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SAMURAI BLUE森保監督、ワールドカップ選手6人復帰で新たな変化を期待~10月キリンチャレンジカップ2018~
2018年10月05日
SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督は10月4日(木)、キリンチャレンジカップ2018で対戦するパナマ代表戦(10月12日、新潟)とウルグアイ代表(同16日、埼玉)へ臨む日本代表メンバーを発表。2018 FIFAワールドカップメンバーからDF長友佑都選手(ガラタサライ)やFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)ら6選手の復帰で、チームの新たな変化を期待しています。
今回招集された23人のメンバーには、森保監督の初陣となった9月のコスタリカ戦で3-0の勝利に貢献したMF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)、MF南野拓実選手(ザルツブルク)、MF青山敏弘選手(サンフレッチェ広島)らが選出され、若手のMF堂安律選手(FCフローニンゲン)とDF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)も、初招集された前回に引き続いてメンバーに名を連ねました。
9月のメンバー17人が継続となった一方で、2018 FIFAワールドカップ以来となる復帰をしたのは長友、大迫の両選手のほかに、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)、DF酒井弘樹選手(オリンピック・マルセイユ)、MF原口元気選手(ハノーファー96)、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)の6人です。
就任時から若手と経験ある選手の融合を図りたいとしている森保監督は、「ワールドカップで活躍した選手たちを招集したいと思っていた。今回、これまで長くキャリアを積んできた選手たちが来てくれる。チームにどういう化学反応が起きるか、見てみたい。若い選手にいろいろな経緯を言葉やプレーで伝えて、チームとしていろいろなものを継承していけるようにしてもらえれば」と期待を寄せています。
森保監督の下で始動した先月、7日に札幌で予定されていたチリ代表戦が北海道胆振東部地震の影響で中止となったことで、今回のパナマ代表戦で新体制での2試合目を迎えます。
対戦相手のパナマはFIFAランク70位、ウルグアイは5位で、日本は54位です。今夏のワールドカップでは、パナマは4強入りしたベルギーとイングランドと同組でグループステージ敗退。ウルグアイは優勝したフランスに準々決勝で敗れてベスト8でした。
森保監督は、「両チームともワールドカップに出ている強豪国。非常に力のあるチームと試合をすることで、我々のチームの強化と成長につながる。我々が何をできるかということをしっかりと考えていかなければならない」としています。
チームは週明けの8日(月)から新潟市内で合宿に入りますが、日本代表指揮官は今回の活動を通して「全員攻撃、全員守備」のチームコンセプトの浸透を目指しており、「各選手にはチームのコンセプトのなかで、それぞれが持っている特長を思い切り発揮してほしい」と語りました。
また、森保監督は、日本代表のサポーターだけでなく、最近全国で多く発生している自然災害による被災者やその復興関係者へ向けて、「喜んでもらえるような、励ましのメッセージとなるプレーを試合でお見せできれば」と話しています。
試合は、パナマ代表戦が10月12日(金)に新潟・デンカビッグスワンスタジアムにて、ウルグアイ代表戦が同16日(火)に埼玉スタジアム2002にて行われます。いずれも19:35キックオフの予定です。
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督コメント
今回の新潟と埼玉での2試合で、日本代表の強化のための貴重な場としてチームづくりを前進させられるように臨みたいと思っています。やりたいことはたくさんありますが、主に考えているのは2つあります。私が監督になって今回でまだ2試合目なので、チームづくりを進めていくために、チームを成長させるコンセプトを浸透させていくことが1つ。もう1つは、9月の招集から選手も変わっているので、選手の特長とコンディションを把握してチームの融合をチェックし、戦術浸透と、個人とチームでどう機能するかを見たいと思っています。FIFAワールドカップのメンバーを招集させてもらって、前回の選手に今回招集した選手が加わって、チームにどういう化学反応が起きるかです。
また、ロシアでのFIFAワールドカップに出場した、これまで長くキャリアを積んできた選手たちが今回来てくれるので、若い選手にいろいろな経験を言葉やプレーで伝えて、チームとしていろいろなものを継承していけるようにしてもらえればと期待しています。柴崎選手と原口選手は所属先で試合に出られていませんが、トレーニングは続けています。我々の活動に加わってもらって、現在のコンディションを見極めて、今後の活動にどうしていくかを見ていきたいと思って呼びました。
パナマ代表とウルグアイ代表は、両チームとも先日のワールドカップに出場している、非常に力のある国です。我々が何をできるかをしっかりと考えていかなくてはなりません。彼らと試合をすることで、我々のチームの強化と成長につながります。その中で、選手の力や現在のコンディションを見極めながら、1月のAFCアジアカップへ向けてやっていきたいと思っています。この2試合でより多くの選手を試していきたいと考えていますが、試合の流れもあります。いろいろな状況に対応しながら起用を考えていくつもりです。
スタジアムに足を運んでくださる皆さん、日本代表を応援してくださるサポーターの皆さんや国民の皆さんに、喜んでいただけるような試合をしたいですし、全国で自然災害が多く発生している中で辛い思い、苦しい思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。また、現地の復興に携わってハードワークをされている方々に、励ましのメッセージとなるプレーを試合でお見せできればと思っています。
スケジュール
2018年10月12日(金) 19:35キックオフ(予定)
新潟/デンカビッグスワンスタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs パナマ代表
2018年10月16日(火) 19:35キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ウルグアイ代表
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