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第39回全日本少年サッカー大会 でリスペクトワークショップを実施
2016年01月15日
第39回全日本少年サッカー大会が、2015年12月25日から29日、鹿児島で開催されました。初の冬開催となりましたが、晴天にも恵まれ、子どもたちの熱戦が繰り広げられました。
日本サッカー協会では、全日本少年サッカー大会をU-12年代のための研修大会と位置づけ、さまざまな取り組みを行っています。その中でもリスペクトを重視した取り組みをご紹介します。
①選手宣誓
FC今治U-12(愛媛県代表)の増原航選手がリスペクトの心あふれる選手宣誓を行いました。
②リスペクトワークショップ
開会式後、リスペクトワークショップを開催しました。ワークショップではリスペクトの映像を見た後、ゲストである三浦淳寛さんのリスペクトに関するスピーチがありました。その後、子どもたち自身がリスペクトについて具体的に考えるために、他のチームの選手と一緒にグループワークを行いました。サッカーが好きなのはなぜだろう?大好きなサッカーを楽しむために大切なものにはどのようなものがあるか?どのように大切か?などといった問いに対するメッセージを考えました。サッカーを楽しむために大切な人へのハガキを書いて大会中に投函すること、また自分のリスペクト宣言をミニペナントに書いて大会初戦で対戦相手と交換することを課題とし、準備をすすめました。
今大会はリスペクトワークショップを初日に行い、以降の大会期間中、リスペクトのこころを持って臨んでもらうこと、他のチームの選手たちとのその後の交流を豊かにすることを目的としました。アシスタントとしてユース審判員も参加し、この大会を一緒にすばらしいものとしていく仲間として活動をしました。
③リスペクトペナントの交換
リスペクトワークショップで考えて書いた自分のリスペクト宣言のミニペナントを全チームが第一試合での対戦相手と交換しました。
また、両チームとユース審判が一緒になって記念撮影を行いました。
④ユース審判
本大会は、全試合においてU-18世代のユース審判員が審判を務めています。また1次ラウンドでは1人制審判を導入しています。
全国から集まったユース審判員は、この大会を通して、研修をしながら子ども達のサッカーを支え続けました。リスペクトワークショップにも参加し、子ども達のグループワークをアシスト。また、ユース審判員自身もリスペクト宣言を行いました。
⑤フェアプレーコンテスト、グリーンカード
全日本少年サッカー大会では従来より、イエローカード、レッドカードのネガティブな要素の数の少なさだけではなく、サッカーのゲームを形成するポジティブな要素を積極的に評価して行くフェアプレーコンテストを採用しています。技術と審判の協調で、審判インストラクターとテクニカルスタディグループ(TSG)が一緒に試合を観戦し、フェアプレーの評価も行っています。
この大会ではグリーンカードを採用しており、今大会でもユース審判員たちが積極的にグリーンカードを出す場面が見られました。
⑥リスペクトフラッグの入場
スタジアムで行われた準決勝、決勝では、リスペクトフラッグが入場し、両キャプテンによるリスペクトペナントの交換が行われました。
全日本少年サッカー大会はリスペクトを大切にしている大会です。参加した全チームの選手、スタッフが、リスペクトFCに賛同し、メンバーとなりました。
日本サッカー協会では、今後もさまざまな大会でリスペクトの取り組みを積極的に行っていきます。
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