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SAMURAI BLUE、合宿スタート ~ワールドカップアジア2次予選残り2戦へ~
2016年03月22日
SAMURAI BLUE(日本代表)は3月21日、FIFAワールドカップアジア2次予選の残りの2試合、アフガニスタン戦(24日)とシリア戦(29日)へ向けて埼玉県内で合宿を開始しました。
アジア2次予選では各グループ1位と全8グループ2位終了の中から上位4チームが最終予選へ進出できます。日本はここまで5勝1分け無敗の勝ち点16でグループEの首位に立ち、シリアが5勝1敗の勝ち点1差で2位につけています。一方、アフガニスタンは2勝4敗の勝ち点6(4位)で、最終予選進出の可能性はすでにありません。このほか、7戦を終了したシンガポールとカンボジアは、それぞれ勝ち点10と勝ち点0です。
この日は、所属クラブの試合日程の都合で合流が遅れているFW本田圭佑選手(ACミラン)、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)、GK川島永嗣選手(ダンディー・ユナイテッド)、そしてヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では初招集となったFWハーフナー・マイク選手(ADOデン・ハーグ)の4人を除いた20人が集合しました。
SAMURAI BLUEの活動は昨年11月以来です。最初に監督からチームに話をして、思いを一つにして練習をスタートすると、選手たちはランニングや体操で体をほぐした後、二手に分かれてそれぞれの練習に取り組みました。
日曜日に試合をしたDF槙野智章選手(浦和レッズ)や試合後移動してきたFW岡崎慎司選手(レスター・シティ)らはストレッチや体幹トレーニングを行ない、もう一方のグループでは、狭いエリアで小さいゴールを4つ置いた6対6のミニゲームを実施。ハリルホジッチ監督が、ボールを受けた後の動き方を演じて見せる場面もありました。
また、指揮官は全体練習の後にFW金崎夢生選手(鹿島アントラーズ)にドリブルの仕方をアドバイス。DF吉田麻也選手(サウサンプトン)とは、自ら球出しをしてパスやヘディングに取り組んでいました。
MF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)は、「2次予選最後の2試合でホームなので、結果はもちろん、どういうサッカーをしているか、見ている人に感じてもらえるプレーをしたい」と、気持ちを引き締めている様子でした。
また、所属チームがイングランドプレミアリーグの首位を走り、自身も14日の試合で決勝点を決めた岡崎選手は、「チャンスを多く作って何回チャレンジできるか。そういう場面を多く作って、自分が求められているゴールを獲りたい」と意気込んでいました。
日本は3月24日にアフガニスタン、29日にシリアと対戦。いずれも埼玉スタジアム2OO2にて行われます。
選手コメント
FW 小林悠 選手(川崎フロンターレ)
練習はリラックスして楽しくやれました。ボールを落としたらすぐに動き出すように指示されましたが、それは得意なプレーです。すんなり入って行けました。フロンターレで求められているのと同じようなことが求められていると思います。ハリルホジッチ監督からは90分間でのスプリントの数を増やすように言われました。それは出し続けて行かなければいけないと感じています。FWで出るからにはゴールに貪欲にいきたいですし、パスの出し手にもどんどん要求していきたいです。
FW 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
代表でも所属チームでも試合ごとに結果を出さなくてはなりません。今回の代表戦は大事な2試合になるので、勝たなくてはいけません。レスターでは全員が持っている力を出して、それが噛みあっていると感じています。共鳴しているというか、全力で全員がプレーしてそれが噛みあうことで日本は強くなれると思います。代表も本能でサッカーができる、思い切ってチャレンジできる場にしたいです。自分に求められているのはゴールなので、ゴールを獲りたいです。
MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
監督は、1年目には満足しているがこのチームはもっともっと向上できると言っていました。それには応えたいと思います。チーム内に競争は必要で、長年試合に出ている選手を下の選手が追い上げるようなことを求めていかないとなりません。僕自身は代表で10年目です。初招集は2006年のFIFAワールドカップの前でしたが、「ここでアピールしたらチャンスがあるのでは」とやる気と希望でギラギラしていました。そういう感覚はこの歳になっても感じたいと思います。他の選手もみんな持っていても内に秘めています。監督はそれを表に出すことを求めているので、そこは、みんなでやっていければと思っています。
DF 酒井高徳 選手(ハンブルガーSV)
所属チームで試合に出れば代表に戻れるという確信がありましたし、チームでしっかりプレーしたことで、今回の招集という結果になったと思います。DFとしては波のある不安定な試合は良くないので、パフォーマンスの波を少なくするように常に心がけています。右サイドバックをやることが多いですが、左右どちらでもプレーする準備はできています。ボールの獲りどころも個人というより、チームで連係してプレーしたいと考えています。
JFA-TV
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小林悠 選手(川崎フロンターレ)インタビュー
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岡崎慎司 選手(レスター・シティ)インタビュー
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長谷部誠 選手 (アイントラハト・フランクフルト)インタビュー
スケジュール
3月21日(月) | PM | トレーニング |
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3月22日(火) | PM | トレーニング |
3月23日(水) | tbc | 公式記者会見 公式練習 |
3月24日(木) | 19:30 | 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選 兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選 VS アフガニスタン代表(埼玉スタジアム2002) 大会情報はこちら |
3月25日(金) | AM | トレーニング |
3月26日(土) | PM | トレーニング |
3月27日(日) | PM | トレーニング |
3月28日(月) | tbc | 公式記者会見 公式練習 |
3月29日(火) | 19:30 | 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選 兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選 VS シリア代表(埼玉スタジアム2002) 大会情報はこちら |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 アフガニスタン代表
2016年3月24日(木) 19:30 キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
大会情報はこちら
サッカー日本代表戦パブリックビューイング in シンガポール
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 シリア代表
2016年3月29日(火) 19:30 キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
大会情報はこちら