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練習オフでコロンビア戦へリフレッシュ
2014年06月22日
日本代表チームのアルベルト・ザッケローニ監督は現地時間6月21日、サンパウロ州イトゥ市のチーム本拠地で報道陣に会見し、予定していたこの日の練習を取りやめて、選手たちにオフを与えたことを明らかにしました。
2014 FIFAワールドカップに出場中の日本代表チームは、初戦のコートジボワール戦に1-2で敗れた後、19日に行われた第2戦のギリシャ戦に0-0で引き分け、2戦を終えて勝点1でCグループ3位です。ノックアウトステージ進出の可能性を求めて、グループステージ最終戦となる24日のコロンビア戦での勝利を目指しています。
コロンビア戦まで3日というタイミングで選手にオフを与えた理由について、ザッケローニ監督は、「選手それぞれがプレッシャーも感じているようだ。この2試合にみんなが満足していない状況で、各々がその理由をあれこれ考えると、考え過ぎて余計なことまでネガティブに捉えてしまうこともあるが、それはよくない。そういうストレスから解放するには休むのが一番」と説明し、オフにすることで精神的にリフレッシュする重要性を指摘しました。
コロンビア戦への心境を問われると、「ここまで来れば、最後の最後に必要なのは集中力と覚悟」と答え、「この4年間やってきたものはこんなものではないと、私も選手たちもみんな分かっている。自分たちがやるべきことに照準を絞る。重要な修正点は1~2つ。この3日間で改善して、最高の状態で3戦目に臨みたい」と語りました。
この日、選手たちはチーム本拠地内で自主トレなどをして思い思いの時間を過ごし、夕食はチームでイトゥ市内のシュラスコレストランに出かけて気分展開を図りました。
チームは現地時間明日22日から練習を再開し、23日には次の試合会場のある、ブラジル内陸部のクイアバへ移動する予定です。
コメント
アルベルト・ザッケローニ監督
チーム全体がこの2試合で満足の行く戦いが出来ていないことはよく分かっています。自分たちのプレーが出来ていない理由は一つではなく、多くのことがあると思いますが、この2試合でプレースピードが伴わないのは、頭に何かブレーキがかかっているように思われます。また、2戦目は初戦の結果が響いたと考えています。どちらの試合もチームとしての戦い方ができず、チームとして機能していないので、これまで良い戦をしてきたときのバランスを取り戻すことが大切です。まだあと1試合あります。自分たちが本来持っているものを前面に出していかないといけません。スピードに乗った技術力、より精度の高いものを出して戦うべきです。選手たちと話していると、次の試合は絶対にやってくれると感じています。ですので、今、とてもポジティブな心境です。
JFA-TV
スケジュール
6月14日(土) | 2014FIFAワールドカップブラジル | ||
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1-2 | vs コートジボワール代表 (Arena Pernambuco) |
[LIVE] NHK総合 6/15(日)9:00~(12:00) [録画] NHK BS-1 6/15(日) 19:00~20:54 NHK BS-1 6/20(金) 4:00~5:55 NHK BS-1 6/28(土) 17:00~18:55 |
|
6月19日(木) | 0-0 | vs ギリシャ代表 (Estadio das Dunas) |
[LIVE] NHK BS-1 6/20(金) 6:00~9:10 日本テレビ系列 6/20(金) 5:50~9:15 [録画] NHK BS-1 6/20(金) 20:00~21:55 NHK BS-1 6/28(土) 19:00~20:55 |
6月24日(火) | 16:00 日本時間 6/25(水)5:00 |
vs コロンビア代表 (Arena Pantanal) |
[LIVE] テレビ朝日系列 6/25(水) 4:40~7:20 [録画] NHK総合 6/25(水) 9:05~11:00 NHK BS-1 6/25(水) 20:00~21:55 NHK BS-1 6/28(土) 21:00~22:55 |
※テレビ放送時間は日本時間