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JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会の審判TEAMも全国から集まる
2023年01月06日
12月26日(月)から29日(木)までの4日間、鹿児島県鹿児島市で開催されたJFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会に、全国9地域から32名のU-18審判員と16名の地域指導者が集まりました。
全147試合(本大会87試合、フレンドリーマッチ16試合、マクドナルドフレンドリーカップ44試合)の審判を担当し、審判指導者とともにチーム・競技者がそれぞれの試合で全力を出し合って競えるよう審判TEAMとして努力しました。
インストラクターからのコメント
高橋武良 JFA審判マネジャー(日本サッカー協会)
3年ぶりに審判員・地域指導者が全国から集まったメンバーで審判TEAMを構成して大会に臨みました。昨年、一昨年とU-18審判員を大会に呼ぶことができなかったので、今年集まったメンバーは3年生が多く、宿舎では参考書などを開いて大学入学共通テストの準備をしている者もいましたが、宿舎での生活とピッチ上ではメリハリをつけて、担当する試合だけでなく仲間が担当している試合においても審判TEAMとして大会のために努力してくれていました。
3日間で147試合が行われましたが、審判員がそれぞれの試合で、試合内容を理解したレフェリングができるように地域から参加いただいた16名の指導者が審判員のサポートをしました。1試合の平均シュート数が20本以上の試合において、どのようなことに気を付ける必要があるのかなど、チームや試合の特徴を審判員と共有して、審判員が試合にあったパフォーマンスになるようサポートをしました。
3年ぶりに全国から集まっていただくことに色々な不安もありましたが、この3年間、地域・都道府県での若い審判員の発掘・育成が進んでいることを確認することができた大会であったと感じています。これからも地域・都道府県で活動している若い審判員が大会のために働ける機会を作っていかなければと感じた大会でした。
最後に、審判員・審判指導者の派遣に協力いただいた地域・都道府県FA審判委員会および保護者の皆さん、審判TEAMの受け入れをしていただいた主催者・地元FAの皆さんに感謝申し上げます。
審判員からのコメント
兼俵大海 3級審判員(長崎FA)
この度は、全日本U-12サッカー選手権大会に参加させていただきありがとうございました。各県の審判員や、さまざまな立場の方々とたくさん話をして大会に携わらせていただくことで、たくさんの良い経験をさせていただきました。
この大会で一番印象に残っているワードは、「プレーヤーズファースト」です。どのケースでも選手の気持ちなどを一番に考えることが必要だと思いました。そのためにも選手ができるこの時期に一生懸命選手としても頑張ろうと思いました。
また、私は自分の意見や意思を相手に上手く伝えることや、初めて会う人とのコミュニケーションが苦手です。しかし今回の研修のディスカッションで、自分の意見を発言することが少しできるようになりました。これからは高校生活でも積極的に自分の意見を発言できるようにします。また、その発言には責任もついてくることを学びました。
今回参加して学んだことを、これからの審判員である自分、プレーヤーである自分、高校生である自分に生かしていきたいと思います。
最後に大会、研修会の関係者の皆様ありがとうございました。
濱田快吏 2級審判員(鳥取FA)
今回の大会を通して計画性をもって準備することを学びました。夜の研修会場はいつも移動するので、遅れないようにするためには何分までに夕食を済ませれば良いかなどを考えて行動する必要がありました。また、審判をするときも試合の時間から逆算をして何分前からアップをすれば良いかなどを考えるようになりました。この学びを日常生活で生かし、常に逆算して行動できるようになりたいです。また、審判活動でも生かして、常に最高のコンディションでレフェリングできるようになりたいです。
地域育成担当者からのコメント
平島一起 3級審判インストラクター(徳島FA)
今回、全国から32名のユース審判員、16名の地域インストラクター、そしてJFAのインストラクター10名の合計58名が集まりました。目的は、「今大会を無事に終えること」です。言葉にすると非常にシンプルですが、簡単にはクリアできない課題であると感じました。この課題を達成するために、審判員とインストラクターが1つのチームとなり、大会に臨みました。審判員たちが、必死に大会を成功させようと取り組んでいる中で、課題にぶつかる場面や、悩んでいる姿も見られました。その時に、「どのように声かけをすれば良いのか。」「彼らの悩みを解決するためにはどのような指導をすれば良いのか。」と、はじめは悩むことが多かったですが、他の地域のインストラクターやJFAのインストラクターの方からたくさんの意見をいただき、審判員たちに声かけをするポイントが徐々に理解できたと思います。今回の研修で学んだことを地域に持ち帰り、「もっと審判活動に取り組みたい」「上のカテゴリーに上がって活躍したい」と思ってくれるような審判員を育成していきたいと思います。
開催期間:2022/12/26(月)~2022/12/29(木)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)
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