緒に練習する時間は短かったですが、いいコンビネーションを出せそうな感じがしています。みんな若いですけど、技術の高い選手ばかりなので、誰が出てもやりやすいのではないかと思います。距離感などはフロンターレと似ているところもあるように思います。エネルギッシュにガンガン行くところは若い選手の魅力だと思うので自由にやってほしいですし、気を使わせないように、練習から「自由にやっていいよ」と声をかけています。それが、前線の選手の中では一番歳をとっている自分の役割かなと思っています。
スケジュール
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東口順昭 選手(ガンバ大阪)インタビュー
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三浦弦太 選手(ガンバ大阪)インタビュー
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堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー
2018年9月11日(火) 19:20キックオフ(予定)
大阪/パナソニックスタジアム吹田
SAMURAI BLUE(日本代表)vs コスタリカ代表
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