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ニュース

SAMURAI BLUE、井手口選手ら4選手が合流

2018年05月24日

SAMURAI BLUE、井手口選手ら4選手が合流

SAMURAI BLUE(日本代表)は5月23日(水)、キリンチャレンジカップ2018ガーナ代表戦(30日、神奈川・日産スタジアム)へ向けて千葉県内で合宿3日目を迎え、井手口陽介選手(クルトゥラル・レオネサ)ら新たに4選手が練習に合流しました。

小雨が降る肌寒い天候の中で、練習は選手のコンディションと合流時期に合わせたグループに分かれての調整になりました。

この日合流したのは井手口選手のほかに、槙野智章選手(浦和レッズ)、遠藤航選手(浦和レッズ)、GK東口順昭選手(ガンバ大阪)で、反復走やサイドステップなどの持久力テストで心拍数などをチェックし、ランニングや東口選手も加わってのボール回しなどを行いました。

一方、足首の怪我で別メニューでの調整が続いている岡崎慎司選手(レスター・シティ)を除いて、初日から参加している大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)や本田圭祐選手(CFパチューカ)ら9選手は、ヘディングやパスなどの基本練習を行い、その後は西野朗監督が見守るなかで攻撃のビルドアップを実施。手倉森誠コーチから細かいアドバイスを受けながら、選手たちは左右サイドからのクロスに合わせたシュートで終わる形を、クロスを上げる選手を左右で入れ替えながら、繰り返し確認しました。

この日は、右太ももを痛めている乾貴士選手(SDエイバル)も初めてピッチに姿を見せて、別調整ながら体を動かしました。早歩きなど速度を変えたウォーキングを中心としたメニューにトレーナーとともに取り組み、時折、黙々とランニングに取り組んでいるチームメイトにはっぱをかけるなど、明るい表情を見せていました。

ここまで室内での調整が続いていた乾選手は、「久しぶりにグラウンドに出て来られて、気分的にもリラックスできてよかった」と話し、怪我については「徐々に良くなっている」と話していました。

また、今年1月の海外移籍以降、初めての代表合宿となった井手口陽介選手は、練習終わりに西野監督と言葉を交わし、笑顔を見せる場面もありました。

井手口選手は練習後、「まずはしっかり試合に出られるように、この1週間の練習でアピールしていかないと。練習から自分の良さを出していければ」と話して、強い決意をにじませていました。

メンバー27人は所属クラブでの試合日程に合わせて随時チームに合流しており、24日(木)には国内組の残りの選手が合流して、25日(金)までに全員が揃う予定です。

30日(水)のガーナ戦は来月開幕するFIFAワールドカップロシア2018を前に国内で行われる最後の試合となり、この試合の翌31日(木)にワールドカップ本大会に臨むメンバー23人が発表されます。

日本はロシア大会グループステージでコロンビア(19日、サランスク)、セネガル(24日、エカテリンブルク)、ポーランド(28日、ヴォルコグラード)と対戦します。


選手コメント

GK 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
監督が変わってチームの雰囲気は変わっていますし、本番も近いので緊張感もあると感じています。ここまで決して順調ではないですが、自分の中ではやれることはやってきましたし、これからも続けるだけです。最後、自分が出せるものはすべて出して、しっかりとアピールしていきたいと思います。実戦が多くなると思いますが、どれだけコミュニケーションを取っていくか、細かいところでいつも以上にちゃんとアンテナを張ってやっていかないと間に合わないので、そこはしっかりとやりたいです。

DF 槙野智章 選手(浦和レッズ)
チームのこの空気を分かっている人間の一人としては、自分に課せられている仕事はピッチだけではないですし、この短い時間の中ガーナ戦までしっかりやるだけだと思っています。各ポジションのサバイバルはありますが、日本代表の良さはチームが輝いてこその個人だと思っています。自分のアピールと言うよりも、チームがうまくいくために自分が何をしないといけないかというところをまず考えてやることが必要だと思っています。

DF 遠藤航 選手(浦和レッズ)
最終メンバーに残りたいという思いでやるべきだとは思いますが、チームとしてワールドカップへ向けてどう戦っていくのか、どういう準備をしていくかだと思うので、メンバーに入る、入らないに関係なく、ワールドカップに行くつもりでチームの方向性を考えて、(メンバー決定の)31日を待ちたいと思います。どのポジションでも与えられれば自分の良さを出すことはできるので、その準備をするだけだと思います。

MF 井手口陽介 選手(クルトゥラル・レオネサ)
自チームで試合にあまり出られなかった分、悔しい思いをしてきたので、それを晴らしたいですし、ここからが勝負だと思うので、がんばって、なおかつ楽しめたら一番いいと思います。コンディショニングはしてきたつもりなので、あとはしっかり自信を持ってやるだけだと思っています。

MF 乾貴士 選手(SDエイバル)
怪我の具合は徐々に良くなっています。ここまで室内で体幹や治療などを優先してやって、体に良いことは全部やってきました。徐々に上げて行こうと思っていますし、ガーナ戦はアピールする場なので、それに合わせられるようにやっていきたいです。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 浅野拓磨 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)インタビュー

  • 槙野智章 選手(浦和レッズ)インタビュー

  • 井手口陽介 選手(クルトゥラル・レオネサ/スペイン)インタビュー

2018年5月30日(水) 19:25キックオフ(予定)
神奈川/日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ガーナ代表
大会情報はこちら

 

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